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株式会社アイモバイル

適切なサポートで評価運用が効率化。社員のやる気UPと人材活用にも未来が見えた!

2018.04.05
人事評価の効率化
  1. 株式会社アイモバイルについて
  2. アイモバイルの評価制度とは
  3. 「カオナビ」導入の背景
  4. 「カオナビ」導入の効果
  5. 今後の「カオナビ」の使い方

株式会社アイモバイルでは、創業以来、社員間のコミュニケーションを重視し、社員が自主性を発揮して活躍できる環境づくりに力を入れてきました。東証マザーズへの上場を果たし、社員数が拡大しても、この企業風土を維持・発展していくために同社が導入した人材管理システムが「カオナビ」です。「その使いやすさとサポート体制に安心し、何より未来を感じられました」と語るのは、同社コーポレートコミュニケーション本部 人事・広報部本部長の須藤 麻里様。「カオナビ」によって描くことができた人材管理の「未来」とは、どんなものなのでしょうか?

株式会社アイモバイルについて

アドネットワーク事業を主軸に、新しい市場の創造に挑む

PC・スマートフォンなどのWEBやアプリメディアに広告を配信する、アドネットワーク事業を手がける株式会社アイモバイル(以下、アイモバイル)は、その黎明期である2007年に現会長・社長を含む4名で創業しました。モバイル広告の可能性を見据え、先行企業として事業拡大に成功。そのスピリッツのもと、近年ではスマートフォンアプリへの動画広告配信を行うプラットフォーム「maio」や、ふるさと納税の支援サイト「ふるなび」など、次々に新規事業を展開しています。

須藤麻里様(以下、須藤様):「主力事業であるアドネットワーク事業で培ってきた顧客基盤と開発力を活かして、『今、世の中が求めている』を事業としてどう実現していくかを常に模索しています。例えば、ふるさと納税の支援サイト『ふるなび』では早期に事業を起こしたことで、『ふるさとチョイス』をはじめとする先行サイトの一角に入り、ニーズの拡大に伴って大きく成長しています。営業が全国の自治体へと足しげく通い、開拓していった苦労が実を結んでいますね。だから私たち人事が考えるべきなのは、新しいコンテンツに関わりたいという熱意にあふれた方を採用し、入社した方々が自身の力を伸び伸びと存分に発揮できる仕組みをつくるということ。それが人事の仕事であり課題だと思っています」

▲コーポレートコミュニケーション本部 人事・広報部本部長 須藤 麻里様
▲コーポレートコミュニケーション本部 人事・広報部本部長 須藤 麻里様

社員の自主性を通じ、世の中に「より良いサービス」を提供する

アイモバイルの人員構成は、約8割が30歳以下。みな成長意欲にあふれる社員ばかりです。東京本社のエントランスや会議室の装飾は、さながらアットホームなカフェを彷彿とさせるデザインになっていますが、この内装デザインも社員が自主的に手がけたそう。

須藤様:「内装に関心の高い管理部の女性社員が、一人でデザイン会社と折衝して担当してくれました。採用面接にいらした新卒の方や、お取引先様にも評判がいいですね。アイモバイルは、社員の成長や新しい技術を通じて世の中に『より良いサービス』を提供する会社。だからこそ、どんなことでも、得意な人、やってみたい人がいたら任せて、新しい発見や成長を促す環境があるんです

アイモバイルの評価制度とは

「チーム・成長・笑顔」を評価し、成長力のある職場環境を実現

社員が自主性を発揮するためには、「誰が何を得意とするか」が周知され、自分の意思を表明しやすいコミュニケーション環境が必要です。アイモバイルの半期に一度の人事評価では、各社員が設定した目標への達成度を測るMBOに加え、「チーム・成長・笑顔」という行動指針を基盤とした定性評価を実施。コミュニケーション力が高く、周囲に配慮し、チームで最大の力を発揮するように動ける方を評価しています。

須藤様:「社員にとって会社で働く価値とは、収入や業務内容だけではありません。『どんな人と一緒に働けるか』も大切なこと。同僚や上司への相談がしやすく、気づきや成長を与えてもらえて、自分が挑戦すべきチャンスをつかめる。そんな職場環境の実現には、コミュニケーションと人の雰囲気が大切だと考えています」

「カオナビ」導入の背景

「カオナビ」で「社員の活躍」を確実に評価したい

豊かなコミュニケーション環境を土壌に、社員がモチベーション高くアイデアと行動力を発揮して成長を遂げてきたアイモバイル。同社にとって、社員の活躍を正確に人事評価で反映していくことが成長力の維持・発展のために欠かせません。しかし、社員数の拡大に伴い、従来のエクセルを使った人材管理では効率や精度、安全性に不安を感じ、「カオナビ」とは別の人材マネジメントサービスを導入したものの…。

須藤様:「実は『カオナビ』導入前にも評価制度のスムーズな運用を目指して人材マネジメントサービスを導入していましたが、実際に使ってみると機能や使用感の部分で少しトゥーマッチな気がしました。まだまだ組織変更も多い成長段階の弊社において、私たちがきちんと『社員の活躍』を把握し、評価していくために必要なツールは、もっとシンプルで、自分たちの手でカスタマイズしやすいものではないか。そこで、もともと検討候補に挙がっていた『カオナビ』のお話を改めて伺い、切り替えを決めました。実際に使ってみたところ感覚的に操作が理解でき、『これなら大丈夫!』と今後活用していける確信を得ることができました」

株式会社アイモバイル

丁寧な導入サポートで「安心して活用できた」

以前使っていた人材マネジメントサービスで思うように活用が進まなかった経験から、「カオナビ」導入時に専任のディレクターが初期設定や使用方法などを1年間サポートする「導入ディレクション」にも契約。導入ディレクションによって活用を着実に進められたそう。

須藤様:「『カオナビ』のサポート担当者の方に相談しながら弊社の評価制度と仕組みを『カオナビ』上に再現しました。そのおかげで活用を着実に進めることができました。特に評価業務は社員の給与にも関わるため、使い方がわからなかったからといってミスは許されません。だから評価項目をカスタマイズする際に、気軽に相談に乗っていただけたことはとても助かりましたね」

〇アイモバイルのカオナビ使用画面【SMART REVIEW】
(※データは全て一例です。実際の社員情報や使用データとは関係がありません。)
〇アイモバイルのカオナビ使用画面【SMART REVIEW】 (※データは全て一例です。実際の社員情報や使用データとは関係がありません。)

「カオナビ」導入の効果

「カオナビ」を「開いて、入力して、保存して終わり」。現場の評価者からも好評を博す

「カオナビ」の「SMART REVIEW」機能を使った人事評価は、現在まで3回実施。その効率の良さを、人事部門だけでなく現場の評価者も実感しているそうです。

須藤様:「現場からは、評価運用が『開いて、入力して、保存して終わり』というシンプルさも手伝って評判も上々です。それに、過去の評価履歴からその時々の評価者の所感も確認できるので、評価自体もしやすくなっているようです。また、人事部門としても『どの評価者が既に評価を終えているか』が一目瞭然なため、進捗管理がとてもしやすくなりました。エクセルでバラバラのファイルをいちいち開いて確認していた頃とは雲泥の差ですね」

〇アイモバイルのカオナビ使用画面【SMART REVIEW】
(※データは全て一例です。実際の社員情報や使用データとは関係がありません。)
〇アイモバイルのカオナビ使用画面【SMART REVIEW】 (※データは全て一例です。実際の社員情報や使用データとは関係がありません。)

社員の意思とPROFILE BOOKを参考にして、できる限り社員の希望を叶えたい

社員の自主性を高く評価するアイモバイルにとって、人事評価に併せて行われる個人面談は、その希望を聞く重要な場。上長が各社員の意思を確認し、現状と今後の方向性の擦り合わせを行います。その際にも、PROFILE BOOKが役に立っているそう。

須藤様:「面談では各上長がメンバーの異動希望やキャリアへの志向性をヒアリングしています。『カオナビ』には面談記録のほかに、取得資格、過去のキャリア・実績などを登録しているため、異動を希望する場合には本人の熱意を確認した上で、『カオナビ』に登録した情報と掛け合わせて、本人の希望に沿えるかどうかの検討材料にしています。『カオナビ』に蓄積している情報の鮮度が高いおかげで希望に沿えなかった場合にも適切にフィードバックできるようにしているので、社員の納得感は上がっていると思います」

〇アイモバイルのカオナビ使用画面【PROFILE BOOK】
(※データは全て一例です。実際の社員情報や使用データとは関係がありません)
〇アイモバイルのカオナビ使用画面【PROFILE BOOK】 (※データは全て一例です。実際の社員情報や使用データとは関係がありません)

今後の「カオナビ」の使い方

適材適所の実現とコミュニケーション促進で、全ての社員が活躍できる職場づくりを目指す

円滑な評価運用を目指すことから始まったアイモバイルの「カオナビ」活用。約1年半の運用を経て、須藤様は「使いやすいだけでなく、楽しく、未来を感じる」と言います。各社員が適材適所で自主性を発揮し、これまで以上に活躍できる環境を実現したいと考える須藤様が感じている「カオナビ」を活用したアイモバイルの未来とは?

須藤様:コミュニケーションの促進とさらなる適材適所の実現によって、全ての社員が得意なことを活かして活躍できるフィールドをつくっていきたいと思っています。そのためにまず、PROFILE BOOKに登録した情報の中でも開示できるものは全社員に共有していきたいと考えています。例えば新しいプロジェクトを動かす際に、メンバー一人ひとりが他のメンバーのことを事前に少しでも知っておくだけでコミュニケーションは活性化するし、プロジェクトも良い雰囲気で行えますよね。もう一つは、SHUFFLE FACEを活用し、異動や抜擢人事をさらに最適化していくことです。残念ながらまだ活躍できていない社員の履歴からは、希望に沿ったキャリアではなかったり、十分にチャレンジをさせてあげられていない現状も見えてきます。だからこそ、コミュニケーションの促進と更なる適材適所の実現。今後はこの部分を『カオナビ』を使ってもっと強化していきたいですね」

▲SHUFFLE FACEの画面イメージ。縦軸・横軸を自分の知りたい切り口で自由に設定でき、必要なときに必要な視点で組織をマトリックス分析できます。※画像はサンプルイメージ。
▲SHUFFLE FACEの画面イメージ。縦軸・横軸を自分の知りたい切り口で自由に設定でき、必要なときに必要な視点で組織をマトリックス分析できます。※画像はサンプルイメージ。
設立
2007年
資本金
103百万円(2018年1月末現在)
従業員数
199名(単体)
事業内容
多数のWEBメディアに広告を配信するアドネットワーク事業を主力に、動画広告配信プラットフォーム「maio」やふるさと納税支援サイト「ふるなび」の運営などを展開。2016年10月には東証マザーズへの上場も果たしている。
  • ※インタビューの内容は取材時のものになります。

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