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史上最速で東証一部に市場変更した名古屋発のIT企業が実践!
カオナビに社員の目標や面談内容、個性を登録し、適材適所を実現

株式会社エイチーム

  • 301~1,000名
  • インターネット・ゲーム・アプリ
  • タレントマネジメントしたい
  • 配置・抜擢・異動に活用したい

 株式会社エイチームは、スマートデバイス向けゲームやツール&メディアアプリの企画・開発・運営などを行う「エンターテインメント事業」と、日常生活に密着した比較サイトや情報サイト、ECサイトの企画・開発・運営などを行う「ライフスタイルサポート事業」の2つの事業を展開している。2000年の設立以降、名古屋を拠点に右肩上がりの成長を続け、2012年4月にはマザーズに上場、その後、史上最速で東証一部に市場変更を果たし、現在も着実に成長を続けている。
 今回は、エイチームの理念やカオナビ導入の背景などを、社長室 人材開発グループ マネージャー 菊池 武彦氏に伺った。

―エイチームの経営理念について

「みんなで幸せになれる会社にすること」。
過去の事件をきっかけに生まれた思いが会社の根底となっている


株式会社エイチーム 社長室人材開発グループ マネージャー 菊池 武彦氏

 同社は「みんなで幸せになれる会社にすること」「今から100年続く会社にすること」という経営理念を掲げている。この経営理念は、代表取締役社長である林氏が過去に経験した事件がきっかけとなって生まれた経緯があり、シンプルな言葉の中に林社長の想いが込められているという。

「当社がまだ十数名の規模だった2005年頃のことです。エンジニア社員2名が不正を行い、会社を離反する計画をしていたことが発覚しました。1名は社長の右腕とされるほどのプログラマーで、社長もその社員のことを信頼していたので、当時はものすごくショックを受けたそうです。そして、なぜそうなってしまったのかを考えたことがきっかけとなり、“個人個人が自分の幸せを追求するのではなく、みんなで幸せになれる会社にしたい”という思いから、『みんなで幸せになれる会社にすること』という経営理念が生まれました。当社はこの経営理念を会社の根底として、非常に大切にしています」

―エイチームが行う独自のテスト

社長自ら問題を作成。
経営理念の浸透や社長の思いが込められた「エイチームテスト」

 「経営理念は会社のすべて」と語るほど、経営理念を大切にしている同社。“みんなで幸せになれる”という言葉どおり、社員には経営者意識を持ってもらえるように、さまざまな取り組みを実践している。その中の一つが、半年に一度、全社員を対象に行われる独自の『エイチームテスト』だ。

「社員に経営者意識を持ってもらえるように、会社の情報は常にオープンにしています。毎月の決算情報の開示はもちろん、週に一度、全社員が参加するミーティングを開催して、情報共有の場を設けています。しかし、社員数が増えるにつれて、企業理念や文化が浸透しづらくなってきていることを感じるようになりました。当社の根底となる経営理念を理解してもらい、同じ方向に向かってこそ、組織はさらに成長ができると考えていますので、理念の浸透は当社にとって非常に重要なミッションでもあったのです。そこで社長が発案したのが、『エイチームテスト』でした。 この『エイチームテスト』は、単に点数を確認して社員を評価するためのものではありません。社長自ら作成するテスト問題には、当社がビジネスをする上で大切にしていることや、企業が成長していくために必要な考え方、さらには業界や市場に関することが含まれています。これには、『ビジネスマンとして成長してほしい』『経営陣がどういう視点で業界をとらえているのかを知ってほしい』という、社長の思いが込められているんですね。数字や言葉を覚えることが目的ではなくて、社員には社長のメッセージを感じ取ってもらいたいという思いから実施しています」

—エイチームのオフィス

社員食堂やフロアをつなぐ階段とすべり台。すべてが社員のモチベーション向上やコミュニケーションの活性化につながっている。

 同社は2015年12月に、名古屋駅前の高層ビルにオフィスを移転した。上層階2フロアを階段とすべり台でつなぎ、社内には社員食堂となるカフェテリアや、ジャングルジム、ブランコなどの公園エリアの設置など、社員のモチベーションが上がる仕掛けがたくさん詰まっている。

「カフェテリアは、社員の声から生まれました。当社は中期経営計画を5年ごとに策定していて、その際に全社員の意見を集めています。5年ほど前に集めた意見を元に、「働きやすい環境づくり」を目標のひとつに掲げていますが、『社員食堂がほしい』という要望が多かったんですね。その声をもとに実現したものです。会社としてはかなりの投資になりましたが、経営陣としては社員のモチベーションが上がることに賭けたそうです。もちろん、新オフィスにかかった費用も全社員に開示しています。金額を見て驚く社員もいましたが、それが逆に「頑張ろう」というモチベーションにもつながっているようです。  社員食堂やフロアをぶち抜いて階段やすべり台を設置したのは、コミュニケーションを活性化させる狙いもありました。すべり台は、遊びごころで取り入れましたが、部署間の連携も図れるようになりました。さらに、別のオフィスに入居していた子会社も新オフィスに集約したことで、グループ会社同士、ビジネスモデルが近いサービス間で成功事例を共有できるようになり、これまではなかったグループとしての一体感の醸成も効果として感じています」

—カオナビ導入の背景

社員500名の人材情報が一括で把握できない。
組織を活性化し、成長を加速させるには人材情報の把握は必要不可欠

 社員数の増加に伴い、社員一人ひとりを把握することが難しい状況になっていた同社。しかし、組織の最適化や活性化などに取り組む段階で、人材情報の把握が必要不可欠になったという。

「社員数が300名を超えた1,2年ほど前から、経営陣が社員一人一人を把握することが難しくなってきていました。これまで、各社員の経歴や当社に入社するまでの背景、その社員が何を得意としているのかなどの情報は各部署の上司が把握するのみで、会社として情報をまとめられていなかったのです。しかしその後、社員数も500名になり、組織の最適化や活性化に取り組む段階になったときに、各社員の人材情報を一括で把握することが必要不可欠となりました。そこで、まずは社員のプロフィールや学歴・職歴、経験、さらに上司との面談のメモなどを集約できるシステムを探しはじめたのです」

—選定理由

自由に項目を追加して「エイチーム色」に染められるシステムが魅力だった

 社員の人材情報を把握するために導入を検討しはじめた菊池氏。他社製品と比較した上でカオナビを選定した理由はどのようなものだったのだろうか。

「他社製品も検討はしましたが、直感的に“使いやすそう!”と思えたのがカオナビでした。カオナビは顔写真を軸にしているので、社員の顔が見えにくくなっている当社の状況にピッタリだと感じましたね。決め手となったのは、自分たちでカスタマイズを行って、『エイチーム色』に染めていけるところです。当社が必要とする人材情報は、現時点ではまだそろっておらず、随時、情報や項目を拡充していくことにしていました。多くのシステムは、最初に作りこんだ後、項目が追加されればその都度改修をするイメージでしたが、カオナビは、いつでも自由に項目を追加できるところが魅力的でした」

—カオナビの活用と今後の展開

第三次成長期は組織の最適化、活性化がカギとなる。
さまざまな変化や新しいことにチャレンジし続けられる組織づくりを目指す

 同社は、設立から右肩上がりの成長を続けた時期を第一次成長期、そして株式上場までを第二次成長期とし、現在は第三次成長期ととらえている。最後に、第三次成長期でエイチームが目指す組織について伺った。

「今年、人事制度を変更し、まさに今、組織体制の整備に注力している段階です。今回、カオナビを導入したことで、人材にまつわる情報を集約する基盤ができたので、組織編成や適材適所の判断にも活用して組織の最適化、活性化を加速させていくつもりです。それが第三次成長期である当社の成長のカギになると考えています。今後も、さまざまな変化や新しいことにチャレンジし続けられる組織づくりを目指していきたいですね」

株式会社エイチーム

  • 設立

    2000年2月29日

  • 資本金

    5億3,344万円 (2015年7月末時点)

  • 従業員数

    社員509名、役員10名(2016年1月末現在)

<事業内容>
インターネット・モバイル端末をベースとしたコンシューマー向けサービスを主軸に、ゲームやツール、メディアアプリの企画・開発・運営などを行う「エンターテインメント事業」と、日常生活に密着した比較サイトや情報サイト、ECサイトの企画・開発・運営などを行う「ライフスタイルサポート事業」の2つの事業を展開しています。

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