椎葉村が、タレントマネジメントシステム「カオナビ」を導入

急増した職員情報の一元管理や評価運用の効率化を実現し、地方自治体のDXを推進

2022年2月7日

プレスリリース

株式会社カオナビ(本社 東京都港区、代表取締役社長 CEO 柳橋 仁機、以下「当社」)は、椎葉村(宮崎県椎葉村、黒木 保隆村長)がタレントマネジメントシステム「カオナビ」を導入し、運用を開始したことをお知らせします。当社では地方自治体をはじめ、中央省庁・独立行政法人などの政府・行政系機関に特別価格で提供するプラン「カオナビ Government Cloud」※を展開しており、今後も、官公庁や自治体でのDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進にも積極的に貢献して参ります。
※「カオナビ Government Cloud」の詳細は以下よりお問い合わせください。
https://www.kaonavi.jp/government/


▲世界農業遺産にも認定されている高千穂郷・椎葉山地域で、椎葉のマチュピチュとも呼ばれ、山の上に広がる「仙人の棚田」。
公式マスコットキャラクターは、平清盛の末裔と言われている鶴富姫がモチーフの「おつるちゃん」。

導入の背景と今後

日本三大秘境と呼ばれる椎葉村は、九州山地のほぼ中央に位置し、全国でも有数な森林を持つ人口2,500人の山村です。平家落人伝説を伝える村であり、先祖代々から神楽や民謡などが脈々と受け継がれ、椎葉村最大のイベントである平家伝説を再現する「椎葉平家まつり」には人口の約10倍にあたる2万数千人の観光客が訪れます。

そんな椎葉村では、病院や保育所を含め職員数が約130名、さらに令和2年度からは、会計年度任用職員制度開始により約100名が追加され、合計230名と急速に職員数が増加しました。急増した職員も含め、全ての職員の人材情報を一元管理し、これまでエクセルで運用してきた人事評価を適切かつ効率よく実施したいと、今回「カオナビ」の導入を決定いただきました。

また椎葉村では、過疎化・少子高齢化が進み人口が減少する中、村内の各地域を持続させていくためにも現在の人口を維持していくことが喫緊の課題となっており、第2次総合戦略では移住者・UIJターン者の増加を目標に掲げています。雇用も少ないため、村役場職員としての職が、将来に渡り住み続けるために人気の“雇用の場”としての機能を果たせるよう、今後は、適切な評価や人材配置、育成などの戦略的なタレントマネジメントに注力していきたいという考えに、当社としても最大限に支援していきたいと考えています。

椎葉村役場 総務課行政グループ 椎葉 智成様コメント

「カオナビ」の導入を検討したきっかけは、まず職員一人ひとりの顔写真が見られることでした。会計年度任用職員制度がスタートし、一気に100名の職員が増えたため、顔と名前が一致せず、人事関係の業務が把握しにくい傾向にありました。

この状況を解決できるだけでなく、「顔」を見ながら職員の異動等に関するシミュレーションができること、さらに、これまでエクセルで管理・運用してきた人事評価が効率化できることが導入の決め手となりました。あまりシステムに慣れていない職員でも操作や運用が簡単で、アクセス管理や閲覧制限などのセキュリティー面でも安心なことが、職員にも人事側にも有用なシステムだと感じました。

まずは評価運用の効率化をメインの目的としていますが、今後は、アンケート機能を各種調査などにも積極的に活用し、人事行政としての幅広い活用を進め、椎葉村役場のさらなる発展につなげていきたいと考えています。

椎葉村役場について

所在地 : 宮崎県東臼杵郡椎葉村大字下福良1762-1
村 長 : 黒木 保隆
村HP  : http://www.vill.shiiba.miyazaki.jp/index.php

本件に関するお問い合わせ

株式会社カオナビ 広報担当

 

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