活用テクニック

課題

有給取得の義務化にあたって、休暇を取得しやすい環境づくりを推進したい

年10日以上の有給休暇が付与される労働者は、有給休暇のうち年5日については、使用者が時季を指定して取得させることが義務付けられた。法律で義務付けられたとはいえ、現場からは「有給休暇を取得しづらい」との声が上がったため、有給休暇取得に対するイメージ改善をはじめとした、漏れなく取得するための仕組みを検討したい。また、休暇によって業務が滞らないようにしたいが、具体的にどうすれば円滑に回るのか分からない。

施策概要

計画的に有給休暇を取得してもらうため、一斉に休暇予定日の計画をし、チーム内で共有する

社員が一斉に休暇予定日を計画・共有することで、休暇を取得しやすい雰囲気の醸成や、休んでも部内に影響のない体制づくりが行えます。
また、メンバー同士お互いに休暇予定日を把握しておくことで、長期休暇するメンバーの補完をすることや、予め進捗状況を共有するなど、チームとして業務を遂行する体制が築けます。

  • 休暇の希望日・時期を全社一斉にヒアリングする
  • 休暇取得日をチーム内で共有し、業務の見通しが立てやすい環境をつくる

カオナビを使った解決策

『プロファイルブック』を使って、社員の休暇予定を収集

予め『レイアウト設定』にて休暇予定日を入力するシートを設定します。その後社員に対し、『プロファイルブック』の該当シートへ休暇予定日の入力を促します。

アンケート機能である『ボイスノート』を使って、休暇予定日のヒアリングも行えます。ユーザーとして登録していないメンバーにも有効です。

『シートガレージ』を使って、社員の休暇予定日を一覧化

登録されたデータをリスト形式で見ることのできる『シートガレージ』機能を使って、「誰が」「いつ」休暇を取得する予定なのかを一覧で見ることができます。所属を絞り込んで表示することもできるため、自分のチームメンバーのみ休暇予定日をチェックすることも可能です。また、未回答者の抽出・再連絡なども簡単に行えます。

本人の希望通り休暇日を設定してあげたいものの、お客様からの問い合わせ対応や、稼働しているシステムの運用管理・保守といった業務など、複数メンバーが同時に休暇を取得すると業務に支障が出る場合は、休暇予定日を一覧で見ることによって人員調整の検討も行えます。

カオナビ設定手順

  1. 『管理者機能トップ>レイアウト設定』で、シート情報を利用して、休暇予定日の入力項目を設定する
  2. 『管理者機能トップ>アクセス管理』で、1で作成したシートに”見える情報”や”編集できる情報”を設定し、『シートガレージ』を使える設定をする
  3. 『管理者機能トップ>ユーザー管理』で、必要に応じて参照するユーザーを登録する

プロファイルブックの活用資料はこちら

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