導入事例 SHOWCASE

人材マネジメントのノウハウを
豊富な他社事例から学べる。

三井物産マシンテック株式会社

カオナビで人事評価とスキル管理を連携し、長期的な営業力強化を目指す

2021.08.13
人事評価の効率化
  1. 組織の成長に不可欠な営業スキルの向上を目指して
  2. 要件の変化に柔軟に対応できる人事プラットフォーム
  3. スキルマップを共通言語に評価の公平性・納得感が向上
  4. 営業担当者が自ら評価し、自立的に成長できる環境へ
  5. 長期的な成果を目指し、持続的な改定や機能活用を実施

執行役員
管理本部長兼業務本部長/檀原 存様

組織の成長に不可欠な営業スキルの向上を目指して

当社は、社員数約140名中の100人が営業に携わる会社です。近年、時代が変化していく中で、継続的に組織が成長していくためには、普遍的な営業のスキルを捉え直す必要性を強く感じており、社員のレベルアップを促すような「スキル管理」のしくみを作りたいと考えていました。

そのためには、管理職を除いた何十人もの営業担当者にヒアリングやアンケートを行い、漠然としたスキルを可視化して整理する必要がありましたが、社内では作業負担が大きく、バイアスがかかることも予想されました。

そこで外部のコンサルタントに依頼し、客観性と専門的な知見を取り入れた上で、まずはスキルマップを作成できればと考えました。

檀原様
檀原様

要件の変化に柔軟に対応できる人事プラットフォーム

2017年8月から評価の効率化を目的としてカオナビを導入し、大変快適に運用していました。その後、2020年の夏に、評価に紐づくスキル定義を明確化したいと考え、コンサルタントと共にスキルマップの作成を行いました。

その内容をカオナビに反映して評価と連携させるのは、それなりに大変だったのですが、結果としてカオナビを選定しておいてよかったと思っています。

実は以前、評価システムをエクセル、その後ロータスで管理していたのですが、汎用性の高いクラウドのシステムに移行することになり、将来において評価項目などが変わることを予想して、導入時の手厚いサポートと柔軟性を重視してカオナビを選んだという経緯がありました。

実際にスキルマップ反映の際にもしっかりサポートいただけましたし、その後の調整も情報システム部門に依頼することなく、すべて人事側で対応することができました。

コンサルタントと作成したスキルマップ(イメージ図)
コンサルタントと作成したスキルマップ(イメージ図)

スキルマップを共通言語に評価の公平性・納得感が向上

スキルマップの策定によって、以前から使われてきた「愛嬌」や「詰めが甘い」といった曖昧で抽象的な概念をスキルに紐づく言葉で言語化したことで、1on1やフィードバック面談などでも共通言語として使えるようになりました。
それをカオナビの評価と紐付けたことで、上長や人事などの評価のすり合わせも容易になり、個人の評価の納得感の向上や、組織としての評価の公平性も高まりました。

加えて、人事評価の精度の向上および効率化、それにまつわる作業負担も軽減されました。
例えば、人事評価後の調整会議に丸一日かかっていたのが半日になり、エクセル、ロータス時代に比べ、カオナビ上で変更したい部分をその場でどんどん変更できたことで、作業の拘束時間はかなり縮小されました。
縮小された時間で、営業スキルの見直しなど、より的確な人事戦略実現に向けた施策へとリソースを振り分けられるようになりました。

カオナビの評価機能に反映されたスキルマップ(イメージ図)
カオナビの評価機能に反映されたスキルマップ(イメージ図)

営業担当者が自ら評価し、自立的に成長できる環境へ

スキルマップをカオナビに反映したことで、営業担当者がシステム上で自らの状況と照らし合わせて客観的な評価ができるようになりました。

本人の評価に加えて上長の評価も併せて記録するということを、2021年度から開始しています。
まだ1年目ですが、データが蓄積されるにつれ、自身に必要なスキルや目指す姿との差分などが可視化され、それによって自立的な成長を促すことになると期待しています。

さらに、そうした成長の経緯や職歴などを含めた人事データをカオナビの「プロファイルブック」に反映させ、「人材カルテ」として社内で共有し、配置や抜擢に活用することも考えています。

「人材カルテ」が反映されたカオナビの「プロファイルブック」(イメージ図)
「人材カルテ」が反映されたカオナビの「プロファイルブック」(イメージ図)

長期的な成果を目指し、持続的な改定や機能活用を実施

最終的な目標は、営業担当者の自立的な成長によって、売上などの成果につなげることです。

そのためには5年10年先まで見据えながら、評価もスキルマップも継続的に見直しを図っていく必要があるでしょう。それらの調整や改善に加えて、エニアグラムやSPI適正検査など、カオナビに搭載されている機能も積極的に活用し、人材の配置や育成に役立てていきたいと考えています。

※この記事は、2021年7月13日開催のカオナビWEBセミナーの内容を編集し、制作しています。内容はセミナー開催当時のものになります。

設立
2003年10月3日
資本金
3億円
社員数
140名(2021年7月現在)
事業内容 
工作機械、射出成形機、鍛圧機械、自動化システム、産業機械設備、専用機等の販売等
  • ※インタビューの内容は取材時のものになります。

関連記事一覧 RECOMMENDED

資料も無料体験も、
ぜひお試しください

お電話でも、お問い合わせいただけます

その他のお問い合わせ