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高鍋信用金庫

「電子給与明細」導入で、手軽にコスト削減とセキュリティ向上を実現

2025.08.14
課題
  • 給与明細を紙で発行していて、印刷や配布に手間がかかっていた
  • 人の手を介するため、配布ミスなどプライバシーへの懸念があった
導入理由
  • 既存の給与計算システムはそのままに、「給与明細」機能のみ導入できる
  • 同社が提供する「カオナビ」はISMAP認定を受けているなど、セキュリティ面で信頼できる
期待する効果
  • ペーパーレス化によるコスト削減と業務効率化を実現
  • 全従業員、同日に間違いなく配布ができ、本人以外の人の目に触れない
  1. 低コストでペーパーレスと大幅業務削減を実現
  2. 2日がかりの作業をたった数時間に短縮。セキュリティ懸念も一切なし
  3. 「ロウムメイト」と「カオナビ」の両輪で人事・労務業務をアップデート

高鍋信用金庫様は、100年以上の歴史をもち、創業の地・宮崎県児湯郡高鍋町を中心に支店22店舗を有しています。県内の老舗金融機関では初めて、カオナビを2023年、ロウムメイトを2024年に導入しています。

今回は、人事部 主任調査役 落合 光秀様、人事部 安藤 萌様にお話を伺いました。

※本記事の掲載内容は全て取材時(2025年3月19日)現在の情報に基づいています。

低コストでペーパーレスと大幅業務削減を実現

──ロウムメイトの「給与明細」機能を導入した経緯を教えてください。

安藤様:
今どき紙の給与明細を手渡しというのはもう古い、という声が職員から上がったんです。それと同時に、金庫内全体の各種業務の電子化という大きな流れもありました。

そんな折、以前から導入していた同社提供の「カオナビ」のリリース情報の中に、「ロウムメイト」のサービス開始の案内がありました。何度かお話を聞いてみると、初期費用は無料、既存の給与計算システムをそのままに「給与明細」機能を導入できて、馴染みのあるカオナビが提供しているということで、導入ハードルは低いと感じました。

紙の給与明細とロウムメイトのコストを比較してみたところ、人件費を考慮するとロウムメイトの方がコストを抑えられることが分かり、業務効率化により他の業務に時間を割けるメリットもあり、スムーズに稟議が通りました。

人事部 安藤 萌様
人事部 安藤 萌様

落合様:
紙での給与明細の配布は、アナログな作業の連続です。毎月、人事で300枚近い給与明細を印刷して、宮崎県内全体にある22カ所の支店に文書配送車で送り、各所属長が手渡しで配布します。

離席している場合は再訪しますし、休職の場合は郵送が必要です。期中で異動した場合には、間違いなく確実に対応する必要もあります。とにかく紙での配布は手間とリスクが課題でしたが、「ロウムメイト」でそれらをすべて解決することができました。

人事部 主任調査役 落合 光秀様
人事部 主任調査役 落合 光秀様

2日がかりの作業をたった数時間に短縮。セキュリティ懸念も一切なし

──運用開始はスムーズでしたか?

安藤様:
明細書の項目設定やレイアウトもすぐできて、こんなに簡単でいいのかと驚いたほどでした。設定時も細やかにアドバイスしてもらえるなど、サポート体制も安心できました。

初めに設定ができてしまえば、あとは毎月給与計算ソフトからCSVでデータを移すだけ。紙で配布していたときは2日間ぐらいかけてしていた作業が、データ移行と送信予約だけで、すぐ終わるようになりました。

給与明細配布時のプライバシー保護のレベルは格段に向上しています。「ロウムメイト」の給与明細配布はメールなので、誤配もなく、他者の目に触れることもなく、休職者へも同様に配布できます。

給与明細の画面イメージ
給与明細の画面イメージ

──そもそも電子化に対する職員の皆さんの反応はどうでしたか?

安藤様:
導入時、従業員に対して、給与明細電子化に同意するかをカオナビでアンケートを取りましたし、提供してもらったマニュアルをもとに説明書を配布しました。丁寧に電子化のメリットなどを社内に説明することで、結果的には「操作性も良くわかりやすいという」という反応を職員からももらっています。

──金融機関でのシステム導入ということもあり、セキュリティの心配はありませんでしたか?

落合様:
「ロウムメイト」のシステム自体でセキュリティ対策はとってくれているので大きな心配はありませんでした。

また、同社が提供する「カオナビ」はISMAP(政府情報システムのためのセキュリティ評価制度)の認定も受けていることもあり、安心してお任せしています。

「ロウムメイト」はセキュリティ対策も万全
「ロウムメイト」はセキュリティ対策も万全

「ロウムメイト」と「カオナビ」の両輪で人事・労務業務をアップデート

──今後の展望を教えてください。

安藤様:
年末調整は、年間の給与関係のなかでも重たい業務です。簡単に間違いなく申告できるツールと思うと、ロウムメイトの「年末調整」機能も魅力的ですね。

入退庫手続きも、いまは紙の契約書2通に捺印してもらって双方で保管しています。「従業員管理」機能でペーパーレス化できれば業務削減にもなるでしょう。費用対効果などを見ながらにはなりますが、「ロウムメイト」の機能拡張を将来的に検討していきたいと思っています。

落合様:
「ロウムメイト」にしても「カオナビ」にしても、まだ機能を十分に使いこなせていない部分があります。ペーパーレス化ももっと進めたいと考えていますし、カオナビと情報連携して、異動履歴の管理、労務情報の蓄積などもしていきたい。

今は両方とも人事メインで使っているシステムですが、特に「カオナビ」に関しては職員がアクセスできる情報の範囲を広げていきたいですね。そうして進化していくなかで、タレントマネジメントにつなげていければと考えています。

「ロウムメイト」と「カオナビ」の両輪で人事・労務業務を改善
「ロウムメイト」と「カオナビ」の両輪で人事・労務業務を改善
設立:
1922年4月
職員数:
297名(2025年4月1日時点/ロウムメイトに登録している役員・嘱託・パートを含む職員数)
  • ※インタビューの内容は取材時のものになります。

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