「カオナビ」で全社員のパーソナリティを把握。プロジェクト別の担当者リスト管理など、仕事の「見える化」が社員のモチベーションアップにつながる!

2015年よりグループの構造改革を推進するエイベックス株式会社(以下、エイベックス)は、2017年4月、新たな企業理念「Really! Mad+Pure」を発表しました。ともすれば今は非常識で、他人から「おかしいんじゃないの?(Mad)」と思われることも真摯(Pure)に追い求め、世の中にマジで!?(Really!)を届け続ける。そんな新しいエンタテインメントを提供していく企業姿勢を改めて示したのです。
だから重視するのが、社員の意思が尊重され、社員の才能と個性が混ざり合うコミュニケーション豊かな職場環境。「その実現のための人材データベースとして、『カオナビ』は当社に欠かせないツールになりました」と語るのは、グループ管理本部 人事グループ 第2人事ユニット 浅井智貴様と、CEO直轄本部 戦略人事ユニット マネージャーの小川尚信様。エンタテインメントの未来につながる「カオナビ」の活用法を伺いました。

※インタビューの内容は取材時のものになります。

  • 設立

    1988年4月

  • 資本金

    42億7,539万1,900円

  • 従業員数

    1,440名(2018年3月31日現在)

  • 事業内容

    音楽、アニメ、デジタルの3つの事業ドメインを中心とした総合エンタテインメント企業。タグライン「Really! Mad+Pure」のもと、「avex group 成長戦略2020~未来志向型エンタテインメント企業へ~」を推進し、新たなヒット創出を目指している。

  • 会社HP

エイベックス株式会社について

イノベーションによる「非連続の成長」でエンタテインメントの未来を牽引する

エイベックス株式会社は、早くから音楽コンテンツだけにこだわらない、エンタテインメントを軸とした360度のビジネスに取り組んできました。イベント運営やアニメ・映画の制作・配給などにも事業を拡大。たとえば、携帯向けの映像配信プラットフォームにもガラケーの時代から着手しています(現在、『dTV』としてNTTドコモと共同で運営)。つねに時代の先端をゆく新しいエンタテインメントを提供してきました。

小川尚信様(以下、小川様): 「私たちはブランドや実績、ノウハウの積み上げによる『連続的な成長』ではなく、突発的なイノベーションによる『非連続の成長』で拡大してきました。しかし、グループが大きくなるにつれ、縦割りの組織運営やコミュニケーションの不全が起こりがちだったんです。強みであったイノベーティブな企業風土が損なわれつつありました。そんな気運を打破するために、2015年よりグループ全体に渡る『構造改革』の構想が始まったのです。
構造改革の一環として、2017年4月に『Really! Mad+Pure』という新しい企業理念を打ち出したほか、細分化されていた関連子会社各社を統合・整理することで、個社最適ではなく全社最適を推進するグループ本位の人事戦略が行いやすい体制を構築しました。12月には、南青山に新社屋を竣工。社員の執務フロアをすべてフリーアドレスとするなど、コミュニケーションの促進を通じて、イノベーションを生み出すための施策を行っています」

エイベックス株式会社
▲CEO直轄本部 戦略人事ユニット マネージャー 小川尚信様

「カオナビ」導入の背景

求めたのは簡単にアクセスできて確実に社員を把握できること。社員情報のデータベース化で「構造改革」の土台をつくる

一連の構造改革が実施される前年の2016年に、エイベックスは人材管理システムとして「カオナビ」を導入しています。構造改革の骨子を検討するにあたり、まずは人材データベースを構築することが急務だったそう。

小川様: 「事業が拡大する上で、新しいビジネスがいくつも立ち上がる中、子会社各社の社員も年々増加していきました。またそれに伴って、グループ全体として組織や人材の状況を細かく把握することは難しくなっていきました。各社の社員名簿はあっても、『一人ひとりがどんな人材で、どんな仕事を手掛け、どんな状況にあるのか』ということが不透明だったのです。そこで構造改革では、一人ひとりの意思と才能に基づいた人材配置をグループ主導で行っていくことを目指しました。そのためにまずは社員のパーソナリティを把握するための土台となるべき人材データベースが必要だったのです」

浅井様: 「人材データベースの必要性は人事部門でも以前から感じていて、様々なツールを検討していました。ひとつあれば給与計算から社内SNSまで何でも対応できるシステムも候補に挙がりました。でも、弊社にまず必要なのは、社員一人ひとりの情報を確実に把握できて、蓄積していけること。そして、全社員がそのデータベースに気軽にアクセスできること。くわえて、簡単にカスタマイズできることでした。これらの点を鑑みて、『カオナビ』が最もふさわしいと感じ、導入を決めました」

エイベックス株式会社
▲グループ管理本部 人事グループ 第2人事ユニット 浅井智貴様

「カオナビ」導入の効果

PROFILE BOOKで社員間のコミュニケーションが促進。業務アサインメントにも役立てる

「カオナビ」の導入にあたり、全社員が「カオナビ」にアクセスできるようにアカウントを付与。「カオナビ」の人材データベース機能である「PROFILE BOOK」を全社員で共有しました。各社員には、自分の担当する業務情報のほか、趣味やSNSの情報も入力してもらった結果、社員間のコミュニケーションが活性化したそう。

浅井様: 「導入してまもなく効果が現れました。たとえば、プロジェクトのキックオフミーティングなどの際に、初めて一緒に仕事をする社員のことを事前に『カオナビ』で調べておく、というような活用方法が社員の間で自然と生まれたのです。PROFILE BOOKには自己紹介からSNSまで公開しているのでコミュニケーションのハードルも下がって社員からも好評を得ました。また、最近ではオフィスをフリーアドレス化したこともあり、新入社員にとっても欠かせないツールとなっているようです。というのも、一般的に新入社員は、自分の部署のメンバーを、席次表を見ながら覚えますよね。でも、フリーアドレスではそれが出来ません。だから、新入社員は『カオナビ』で探している社員の顔と名前を一致させてから声をかけているようです」

小川様: 「もちろん実務でも役立っています。たとえば、新しいプロジェクトを企画するときに、「この分野に詳しい人って社員の中にいるのかな?」と思った際に、キーワードを入れるだけで検索ができ、実際にその分野の第一人者がいて、プロジェクト企画に大きく貢献したことがありました。
こうしたプロジェクトへのアサインや、『業務の上で必要なことを詳しい人に聞きたい』シーンでは、現場でも役立っているはずです」

エイベックス株式会社
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エイベックス株式会社
〇エイベックスのカオナビ使用画面【PROFILE BOOK】 (※データは全て一例です。実際の社員情報や使用データとは関係がありません)

プロジェクト別の担当者リスト管理で社員のモチベーションが向上

さらに「カオナビ」の利便性が全社的に認知されたことで、当初は想定していなかった「カオナビ」の活用法も現場の声から生まれたとか。音楽レーベルの制作現場から、エイベックス所属アーティストの各担当者をデータベース化してほしいという声が上がってきたのです。制作現場では、一人の社員が複数のアーティストに異なる役割で関わることが多く、「誰が」「どのアーティストの」「何の役割を担当しているのか」を一元管理するニーズがあったそう。

浅井様: 「そこで、社員を簡単にリスト管理できるPICKUP LISTを使い、アーティストごとに担当者が一覧表示されるリストを作成しました。『プロデューサー』『制作』『宣伝』などの担当業務を把握できるようにカスタマイズしたんです。実務上の利便性はもちろん、『自分が担当している仕事』が全社に共有されることで担当者自身のモチベーションアップにつながるんですね。全社公開後は関連各社・各チームからも掲載の要望があり、アーティストの担当だけではなく、各種プロジェクトのメンバーも順次リスト化して公開しています。いまでは400件近いリストを管理しています」

小川様: 「それに、社員に関する情報をアーティストやプロジェクトといった実務ベースで共有すると、他の社員にも関心を持たれやすいですよね。それまで顔だけは知っていた社員のことを『カオナビ』で詳しく知って、『こんな仕事している人なんだ』と発見もあるはず。フリーアドレスで社員同士が気軽にコミュニケーションがとれる環境を用意しているので、『カオナビ』には他の社員への関心を高めて、場合によっては新しいアイデアが生まれるきっかけになる。そんなソフト面での効果も期待しています」

エイベックス株式会社
〇エイベックスのカオナビ使用画面【PICKUP LIST】 (※データは全て一例です。実際の社員情報や使用データとは関係がありません)

今後の活用について

さらなるチャレンジのためにSHUFFLE FACEやSYNAPSE TREEも活用したい

エイベックスの構造改革は、まだまだ終わりません。新しい企業理念の設定、グループの組織体制の見直し、新社屋の竣工、そして「カオナビ」による人材データベースの整備。これらはいわば、さらなる改革のための「土台」です。今後は、社員の自主性を促す立候補制度や新しい面談制度の運用、社内での新規事業創出機会の提供など次々に施策を打ち出していくそう。

小川様: 「現在、『カオナビ』も活用しながら社員へのヒアリングを実施しています。今後、社員一人ひとりの『叶えたいこと』に則した人材配置によって、これまで以上にモチベーション高く業務にのぞんでもらえるよう、さらに大きな変化を起こしていきます」

浅井様: 「『カオナビ』の機能も、まだまだ全てを使いこなせているとは思っていません。たとえば、毎月、手作業で更新している組織図は、『SYNAPSE TREE』に移行させて最新の情報を漏れなく全社で共有していきたいです。また、人事異動も『SHUFFLE FACE』を使って検討する方が効果的。今後は、社員の異動・抜擢もやり方を刷新していく予定なので、人材データベースとしてだけではなく、他の機能も積極的に活用していきたいですね」

エイベックス株式会社
〇エイベックスのカオナビ使用画面【SYNAPSE TREE】 (※データは全て一例です。実際の社員情報や使用データとは関係がありません)
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▲SHUFFLE FACEの画面イメージ。縦軸・横軸を自分の知りたい切り口で自由に設定でき、必要な時に必要な視点で組織をマトリックス分析できます(※画像はサンプルです)

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