活用テクニック

課題

新入社員の自己理解や周囲との相互理解を促進したい

新入社員が本配属後、上司や周囲とうまくコミュニケーションが取れず戸惑うことがある。その要因に、自分自身の強み・弱みを客観視できていないことや、上司や同僚が新入社員の内面を把握できておらず、効果的な伝え方ができていないなどが考えられる。コミュニケーションにおいて内面理解が重要であることを認識し、職場での対話やアドバイス、育成に活かせるようにしたい。

施策概要

新入社員のSPI結果を周囲へ共有し、相互理解につなげる

入社直後の社員が内面理解の重要性について実体験を通じて学べるように、パーソナリティ検査を利用した研修を実施します。受検により自身の性格タイプや適性を客観的に把握でき、グループワークでお互いの検査結果を共有することで、相手に合わせたコミュニケーションを学べます。また、本配属後も上司や周囲に対し検査結果を共有することで、新入社員への声かけや育成にも活かすことができます。

  • パーソナリティ検査を受検し、自身の性格タイプや適性を客観的に把握する
  • 性格タイプを共有し、グループワークを振り返る
  • 職場で上司やメンバーに公開し、コミュニケーションに活かす

カオナビを使った解決策

『SPI3』を使って性格や業務適性を見える化

カオナビ上で適性検査『SPI3』の受検が可能です。『コネクトキューブ』の『SPI3』より受検案内を送ることができます。対象社員を選択し、試験概要や期日と合わせて案内メールを送ることができ、受験者は受検用URLからそのまま受検することができます。

採用試験などで受検済みの場合、受検結果のアップロードも可能です。受検結果CSVファイルを開き、「社員番号」を付与すれば簡単に取り込むことができます。

受検結果やフィードバックを確認し内面を理解する

自身の【受検結果レポ―ト】を確認し、性格タイプや仕事面での特徴、職務への適応能力などを把握します。スコアやチャート表示で傾向のバランスが把握できます。
また、【フィードバックシート】では、仕事や職場での行動に表れやすい性格特徴を確認できます。留意点についての解説付きで、業務において特徴をプラスに活かす方法も知ることができます。

タイプマップを参照し、振り返りを実施

タイプマップでメンバーの性格タイプ分布を確認します。4つのタイプ別に特徴を把握し、傾向や接し方を確認することができます。「うまく伝わらなかった」「相手の意図が汲み取れなかった」などの反省点と合わせて、“どう向き合うべきだったか”を振り返ることができます。

職場の上司や同僚に共有

配属先の上司やメンバーへ検査結果を共有します。日常のコミュニケーションや1on1などで活用し、適正な業務アサインや効果的な指導方法につなげます。

マネーフォワード社では、新入社員研修の他、1on1でも『SPI3』結果を活用!
新卒社員を客観的に理解しマネジメントに活かされています。事例についてはこちらをご覧下さい。

カオナビ設定手順

  1. 『コネクトキューブ>SPI3の利用』で、『SPI3』を利用するため利用申請を行う
  2. 『コネクトキューブ>SPI3の利用』で、『SPI3』の受検案内を送信する/『機能別ガイド>コネクトキューブ>SPI3受検データ取込』で過去の受験済みデータをアップロードする
  3. 『管理者機能トップ>アクセス管理』で受検結果・フィードバック・タイプマップの閲覧権限を設定する

コミュニケーション活性化の活用資料はこちら

※閲覧にはカオナビキャンパスオンラインのアカウントが必要です。

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