活用テクニック

課題

異動検討時に業務上必要な資格を持った人がパッと分かるようにしたい

飲食店の店舗経営において、各店舗に”食品衛生責任者”と”防災管理者”の資格を持った人物が必要である。店舗間の配置換えをする際に資格の有無を考慮しながら検討したいが、メンバー1人ひとりの資格取得状況がわからず時間がかかってしまっている。

施策概要

資格の見える化で異動検討をより効率的に

異動候補者が保有している資格の種類や、配置替えにより資格保有者が不在の店舗が発生しないかといったことを把握する必要があります。「Aさんを△△店舗に異動させて体制を立て直そう」などといった検討の際、資格保有者の有無により手戻りが発生してしまうと、異動の判断まで時間がかかってしまいます。資格保有状況を可視化した状態で配置検討をすることで、判断までを短縮化するだけでなく最適配置や育成にもつながります。

  • 異動候補者の保有資格を可視化する
  • 店舗毎の資格保有者を把握し配置に活かす

カオナビを使った解決策

『プロファイルブック』に必要資格を登録

カオナビ上で資格保有状況を管理するために、まずは把握したい資格の種類や入力すべき情報の洗い出しを行います。
今回の場合、店舗経営で必要な資格を可視化したいため、”食品衛生責任者”と”防災管理者”の資格保有有無を選択できるように項目を設定します。

『シャッフルフェイス』を使って、異動配置の検討

所属毎に条件に合致したメンバーをマトリクス型で確認するこができます。全体メンバーのうち、参照したいメンバーのみに絞り込んだ上で、縦軸・横軸それぞれに条件を指定しマトリクス型で確認することができます。複数の店舗を統括するエリアマネージャーが、自身の担当エリアにおける店舗間の適正配置の検討や、人員の過不足を把握する時に有効です。
表示対象を担当エリアに絞り込み、横軸に店舗を設定し、店舗ごとのメンバーを表示後、縦軸に資格取得状況を設定することで、資格取得者を店舗横並びで把握することができます。 更に、『プロファイルブック』に人件費を入れておけば店舗毎の人件費を合わせて確認できるため、費用のバランスを見ながら店舗間の人員調整をすることができます。

カオナビ設定手順

  1. 『管理者機能トップ>レイアウト設定』で資格を管理するシートを作成する
  2. 『管理者機能トップ>CSV入出力』で保有資格のデータを一括アップロード、もしくは『プロファイルブック』で各メンバーの保有資格を個別登録する
  3. 『管理者機能トップ>カスタム設定』で、1で作成した項目を『シャッフルフェイス』の軸に使用できるように、表示軸の登録を行う。

シャッフルフェイスの活用資料はこちら

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