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株式会社チュチュアンナ

「360度評価」運用の悩みは「業務負荷」。人事の負担を8分の1に削減した「カオナビ」の効果とは?

2020.08.12
人事評価の効率化
  1. チュチュアンナの「靴下・インナーウェア」事業とは?
  2. 「360度評価」の目的と運用上の課題
  3. 「カオナビ」導入の決め手
  4. 「カオナビ」を使った360度評価の効果
  5. 「カオナビ」によるフィードバックの徹底と強化
  6. 今後の活用について

靴下・インナーウェアのSPA(製造小売)を手掛ける株式会社チュチュアンナ(以下、チュチュアンナ)は、創業社長の経営手法によっておよそ40年にわたって継続的な事業成長を実現してきました。しかし、次の40年を見据えると、将来的に成長し続けられる自律性の高い本部組織の構築が急務に。その改革のひとつが「360度評価」の導入でした。360度評価の運用を効率化し、マネジメント強化を目指す同社の「カオナビ」活用法をご紹介します。

チュチュアンナの「靴下・インナーウェア」事業とは?

創業から40年を超え、成長をつづける

北裏 泰士様(以下、北裏様):当社は靴下・インナーウェアのSPA(製造小売)として、自社ブランドショップ「チュチュアンナ」を全国に展開しています。幅広い世代の女性にご愛顧いただいていますが、一部、男性用の靴下も取り扱うほか、近年ではルームウェアやスポーツウェアにも領域を広げています。

もともと1970年代に靴下の製造販売からスタートした当社ですが、靴下は季節的な需要の変動が激しいことから、年間を通じてニーズの安定したインナーウェアを展開し、現在まで順調に店舗数を拡大しています。2018年の段階で国内260店舗、海外296店舗を展開し、海外進出に力を入れています。

▲経営戦略室 兼 人事企画グループ 北裏 泰士様
▲経営戦略室 兼 人事企画グループ 北裏 泰士様

「360度評価」の目的と運用上の課題

次の40年を見据え、自律的な組織体制の強化を目指す

北裏様:当社の成長は、創業者である現代表の経営手腕とマーケティング感覚によって成功を収めている面が大きいと考えています。しかし、将来も競争力を持ち続けるためには、マネジメント力を強化する必要があります。上意下達ではなく、自律的に考えて動けるマインドをマネジメント職において育成し、優れたマネジメントによって部下の成長を促し、組織を強化する体制構築が課題でした。

そこで改革の目玉のひとつとして「360度評価」を導入しました。当社では、マネジメント職候補として一般社員の中に「リーダー」という役割を設けています。360度評価導入の狙いは、「リーダー」以上のすべてのマネジメント職が、自分の部下から評価を受けてマネジメント職として大きく成長してもらうことでした。

360度評価の運用上の問題点、それは「手間の多さ」

北裏様:360度評価では、評価の公平性を担保するために絶対に「誰が評価したか」がわからないよう匿名性を保つ必要があります。ところが、70名の被評価者を280名の社員がひとり5〜7名ずつ評価を行う当社の360度評価は、管理の手間があまりに煩雑でした。そもそもエクセルでは、匿名性を保つために280名の社員分のファイルを慎重に仕分け、セットにして個別に送信する必要がありました。集めた評価シートの管理や集計も複雑。その結果、360度評価だけで半期に120時間、通期で240時間を費やす事態となっており、ヒューマンエラーも起こりやすい状況でした。

「カオナビ」導入の決め手

自社を理解し、寄り添ったサポートが決め手になった

北裏様:「カオナビ」の第一印象は「使いやすそう」というものです。私も管理部門のスタッフも、けっしてITに強いとは言えません。新しいシステムの導入に当たっては、なにより「使いやすさ」を重視しました。

さらに、困ったときにシステムの担当者がどれだけ当社を理解し、寄り添ってくれるかということも導入のポイントでしたね。比較検討した他のサービスに比べて、「カオナビ」のご担当者は、私たちの状況や悩みを親身になって聞いて、その解決につながる提案をしてくれた印象が強くありました。使い方のサポートも丁寧に行ってくださり、問題なく運用ができたので導入して正解でした。

「カオナビ」を使った360度評価の効果

5カテゴリ20項目からなるチュチュアンナの360度評価

北裏様:当社の360度評価では、経営方針を現場レベルに落とし込んで伝える「方針」、部下や同僚の手本となれる「模範性」、頑張る部下を支える「支援力」、部下の「育成力」、部下に対する平等で的確な「評価」の大きく5つの項目軸で評価を行っています。実際の評価では、これらをさらに細分化し、たとえば「支援力」では「部下が会社に貢献していることを感じさせることができているか」という項目を設け、マネジメント力を強化できる仕組みにしています。

「カオナビ」で360度評価の管理コストが8分の1に削減!

北裏様:SMART REVIEWを使った評価運用によって年間240時間かかっていた作業は、1/8の30時間程度にまで軽減しました。「カオナビ」上で被評価者と評価者の紐づけを設定すれば、あとはボタンひとつで全対象者に一斉配信でき、評価者には自分が評価すべき5~7名の対象者だけをまとめた評価フォームが展開されるのみ。閲覧権限も厳しく設定し、「誰が誰を評価しているか」は管理部門にしか見られないよう設定しています。そのため、匿名性の確保の面ではまったく問題がありませんでした。むしろ、エクセルで運用していたときよりもヒューマンエラーのリスクは減っています。

用意されたフォームに点数をつけていくだけなので、わかりやすく操作性も良いと評価者には好評です。エクセルのときは保存ができないエラーも起こっていたので、使いやすさは雲泥の差だと思います。評価の進捗状況も「カオナビ」の画面を見れば一目瞭然です。評価の回収後の点数計算も自動で行ってくれるので、手間も省けて効率化できました。評価結果を出したあとに上長からのフィードバックに時間を割けるのもいいですね。

▲チュチュアンナのカオナビ使用画面【SMART REVIEW】 (※データは全て一例です。実際の社員情報や使用データとは関係がありません)
▲チュチュアンナのカオナビ使用画面【SMART REVIEW】 (※データは全て一例です。実際の社員情報や使用データとは関係がありません)

「カオナビ」によるフィードバックの徹底と強化

360度評価のフィードバックにも「カオナビ」が効果を発揮

北裏様:当社が360度評価においてもっとも重視しているのは、評価を受けたマネジメント層が「評価を受け入れる」ことです。部下からの評価結果を受け入れて改善に向け真摯に取り組む人は、マネジメント職としてどんどん成長していますね。成長を促すためにも上長からのフィードバックの機会を大切にしています。マネジメントの悩みを上司にできる機会は意外と少ないため、経験やノウハウを聞くよい機会となっているようです。

「カオナビ」による分析で、フィードバックの質を高める

北裏様:一方で、上司からは「フィードバックで何を話すべきかわからない」という悩みも多く聞かれました。360度評価の結果を納得させることはできても、次に目指すステップを設定することが難しいのです。そこで、評価結果を分析して、達成しやすい目標の傾向を洗い出しています。

「カオナビ」の人材マトリクス機能であるSHUFFLE FACEは、その分析作業も容易にしてくれました。例えば縦軸に「評価項目」、横軸に「評価の点数」を設定すれば、評価項目ごとの点数の分布がひと目でわかります。「支援力が高い人は育成力の評価も高い」といった傾向もわかるため、フィードバックでは「支援力が高いから、次は育成力に力を入れてみよう」といった、達成しやすい目標設定のアドバイスをすることができます。

▲SHUFFLE FACEの画面イメージ。縦軸・横軸を自分の知りたい切り口で自由に設定でき、必要な時に必要な視点で組織をマトリクス分析できます(※画像はサンプルです)
▲SHUFFLE FACEの画面イメージ。縦軸・横軸を自分の知りたい切り口で自由に設定でき、必要な時に必要な視点で組織をマトリクス分析できます(※画像はサンプルです)

今後の活用について

社員データベースの充実によって、タレントマネジメントの実現へ

北裏様:今後は「カオナビ」でタレントマネジメントも始めたいと考えています。「カオナビ」を社員情報のデータベースとして活用し、さまざまなアプローチで社員を分析することが、マネジメント層の育成にも役立ちますから。

まずはPROFILE BOOKの記載情報を充実させたいですね。今後はさらに、評価履歴だけでなく研修履歴や異動履歴、入社以前の学歴やパーソナリティ、ストレングスファインダーの結果なども登録し、多角的な分析をしたいと考えています。

収集した情報の分析をもとに、社員の適性にもとづいた適材適所のジョブローテーションを実施するつもりです。さらに当社で活躍できる人材の資質を見極め、採用の精度向上にも役立てていきたいと考えています。マネジメント能力の向上も含め、「カオナビ」を活用することで、強い組織づくりを進めていくつもりです。

▲「カオナビ」の人事データベース機能「PROFILE BOOK」の画面イメージ。パソコン画面に並んだ顔写真をクリックするだけでキャリアや実績、特技、スキルなど「知りたい社員」の詳細情報がその場ですぐに確認できます(※画像はサンプルです)
▲「カオナビ」の人事データベース機能「PROFILE BOOK」の画面イメージ。パソコン画面に並んだ顔写真をクリックするだけでキャリアや実績、特技、スキルなど「知りたい社員」の詳細情報がその場ですぐに確認できます(※画像はサンプルです)
設立
1979年1月
資本金
8500万円
社員数
1977名(2019年7月時点)
事業内容
レッグウェア、インナー、ウェア、服飾雑貨等の商品企画、小売、卸売
  • ※インタビューの内容は取材時のものになります。

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