活用テクニック

課題

部下の性格に合わせた指導・育成ができるようにしたい

新入社員から、上司との人間関係がうまくいかないと感じている人が出てきていた。一方で、上司からも、配属直後の部下とのコミュニケーションが手探りなので、ヒントとなる情報が欲しいと要望が出ていた。両者をうまく結び付けるために、新入社員と上司の双方に性格診断や適性検査を受けさせ、部下の情報は上司に共有できないかと考えている。

施策概要

性格診断のタイプを把握し人物像の仮説を立てる

新入社員には初期研修のときに性格診断テスト「エニアグラム」を受けさせるようにし、配属先の上司にも受けてもらいました。エニアグラムでは、9タイプのどれに近いかを診断ができます。診断結果は本人が見られるのはもちろん、配属先の上司も見ることができるようにしました。経歴や研修の様子などの従来の情報に加えて、エニアグラムの情報のおかげで「〇〇さんはこんな人なのでは?」という仮説を立てて接することができるようになりました。また、本人も入社直後に性格診断を受け結果を見られることで、自己理解に役立ててくれています。当初は結果の公開は部下指導のために限っていましたが、他の社員からも「自分も受検したい」「上司と部下に限らず社員どうしで見たい」と意見をもらい、現在では従業員どうしで自由に見られるようにしています。

  • 初期研修の実施時にエニアグラムを受検させる
  • エニアグラムの診断結果を上司に共有しコミュニケーションに活かす

カオナビを使った解決策

新入社員とその上司にエニアグラムを受検させる

エニアグラムをカオナビから受けてもらうためには、受検開始操作の画面から受検させたい人を設定する必要があります。


受検対象を選択したら、一括で案内メールを送り、期限を決めて回答させることができます。

届いたメールのURLから回答ができ、27問の質問に答えると診断結果が出ます。


診断結果の閲覧権限を設定する

診断結果は自動的に『PROFILE BOOK』に保存されますが、本人が自分のものを見たり、上司が部下のものを見るためには、閲覧権限を設定する必要があります。


こうして配属の前から診断結果を見て性格を把握することができ、同じ内容を伝えるにしても相手に合わせた伝え方ができるようになりました。しかし、あくまで診断テストなので過信しすぎないように、部下の結果を見られる役職者を集めて説明会を開催しました。エニアグラムに対する間違った認識や取り扱い方がされないよう、細心の注意を払っています。

各自の診断結果をお互いに誰でも見られるようにする

その後、エニアグラムの取り組みが広まるにつれ、ほかの従業員からも受検希望や結果を見たいという声が多く届いたため、結果を全社員に公開する設定に変更しました。公開後は、タイプマップで社内にどのタイプが多いか分布が見られたり、自分のタイプに合わせた「学ぶべき資質を持つタイプ」に属する人物がわかったりと活用が進みました。

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