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ユナイテッド株式会社

合併後の人事・評価制度の可視化と効率化を実現!
新たな企業文化を創造・共有するためのコミュニケーションツールとしても活用

2015.10.28
人事評価の効率化
人材情報の共有
  1. カオナビの導入背景について
  2. 合併後の人事戦略について
  3. カオナビの活用と今後について

ユナイテッド株式会社は「日本を代表するインターネット企業になる」というビジョンを掲げ、iOS及びAndroid向けスマートフォンアプリの企画・開発・運営などのスマートフォンメディア事業と、DSP「Bypass」とSSP「AdStir」を中心としたアドテク事業を展開している。今回はコーポレートカルチャー本部 人事ご担当者様に、カオナビ導入の背景と合併後の人事戦略について話を伺った。

カオナビの導入背景について

2社の合併により社員数は連結で180名超に。カオナビの導入は、人事・評価制度の可視化と効率化を図る絶好のタイミングだった

同社は2012年12月にモーションビート株式会社と株式会社スパイアが合併し、誕生した。モーションビートとスパイアはいずれもモバイル広告を手掛ける企業であり、共にフィーチャーフォンからスマートフォン事業にシフトしていた中での合併であり、社内での大きな混乱はなかったという。その一方で、人事システム導入の必要性は高まっていた。
「両社ともモバイル広告をやっている会社だったので、大きな問題もなくスムーズに融合できたという印象です。元々カルチャーも近いものがありましたし、社員へのストレスはほとんどなかったと思います。しかし、社員の経歴やスキルなどのデータはすべてファイルで保管されていたり、両社統一されていない項目があったりと必要なときに欲しいデータだけをスピーディーに検索・抽出することが難しい状態でした。人事異動を決める会議で社員のスキルや経歴を聞かれても人事部がすぐに回答できず、会議そのものがムダになってしまうこともありました。そういったロスをなくすために、カオナビを導入しました。現在の社員数は約180名ですが、合併して社員が増えたことで全体が見えづらくなってきたなと感じていましたし、データ化するタイミングとしてベストなタイミングと思っていました。」

ユナイテッド株式会社

合併後の人事戦略について

「日本を代表するインターネット企業になる」ため、事業部兼任の社内有志を集め、ユナイテッド独自の企業文化創造を目指す部署を立ち上げ。

2015年9月に人事関連部門の改変をし、事業のさらなる安定と発展を視野に入れ、採用と育成、企業文化の創造に、より力を注ぐ方針だ。

「合併から3年、ユナイテッドとして安定してきて業績も伸びています。そんな中、次なる目標は、独自の企業文化を創造していくことです。他社がやっていないユナイテッドだからこそできる施策を実施して、業績アップおよび個人の能力アップにつなげたいと考えています。またユナイテッドには “日本を代表するインターネット企業になる”というビジョンがあります。その高い目標を実現するには、今までの延長線を超える成長が必要となります。楽しみながら高い目標をクリアするため、事業部兼務の社内有志メンバーが中心となり、新たな施策を打ち出しています。これまでに実現した例としては、新規事業案の募集をし、そのエントリーの中から選ばれた人たちみんなでアイディアを語り合うキャンプを実施したり、ブックコーディネーターがおすすめする本を社内に置いて、月に1回ブックコーディネーターと著者との対談を行うなどです。これらの施策を通し、現場とコーポレート部門が一緒になって企業文化を創っていきたいと考えています。まずは具体化できることから始めていますが、今後も新たな施策を実施していく予定です。」

カオナビの活用と今後について

人事評価ツールにとどまらず、企業文化を創造・共有するコミュニケーションツールとしてもカオナビを活用していく

現在、ユナイテッドではさまざまな場面でカオナビを活用中。中でも人事評価機能のSmart Reviewの使用頻度は高く、大幅な業務効率アップにつながっている。
「元々、役員や人事が必要なデータをいつでも閲覧できる環境を求めていたので、Profile Bookには頻繁にアクセスしています。Smart Reviewもとても役立っています。カオナビ導入前はエクセルを使っていて、機能だけを見ればエクセルでも十分評価を運用できますが、社員それぞれの評価シートをメールでやりとりして集約するという作業が非常に大変でした。それがクラウド管理できるようになり、いちいちエクセルのファイルを開かなくても済むので、業務効率は大幅にアップしましたね。各部署の上長からの評判も上々です」
さらに今後は人事評価ツールにとどまらず、企業文化を創造・共有できるコミュニケーションツールとしてカオナビを活用していきたいと語る。
「元々社員の声を反映できるツールとして導入したいという思いがあったので、今後はそういった活用にも力を入れていきたいです。具体的には、社員からの異動希望をヒアリングしたり、上司の目から見て部署異動やフォローを検討したほうがいい社員がいる場合の情報交換を行うなど、現場とコーポレート部門が一体となってユナイテッドの文化を創っていくためのツールですね。また、評価制度についても上長によって目標レベルや評価に差が出ることがあるので、できるだけ平等に統一できるよう改善していきたいです。これからも組織活性化のため色々な事が変化していくと思いますので、そういった状況に臨機応変に対応できるのもカオナビの強みだし、導入してよかったと感じています」

ユナイテッド株式会社
設立
1998年2月
資本金
2,907百万円 
※2015年3月末現在
従業員数
単体142名、連結182名
(2015年3月末現在)
  • ※インタビューの内容は取材時のものになります。

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