日本でトップの医薬品受託製造専門会社の技術・知見を「カオナビ」でデータベース化。タレントマネジメントで変化する市場ニーズに応える!

国内トップの医薬品受託製造専門会社(CMO)として、創業以来、多くの製薬会社の取引を通じ、高い技術とノウハウを蓄積し続けてきた武州製薬株式会社。ジャパンクオリティの高品質を体現し、いまや国内外80社との取引を実現しています。しかし近年、ジェネリック医薬品の増加など医薬品業界の変化に伴い、これまでの「少品種・多ロット」から「多品種・少ロット」へとお客様のニーズが変化。現場の対応力を高め、コストパフォーマンスを実現するためのタレントマネジメントが必要とされています。執行役員 管理本部副本部長 兼 人事総務部部長の辻 祥雅様、人事総務部人事グループの畠山 研人様に、同社がこれから実現する「カオナビ」によるタレントマネジメント戦略についてお話を伺いました。

※インタビューの内容は取材時のものになります。

  • 設立

    1998年8月

  • 資本金

    10億円

  • 社員数

    816名(2018年7月現在)

  • 事業内容

    製薬会社などからの受託によって、医薬品や治験薬の製造から包装、出荷までを行なう日本で唯一の受託製造専門会社

  • 会社HP

武州製薬株式会社について

「製造」に特化した技術とノウハウで業界を支える日本でトップの「医薬品受託製造専門会社(CMO)」

「医薬品受託製造専門会社(CMO)」とは、製薬会社などから医薬品の製造を受託して行なう企業のこと。武州製薬株式会社(以下、武州製薬)は、日本におけるCMO専業企業のパイオニアとして医薬品業界を支えてきました。

辻 祥雅様(以下、辻様)「日本の製造技術は海外でも高く評価され、国内外の製薬会社様から多くの受託をいただいています。そのほか、研究機関からの治験薬の製造や、ベンチャー企業からの依頼など、開発は出来ても製造の設備・ノウハウ・技術を持たない機関からのニーズも増えています。また、昨年には製薬会社の開発部門を私たちの傘下にお迎えし、医薬品の開発段階から製剤、包装、出荷までワンストップでお手伝いができる『医薬品の受託開発・製造専門会社(CDMO)』としての事業をスタート。国内企業としては初の業態であり、当社へのニーズがさらに広がっていくことを期待しています」

武州製薬の人材の考え方

社員の幅広い知見と専門性が、医薬品の製造クオリティを支える

創薬型製薬会社(新しい医薬品を研究・開発する製薬会社)と異なり、武州製薬の事業は医薬品の製造です。そこでは、どのような人材が働き、また求められているのでしょうか?

畠山 研人様(以下、畠山様)「当社の人材は医学・薬学に限らず、理工学、機械工学、化学、農学など幅広い専門分野から採用し、強みを活かしてもらっています。農学なら化学物質に対する知見を分析試験に活かせますし、工学であれば製造機械の仕組みや、物理的な作用が製品に与える影響にも強いでしょう。医薬品を製造する際に、温度・湿度・圧力などの条件を適切にコントロールし、医薬品が製造過程のあらゆる段階で変化せず、正常な効能を発揮できるような製造プロセスの構築と、製造された医薬品が求める品質を満たすか、正確に分析できる方法の構築には、創薬とは異なるさまざまな知見が必要とされます」

武州製薬株式会社
▲人事総務部 人事グループ 畠山 研人様

辻様「さまざまな専門性を持つ社員の意見に耳を傾け、取り入れていく柔軟な風土が当社の強み。他の製薬会社から中途入社した社員も多く、多様な文化、多様な知見を取り入れています。そうした考え方のもと、いま当社では現場の声を活かし、チャレンジを通じた改善運動を強く推し進めています。そうして製造ラインごとに生まれた改善や見直しの実例を共有し、全社的な『改善運動』につなげているのです」

「カオナビ」導入の背景

市場ニーズの変化に対応できるタレントマネジメントを「カオナビ」で実現!

「改善運動」を推進する理由は、医薬品業界の環境変化です。外資系製薬会社の参入、ジェネリック医薬品の発展を促す政策の変化、新薬開発までの期間短縮のニーズなど、いままさに医薬品業界は激動の最中にあります。受託製造を担う武州製薬でも、お客様のニーズは「少品種・多ロット」から「多品種・少ロット」に変化し、フレキシブルに対応できる生産体制の確立が求められているのです。

辻様「そこで当社も、タレントマネジメントを確立するべく『カオナビ』を導入しました。これまでは生産ラインごとに現場責任者が管理できていれば問題なかったのですが、今後は人事中心のマネジメントが必要です。技術面では社員ごとの保有スキルを可視化し、フレキシブルな体制をつくるためのローテーションを行なう予定です。一方で、管理職以上には、現場の改善活動を推進するためのマネジメントスキルやコミュニケーションスキルを育てていくことが必要とされています」

畠山様「その管理を行うためのツールが、これまで当社にはありませんでした。当社の場合、『技術スキル』といっても一般的に取得できる技術資格ではなく、『経験』から得られる幅広い知見なのです。例えば『分析試験』のスキル一つでも、医薬品の種類・原料ごとにまるで知見は異なります。『カオナビ』の導入を決めたのは、多岐にわたるスキルの項目を自由に設定できるカスタマイズのしやすさと、それを私たちが安心して扱える操作性に優れていた点です。導入後、まずは喫緊の課題であった評価運用から活用を始めました」

「カオナビ」の活用方法

SMART REVIEWによって、評価オペレーションが効率化!

武州製薬では、人事担当者3名で800名超の社員の評価を行なう煩雑さが課題となっていました。「カオナビ」のSMART REVIEWを利用したことで、評価のオペレーションと進捗管理に圧倒的な効果を発揮。人事部門はもちろん現場の上長の反響もよく、「カオナビ」導入の効果を実感している様子。

畠山様「当社の評価制度は、目標管理をベースとしております。社員には期初に3つの目標を立ててもらい、上期・下期でその進捗状況を上司が評価してきました。これまではエクセルで評価シートを管理していたのですが、800名超の社員に対して個別のファイルで管理することはあまりに煩雑で、現場の上長が評価時の面談やフィードバックをきちんと行なっているかをチェックすることもできませんでした。カオナビなら進捗がひと目でわかるので評価の運用管理がラクになりました

武州製薬株式会社
▲武州製薬のカオナビ使用画面【SMART REVIEW】 (※データは全て一例です。実際の社員情報や使用データとは関係がありません)

PROFILE BOOKを通じて、社員同士の円滑なコミュニケーションを実現

評価運用での好評を受け、武州製薬ではいよいよ「カオナビ」を使ったタレントマネジメントを本格化するため、社員情報データベースであるPROFILE BOOKへの情報登録を進めています。一方で、社員にとっては「社員情報が見られること」自体が一つの価値を生み出しているそう。

畠山様「現在、PROFILE BOOKには、社員の経験業務や保有スキルの登録を進めています。そのほかは、顔写真や所属部署などの基本情報なのですが、導入初期から現場社員はカオナビの社員プロフィールに興味を持っていましたね。当社は工場なので、所属部署や配属ラインが異なると、勤務する建物自体も異なるため、顔を合わせる機会が少ないのです」

辻様「そのため、ミーティングなどで他部署の社員と会う際に、名前だけではどのような相手なのかがわかりません。カオナビで事前に顔写真を見て思い出したり、『どんな仕事をしているのか』をチェックしたりすることでスムーズな会話につながっています。導入初期からそうした活用が自然と行われ、社員の間でカオナビが認知されていったのは意外な反響でした。社員同士のコミュニケーションの促進が働きやすさや情報共有につながるので、非常にありがたい効果です」

武州製薬株式会社
〇武州製薬のカオナビ使用画面【PROFILE BOOK】 (※データは全て一例です。実際の社員情報や使用データとは関係がありません)

今後の活用について

SHUFFLE FACE機能を活用したスキルマップで「自社の技術力」を見える化

PROFILE BOOKへのスキル情報の登録によって武州製薬が目指すのは、「スキルマップ」の作成です。「カオナビ」を通じて、これまで各部署の現場責任者によって管理されていた「武州製薬に蓄積された技術とノウハウ」の実態を明らかにすること。それが、今後の事業発展への大きな貢献につながります。

畠山様「多岐にわたる社員の経験やスキルを、どのように分類・レベル設定するかは、まだまだ協議が必要です。いま、私たちが求めているのは、PROFILE BOOKに登録したスキル情報を、SHUFFLE FACEに反映し、スキルマップを作成することなのです。SHUFFLE FACEは、タレントが豊富なセクション、層の薄いセクションが視覚的にわかりやすいツールだと考えていますので、スキルマップとして活用することで、当社が戦略的に育成を進めるべき技術や知見が明らかになります。重要な経験とスキルを持つ社員を、どのようにローテーションさせて会社全体の対応力を高めていくかが課題です。スキルを持つ社員に業務が集中しがちでもあるので、労務管理の面でも重要でしょう」

辻様「また、当社では取引先企業の増加によって、国内外の製薬会社はもちろん、外資企業の政府による監査や製造工程の見学も頻繁に行われています。当社の保有する知見や技術、対応力を明確にご説明することが信頼につながりますので、今後、カオナビのデータベースは我々がさらに事業を発展させるために重要な管理情報となっていくでしょう」

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