カオナビだから出来る、独自の「クルー満足度調査」。
社員のやる気を維持する成長ベンチャーのマネジメント術。

インターネット領域においてメディア関連事業・リサーチ関連事業・アドテクノロジー事業・投資事業の4つの事業を展開している株式会社VOYAGE GROUP。SOUL(魂:創業時の想い)と8つのCREED(価値観)を経営理念とし、市場の変化をチャンスと捉え、既存事業を拡大させるとともに、新規事業へ挑戦し続けている。
2015~2017年に「働きがいのある会社」(GPTW調査)中規模部門で3年連続1位を獲得。(2017年2月時点)
今回は、カオナビを導入し、社員の本音を活かした人事制度の運用を実現させたポイントを、同社取締役CCO(最高文化責任者)の青柳氏、人事本部長の後藤氏、人事本部の清水氏に伺った。

  • 設立

    1999年

  • 事業内容

    オンラインメディア/リサーチ/アドテクノロジー関連/スマートフォン関連事業

  • スタッフ数

    280名 (2012年9月末現在)

  • 平均年齢

    30歳 (2013年7月末現在)

  • 男女比

    7:3

  • 事業内容

    VOYAGE GROUPでは、インターネット領域においてメディア関連事業アドテクノロジー事業・その他の事業を展開しています。

VOYAGE GROUPは、どのような組織を目指しているのか?

「人を軸にした事業開発会社」。人や文化こそが何より重要。 事業内容よりもあえて「人」を軸にするという独自の経営スタイル。

 「VOYAGE GROUP」は、人の想いから事業を開発していけるような、すなわち『人を軸にした』事業開発会社を指向している。」と、取締役CCOの青柳氏は話す。
 同じ船に乗り、同じ方向を目指す仲間という想いをこめて、「クルー」と呼ばれるVOYAGE GROUPの従業員。1人では船は漕げないように、事業を作るのも決して優秀な1人の力ではない。クルー全員で新しい事業を創り、世界中に発信していきたい。この想いは経営陣のみならず、全クルーの一気通貫した想いであり、いわばVOYAGE GROUPのショルダーコピーのようなもの。移り変わりの激しいインターネット産業において、ワンドメイン、ワンサービスで企業の生き残りを図るのは、極めて困難な時代だ。だからこそ、VOYAGE GROUPでは新しいサービスやプロダクトを量産し続ける「人」や「文化」こそ重要であると捉え、「事業内容」よりもあえて「人」を軸にするという独自の経営スタイルを掲げる。

「ユーザーにとって最高のサービスを提供したい」
「市場を変えるような事業にしたい」
「新しいライフスタイルを生み出したい」
「世界・アジアに共感されるビジョナリー・カンパニーを作りたい」・・・

様々な想いを抱く人材が集まり、新しいサービスを生み出し、新しい事業を創り上げ、それらの事業を伸ばし続けていくこと。つまり、新しい価値を世の中に提供し続けていくことこそが、「人を軸にした事業開発会社」の本質であり、VOYAGE GROUPの目指す姿なのである。

独自の経営スタイルを成立させる、組織作りのポイントとは?

仕組みは作り込まず、あくまでシンプルに。 ポイントは、「仕組み10%:運用90%」。「人の想い」にフォーカスした制度設計。

 組織の全体感でいうと、クルーひとりひとりの指向性や、パーソナルな成果を経営陣自らがきちんと把握し、理解しておくことはもちろんだが、それ以上に当人たちが自身の考えを常に発信出来るような環境を作ることも重要だという。何をするにも「人」がスタート地点。社内の人事制度、人事施策一つをとっても、まずは「人の想い」を重視し、信頼するという考え方が大前提となっている。もちろん、カオナビの導入を検討し始めた時にも、前提にはこの考え方があった。
 導入を検討する際の論点となるのは、「何が出来るシステムか」ということよりも、まずは「どう運用するか」がポイントだ。システムの機能と運用がセットになり、100%の役目を果たすとすれば、機能部分に期待する割合はせいぜい10%程度。あとの90%は、実際に現場の「人」がどのように運用するか、にかかっている。基盤となる仕組みさえ整っていれば、後は運用する「人」によっていかようにもカバー出来るはずだし、流動的な制度設計を行う上では運用に任せた方が、臨機応変な対応が可能だと考えるのである。
 これは当たり前の考え方のようにも思えるが、実際の組織運営において、導入したシステム自体の機能に全面的に頼ってしまうが故、運用そのものが破綻してしまう、もしくはシステムの性能に合わせた画一的な運用になってしまうケースも少なくない。VOYAGE GROUPにおいて、この考え方が成立している要因は、やはり実際に運用を担っている全てのクルーにも、共通認識として同じ考え方が浸透しているというのがポイントだといえる。「システムを運用する」ことが目的なのではなく、あくまで運用の先にある社員同士のコミュニケーションであるとか、もしくは「どう運用したら、組織はどう変わるのか」「どのように仕組化し、共通化していくべきか」というように、各々が考え、自分の意志を持って制度設計をしていくことで、VOYAGE GROUPの組織運用は成立している。

カオナビを導入したポイントとは?

顔写真の並ぶ画面が人材マネジメントの想像力を掻き立てた。 カオナビが、シンプルな「素材」であったことが最大のポイント。

 急激な組織の拡大により、人数が増えるだけではなく、事業展開も広範囲になっていく中で、人事本部の実務的工数の側面で、何らかのシステム導入を検討しなければいけない状況に直面した。
「社内の情報や個別の情報を確実にピックアップし、運用に反映させていくためには、効率よく情報を収集し、かつ共有していける仕組みが必要だと、漠然と考えていた。」こう話すのは、人事本部本部長の後藤氏だ。
「システムを導入すること」はゴールではなく、あくまでもスタート地点。その先にある運用によって何が改善されるのか、どのような効果をもたらすのか、といった想像力を働かせ、使いこなしていくのは「人」自身に他ならない。ツールを最大限活かすために、人材・マネジメントの想像力を搔き立てる「素材」となり得るツールでなければならない。こうしたVOYAGE GROUPのニーズと、「シンプルに」「使いやすい」「柔軟なデータベース」というカオナビの製品コンセプトがリンクし、両社で設計図を描き、同じ方向を向きながらディレクションしていけたことは、カオナビの導入決定を大きく後押しした。

実際に、カオナビはどのようなシーンで活用されているのか?

散在していた人材情報をカオナビ上で一元管理。 それにより、クルーのリアルな状況をいち早くピックアップしていく。

 急成長中の企業では、新しい制度設計や組織変更による横断的な部署の異動なども頻繁に行われる。その際に重要なのは、異動する人材の評価など、個人情報をきちんと次の上長へ引き継ぐことだ。もちろん、引継ぐ情報は評価や目標といった人事情報だけでなく、キャリアの志向性、周囲の環境など多岐に渡るため、日頃からきちんと現場の情報をピックアップし、上長が状況を把握していることも必要不可欠。
 人事本部の清水氏によると、「カオナビ導入以前は、人事制度や仕組ごとに個別で運用されている個人情報と、現場のリアルな状況は、バラバラに管理されており、全てを人事本部で取りまとめて管理するのが難しかった」と言う。結果、必要な時に必要な情報がすぐに出揃わず、経営層が配置や抜擢を考える際の意思決定スピードを遅らせる状態に陥っていた。カオナビ導入後、これらの情報を一元管理し、個人の目標・評価・環境等、各方面の情報が常にリンクしている状態を創り上げられたこと、それら全ての情報をもとにクルーのリアルな状況をいち早く把握出来るようになったことは、非常に大きな成果だった。

VOYAGE GROUPで行われている、ユニークな人事制度とは?

クルーのリアルな声・状況をピックアップし、 多様な情報をもとに迅速かつ的確な対応を実現。

 独自で開発しているユニークな人事制度の中に、「クルー満足度調査」というものがある。半期に一度実施されているこの調査は、 「現在の業務にやりがいを感じているか」「周囲のクルーに相談・意見しやすい環境であるか」
「部署移動をしたいと思うか」「自身の直近の評価について納得しているか」
など、約40問程の設問から成るアンケートで、クルーのリアルな声、状況をピックアップし、上長・経営陣へも共有する、一般的に従業員満足度調査と呼ばれるものだ。
 アンケートの結果は、他の評価結果、目標管理情報と合わせてカオナビ上で管理されているため、ただ「リアルな声」としてマネジメント層に共有するだけでなく、全ての情報とリンクさせることで、きちんとクルーの声に応える仕組みが出来上がっているという。例えば、調査内容で「異動したい」と希望を出したクルーがいた場合、まず現在の部署はどこなのか?どのような職務内容なのか?上司は誰なのか?等の情報をピックアップし、それをもとに人事が面談を行うことで、より具体的に希望の背景や意図をくみ取ることが出来る。また、「評価の納得度が低い」と回答したクルーがいた場合は、そもそも納得出来ない理由はどこにあるのか、上長とのコミュニケーション不足なのか?評価項目に関する情報提供が少ないのか?そもそも目標設定に問題があるのか?など、本質的な改善策を検討することが出来る。
 このように、あらゆる状況に対して臨機応変に対応していくためには、全ての情報は一元管理されていることがベストな状態であり、かつ長期的な目線で制度を運用していくためにも、過去から現在までの情報がきちんと蓄積されていることがポイント。これにより、アラートが立った際には多様な要素から判断した、的確かつ迅速な対応が実現しているという。
 前出の青柳氏によると、このような独自の制度を仕組化し、カオナビの運用と上手く組み合わせることで、「カオナビ」は「VOYAGE GROUPのオリジナルパッケージ」、すなわちクルーの情報が日々蓄積されていく『CREW LOG』 として進化しているという。
VOYAGE GROUPの次なるステージへの展開とともに、「カオナビ=CREW LOG」を活用した先進的な組織運営を実践していく。

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