ユーザー会レポート

ユーザーさま6社が登壇!2023年、カオナビ「もくもく会」で得た成果とは

2024年3月14日

ユーザー会

こんにちは!カオナビ カスタマーサクセスグループ ユーザー会担当です。

2023年12月14日(木)、ユーザー会「もくもく会vol.16」を開催しました。今回は、「2023年もくもく会での成果発表」をテーマに、計6社によるLT(ライトニングトーク)を行いました。

ご参加できなかった皆さまにも知見を取り入れていただけるよう、当日の内容をまとめましたので、ぜひご一読ください!

※掲載内容はすべてユーザー会当日時点の情報です。

「もくもく会」とは?

ユーザーさま同士の学び合いを促進する「カオナビキャンパスオンライン」の取り組みに共感いただいたユーザーさまが、自ら企画・主導してくださっているユーザー会。互いの画面を見ながら運用方法を相談し合ったり、ともに作業をしたりできる時間です。

ここからは実際にユーザーさまにお話しいただいた内容をご紹介します!

【株式会社ウィルグループ様】
ボードと権限ロールを活用して取り組む社内浸透

最初の登壇者は、ウィルグループの松原さん。「データ開示、ユーザーのシート直接入力など、社内浸透フェーズ3」をテーマにお話いただきました。



プロファイルブックのカテゴリを17つに分けて、かつ20個ほどの権限ロールを設定することで、慎重に閲覧権限を付与しつつ情報開示を行っています。

また、データインポートの手間が増えたり、シートが乱立し何を見るべきかわからない、などの問題を解決するため『マイボード』を活用。多忙なマネジメント層でも気軽に活用できるように整備しました。たとえば、社員自身が認識している強みや弱みと、上司の考える当人の強みや弱みをひとつの画面で見られるように設計しました。これにより、一人ひとりの自己評価と実像を役員が理解しやすく、より適切な異動配置が行えるようになりました。



【汐留社会保険労務士法人様】
新機能を活用して実現した最適配置の土台づくり

続いて、「スキル能力、適正、業務負荷を組み合わせた新しいタレントマネジメントへの活用」をテーマに、汐留社会保険労務士法人の新井さんがご登壇。




これまで作ってきたカスタムガジェットを『ダッシュボード』に表示させました。これにより、経営層や幹部間での情報共有がしやすくなりました。

課題である定性的なデータの活用にも、新機能『ポジションマッチング』を使って取り組みました。まずは適性検査の結果をプロファイルブックに取り込み、ポジションマッチングによりそのデータとこれまで蓄積してきたデータとを掛け合わせてマッチングできるように設計。スキル、業務負荷、適性の3つを組み合わせたマッチングをするための土台を作ることができました。


【三菱地所リアルエステートサービス株式会社様】
未使用のカオナビ機能を使うことで効率化を実現!

続いてのご登壇は、三菱地所リアルエステートサービスの一瀬さん。
「2日かかっていた作業が数時間に?もくもく会で実現した今年の業務効率化」をテーマに、カオナビで実現した人事業務の効率化についてお話しいただきました。




これまで、スマートレビューで行った人事考課や部下からの上司評価などのデータを、管理者に送るためにエクセルを使用して結合したのちにPDF化し、データに誤りがないかダブルチェックを行った上で一人ひとりに送っていました。そこで2023年、この作業フローを刷新。データ連携を利用して評価の情報をプロファイルブックに集約しました。さらに対象者がカオナビを見に行くかたちに変更。これにより、人事の作業時間が短縮できたほか、メールの誤送信のリスクを無くすことができました。社員のカオナビ利用時間も8ヶ月間で一人当たり6時間と、大きな負担とはなっていません。このようにこれまで使っていなかったカオナビの機能を活用することで、人事業務が著しく効率化する可能性があるのです。



【伊藤忠リーテイルリンク株式会社様】
小さな工夫で社員のデータ入力率を高める

続いて、伊藤忠リーテイルリンクの宮川さんがご登壇されました。「当社の人事情報収集 マトメル、ラクスル、デキテル!そしてツナガル・・・」をテーマにお話いただきました。




社員のスキルや業務経験などのデータを検索できるようにすることを目的にカオナビを導入し、もくもく会で得た知見をもとに2022年には資格情報の見える化を実現しました。一方で、社員からはデータ入力に対して『これ以上やることを増やさないでほしい』という不満ももらっていました。そこで、データを集める時期を社員が必ずカオナビを使う評価の時期と、キャリアビジョンを入力する時期に設定。これにより、情報の収集率が高まりました。また、社員がついでに回答できるようにしたり記入例を追記したりと入力のハードルを下げるための工夫も複数行いました。現在は、カスタムガジェットやポジションマッチングなどを利用しつつ、多面的な情報活用に取り組んでいます。



【株式会社ビジュアルリサーチ様】
情報の一元化が実現した人事の負担軽減

続いて、ご登壇いただいたのはビジュアルリサーチの益田さん。「情報一元化ってどうやるの?導入2年目にしてやっと始動した取り組みを紹介!」をテーマに、社員の情報が点在している状況を打破するための一元化の取り組みについてお話いただきました。



『すべてをカオナビで管理するんだ』という想いを持ったうえで、カオナビCS担当との連携や、もくもく会への参加を通じてヒントを得つつ、進めていきました。その結果、プロファイルブックで残業時間の管理を行なったり、スマートレビューのデータ連携により社員一人ひとりの過去の評価の確認が格段にしやすくなりました。これにより、人事の業務負荷が大幅に減少。これからは、スマートレビューを活用した入社手続きの電子化、評価シートの刷新、営業数字の管理などもスマートレビューで管理できる仕組み作りを行っていきます。


【SGグループ株式会社様】
コミュニケーション活性化にも貢献!ダッシュボードで取り組む情報開示

最後に、SGグループの北田さんがご登壇。情報の①回収、②蓄積、③利用、④開示のうち、開示に課題を持っていた同社では「ダッシュボードで一歩ずつ!社内情報開示の歩み!」をテーマに、開示の取り組みをお話いただきました。




もともと、最新の社員数や男女比などを知るためには、会社案内やホームページで情報を見るしかない状態でした。そこでカオナビのダッシュボードを使って解決するべく、もくもく会でアドバイスを受けつつ、活用に向けて整備を進めてきました。その結果、最新情報へのアクセスが可能に。社員数や男女比のほか、当月誕生日を迎える社員などの情報も開示されており、コミュニケーションの促進にも役立っています。またダッシュボードでは、管理者のみが閲覧できる退職者分析ボードも作成。年齢や部署ごとに退職理由を分析しています。今後は、現在の取り組みを継続しつつ、すでに開示している会社全体の情報だけでなく、適性検査の結果や評価履歴など、個人にフォーカスした情報の開示も行う予定です。



最後は現地にご参加いただいた皆さまで記念撮影!

もくもく会を終えて

今回は、6社のユーザーさまに登壇いただき、現地・オンライン配信にて多くの方にご参加いただいたユーザー会となりました。たくさんの質問が寄せられ非常に盛り上がった成果発表会でした!
是非皆さまも、もくもく会にご参加いただきカオナビ活用のヒントを得ていただければ幸いです!

カオナビのユーザー会では、今後もさまざまなテーマを取り扱っていく予定です。「カオナビに集めたデータを採用や経営に活かす方法が知りたい!」「いま取り組もうとしている○○の人事施策について相談したい」など、ぜひお気軽にご意見をお寄せくださいませ!

また、カスタマーサクセスチームでは、X(旧Twitter)も運営中。セミナー情報や便利な活用テクニックなどを定期的につぶやいていますので、チェックしていただけると嬉しいです!

それでは、今後もカオナビをどうぞよろしくお願いいたします!



今回のセミナーの資料はカオナビキャンパスオンラインでご確認いただけます。
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2024.03.14