2025年10月機能リリースまとめ

2025年10月のアップデート情報をお届けします。

2025年11月19日

機能アップデート

スマートフォンアプリ

スマートフォンアプリのアップデート版をリリースしました(不具合解消)

スマートフォンアプリのバージョンver.2.13.1を10月6日(月)に公開いたしました。
※強制アップデートの実施はございません。

今回のリリースでは、以下の不具合を解消いたしました。

・アプリのTOP画面において、画面内のボタンをタップした際、正常に反応しない場合がある不具合
・プロファイルブックのマイボードにおいて、「基本情報」の「勤続年数」が正常に表示されない不具合

スマートフォンアプリのアップデート版をリリースしました(新機能リリース済み)

スマートフォンアプリについて、2025年10月30日よりアップデート版(バージョン2.13.2)をリリースいたしました。
※強制アップデートの実施はございません。

この度のバージョンにて、アビリティマネージャーの以下機能をアプリでも利用できるようになりました。

・対象者をステータスで絞り込みできるようになりました。
・スキルシートにて、回答に応じたメッセージを表示できるようになりました(『判定表示』パーツ)。
・スキルシートにて、ディクショナリの項目出し分け設定で設定された目標値の上限・下限を表示できるようになりました(『目標値』パーツ)。

対象者をステータスで絞り込みできる
これにより未対応の社員を一覧で素早く確認するといったシーンでご利用いただけます。

回答に応じたメッセージを表示できる(『判定表示』パーツ)
回答者自身がフィードバックや合否判定を確認できるようになり、スムーズに次の行動に繋げることが出来るようになります。

目標値の上限・下限を表示できる(『目標値』パーツ)
従業員の等級や職能などに応じて目標値(下限・上限値)を出し分けることができ、回答がしやすくなります。

ポジション管理(ポジションマッチング)

ポジション管理(ポジションマッチング)から対象者を連携してスマートレビューで選考イベントを作成できるようになりました

ポジション管理(ポジションマッチング)から対象者を連携してスマートレビューで選考イベントを作成できるようになりました。

『選考フローを開始』することで、ポジションに設定された候補者が自動で対象者として設定されたスマートレビューのイベントを作成することが出来ます。

これにより、候補者からアサインメンバーを選考する際にスマートレビューを使った選考フローを用いることが出来ます。

アサインメンバーの選考にお役立てください。

<ポジション管理(ポジションマッチング) 『選考フローを開始』後の画面>

<『テンプレートを使用する』から連携した際のスマートレビューイベント画面>

組織ツリー図(シナプスツリー)

組織ツリー図(シナプスツリー)にて水平(横方向)の組織図をExcel形式で出力できるようになりました

組織ツリー図(シナプスツリー)にて水平(横方向)の組織図をExcel形式で出力できるようになりました。

これまでPDFファイルまたはPNGファイルでのみ組織図をダウンロードできましたが、本リリースによってExcelファイルでの出力が可能になりました。
※水平(横方向)の組織図のみとなります。
※組織のみを出力できます。

現在の出力形式の場合、A4サイズ1ページに収まるように調整され出力されるため、利用用途が限られてしまうことがありました。
Excel出力することで、Excelやスプレッドシートなどのページ設定により印刷範囲を調整できるなど、より柔軟にご活用いただけるようになりました。

<Excelファイル>

なお、一般ユーザーがExcelで出力する際は権限の付与が必要です。

評価ワークフロー(スマートレビュー)

評価ワークフロー(スマートレビュー)の「高度な設定」の名称が「入力値の引き継ぎ」に変わりました

評価ワークフロー(スマートレビュー)の「高度な設定」について、機能を直感的にわかりやすくするため、名称を「入力値の引き継ぎ」に変更いたしました。

機能自体の変更はございません。引き続きご活用ください。

評価ワークフロー(スマートレビュー)のイベントコピーで「オーナー設定」「対象者設定」「参加者候補設定」を引き継げるようになりました

評価ワークフロー(スマートレビュー)のイベントコピー時、「オーナー設定」「対象者設定」「参加者候補設定」を引き継いでコピーできるようになりました。

これまでオーナー、対象者・参加者に関する情報はコピー時に引き継ぐことが出来ず、改めて対象者・参加者の設定が必要でしたが、今回のリリースによりコピー元の情報を基に設定し、修正が必要な部分のみを改めて設定することで運用が可能になります。

評価開始前の参加者設定の効率化にお役立てください。

評価ワークフロー(スマートレビュー)の調整マップ2軸表示の際に縦軸ごとに割合が表示できるようになりました

評価ワークフロー(スマートレビュー)の調整マップ2軸表示の際に縦軸ごとに割合が表示できるようになりました。

縦軸項目に対し、横軸項目の割合分布が参照可能となるため、評価割合調整や比較にぜひお役立てください。

なお、今後「行ごとの割合」ごとに集計基準値をチェックしアラートを出す機能の対応を予定しております。

評価ワークフロー(スマートレビュー)に新しいテンプレートを追加しました

評価ワークフロー(スマートレビュー)に新たなテンプレートを追加しました。
営業職・介護職に特化したMBO評価とコンピテンシー評価を組み合わせた目標評価シートです。

新たに利用可能となったテンプレート
営業職評価テンプレート

介護職評価テンプレート

併せてテンプレートタイプを追加・調整いたしました。
以下のテンプレートは『評価以外の活用例』に集約されました。
・1on1
・キャリア申告書
・1on1(本人入力欄あり)
・スキルチェック

管理者機能

カスタムCSVにて、連携キーに計算式を適用できるようになりました/労務管理(旧ロウムメイト)連携・勤怠管理(旧ロウムメイト勤怠)連携のジョブがコピーできるようになりました

これまで、CSVファイルにある社員番号の項目をキーとして連携していましたが、CSVファイルにある社員番号がカオナビの社員番号と異なる値の場合、連携を行うことができませんでした。

この度、連携キーとなる情報にも計算式を利用できるようになったことで、より柔軟にシステム間の差異に対応して連携できるようになりました。

また、併せて労務管理(旧ロウムメイト)連携・勤怠管理(旧ロウムメイト勤怠)連携にてジョブのコピーが行えるようになりました。

ジョブ作成の効率化にお役立てください。

API連携(公開APIバージョン2)のメンバー情報一括取得機能で、メンバーごとの「最終更新日時」が取得できるようになりました

API連携(公開APIバージョン2)のメンバー情報一括取得機能で、メンバーごとの「最終更新日時」が取得できるようになりました。
本リリースにより、特定の時点以降に更新されたメンバーを判別することが可能になります。

追加されたAPI は以下の通りです。

・メンバー情報 一括取得

ソートキーに設定した項目に閲覧権限がないメンバーがいる場合でも、『ソート』に表示し並び替えできるようになりました

「管理者メニュー>カスタム設定>ソートキー」にてソートキーに設定した項目に閲覧権限がないメンバーがいる場合でも、各機能の『ソート』に表示し並び替えできるようになりました。

これまで、『ソート』に表示される項目は「管理者メニュー>アクセス管理>見える情報」にて、ソートキーに設定した項目に対し、「基本情報・シートの参照>1.基本情報」と同じ範囲か、それより広い範囲で閲覧権限が付与されている必要がございました。

本リリースにより、基本情報より狭い範囲で閲覧権限が付与されている場合(「所属社員のみ閲覧可」「配下社員のみ閲覧可」など)であってもソートキーとして表示、利用できるようになります。

なお、閲覧権限がないメンバーの項目の値は空白で表示されます。
※ソート対象には含まれないため、並び替えは行われません。

社員データグラフ(カスタムガジェット)

「時系列ガジェット」で「入社3年後離職率の推移」グラフが利用できるようになりました

社員データグラフ(カスタムガジェット)の「時系列ガジェット」で、あらたに「入社3年後離職率の推移」のグラフがガジェットとして保存できるようになりました。

なお、時系列グラフとの違いは以下の通りです。

・保存した時系列ガジェットを一覧で確認でき、好きなガジェットを選択できます。
・ダッシュボードのパネル設定でガジェットを設置できます。
・作ったガジェットの設定を保存して再度参照したり、削除することができます。
・ガジェットの名称や説明を設定・変更できます。

人的資本データの可視化にお役立てください。

なお、本リリースに伴い、『時系列グラフ』につきまして機能を廃止し、今後は『時系列ガジェット』に統合いたします。

従業員数の時系列シミュレーションにてシミュレーションモードを設定できるようになりました

社員データグラフ(カスタムガジェット)内、時系列ガジェットの『従業員数の推移グラフ>時系列シミュレーション』で、4種類のシミュレーションモードを設定できるようになりました。

性別、年齢、役職、等級ごとに従業員数の推移を予測してグラフを表示できます。
中長期の人員計画にお役立てください。

シミュレーションモードを指定するとグラフの系列が分類されます。

例:シミュレーションモードに「年齢別シミュレーション」を指定する

例:シミュレーションモードに「性別シミュレーション」を指定する

例:シミュレーションモードに「役職別シミュレーション」を指定する

例:シミュレーションモードに「等級別シミュレーション」を指定する

人材データベース(プロファイルブック)

人材データベース(プロファイルブック)の複数レコードのサマリー機能で集計パーツの絞り込みに複数条件を設定できるようになりました

人材データベース(プロファイルブック)の複数レコードシートで利用できるサマリー機能がさらに便利になりました。
これまでは、1つの絞り込み条件を設定することが出来ましたが、2つまでの条件を設定することができるようになります。
これにより、「20XX年度で1ヶ月の残業時間が45時間を超えた月の数を数える」や、「特定の期間で育児休暇を取得した回数を数える」などの使い道で集計対象を絞り込めます。

■レイアウト設定でのサマリー設定
集計項目の設定は、管理者機能メニュー>レイアウト設定から事前に設定してください。

サマリー設定をONにし、『レコード集計』パーツを追加し、各項目を設定します。

<2020年4月1日~2026年3月までの育休の回数を数える集計の例>

スキル管理(アビリティマネージャー)

スキル管理(アビリティマネージャー)にて、スキル重要度がひと目でわかる「タグ機能」をリリースしました

スキル管理(アビリティマネージャー)にて、スキル項目に5色のタグを表示できるようになりました。

「スキルが沢山あり、どのスキルが会社として重要なのか分かりづらい」
「入力する際に、どのスキルを優先的に見るべきか迷ってしまう」

このような声にお応えするため、スキル項目に「重点スキル」「推奨スキル」などのタグを表示できる機能です。

■ 対象者詳細画面
スキル項目を色別にタグ付けできます。

■ フォーム設計画面
汎用的なタグがプリセットされているので、すぐにスキル項目に登録できます。
タグ名は自由に変更可能です。

スキル管理(アビリティマネージャー)にて、未完了者(要対応)に簡単にリマインドできるようになりました

スキル管理(アビリティマネージャー)のメール・プッシュ通知が改善され、未完了者だけに絞り込んで送信できるようになりました。

以下のようなシーンでご活用いただけます。

・まだ自己評価に回答していない従業員にリマインドメールを送信
・まだ一次評価をフィードバックしていないマネージャーにプッシュ通知で催促

未完了の方をリストアップして個別に連絡するといった手間が不要になり、管理者の皆様の工数を大幅に削減します。
スムーズな評価運用にぜひお役立てください。

■ メール・通知一括送信
メール・通知一括送信メニューから操作します。

未完了のメンバーに絞り込んで送信できます。

eラーニング・学習管理(ラーニングライブラリ)

eラーニング・学習管理(ラーニングライブラリ)で講座編集ができるオーナーを設定できるようになりました

eラーニング・学習管理(ラーニングライブラリ)にて、講座編集ができるオーナーを設定できるようになりました。

これまでラーニングライブラリでは、講座作成者は自身が作成した講座のみ編集が可能であったため、講座作成後に他のユーザーに対象講座の運用を委ねることができず、講座作成者または管理者(Adm)ユーザーが運用も担う必要がありました。

この場合、講座作成者の異動や退職時には管理者(Adm)ユーザーにしか引き継ぎが出来ず、その度に管理者(Adm)ユーザーの負担が増加するという課題がございました。

今回のリリースにおいて、『オーナー』が設定できるようになり、管理者(Adm)ユーザー以外の一般ユーザーも自身の講座以外の講座を編集できるようにし、引き継ぎができるようになります。

講座運用にぜひお役立てください。

※なお、オーナー設定を行えるのは管理者(Adm)ユーザーのみとなります。

選択情報ビュー(セレクトビュー)

選択情報ビュー(セレクトビュー)にてビューごとにメンバーの絞り込み条件を保存できるようになりました

選択情報ビュー(セレクトビュー)にてビューごとにメンバーの絞り込み条件を保存できるようになりました。

これまではビューを閲覧する度に絞り込み条件を設定する必要がありましたが、本リリースにより「検索条件で絞り込む」「ピックアップリストで絞り込む」にて絞り込んだ条件を保存できるようになります。

対象メンバーを絞り込んだ状態でビューを保存できるため、用途ごとのビュー作成にご活用ください。

その他

カオナビTOPから「カオナビ労務」「カオナビ勤怠」へ遷移できるようになりました

カオナビTOPから他プロダクト「カオナビ労務」「カオナビ勤怠」「人的資本データnavi」へ遷移できるようになりました。

これまで「カオナビ労務」「人的資本データnavi」はバナーリンクより遷移いただけましたが、あらたに「カオナビ勤怠」とあわせ画面左側の「サイドメニュー」および画面上部の「グローバルナビゲーションメニュー」より遷移いただけます。

また、本リリースにともない『管理者メニュー>アクセス管理』にて他プロダクトの表示・非表示がロールごとに制御できるようになりました。
『使える機能>追加機能メニュー』より設定いただけます。

なお、新規ご契約時デフォルトでは一般ユーザーの権限は「非表示(×)」となっているため、利用する場合は「表示(〇)」に設定を変更いただくようお願いします。

※表示非表示を制御できるのは画面左側の「サイドメニュー」および画面上部の「グローバルナビゲーションメニュー」のみです。
カスタムガジェットに表示される「人的資本データnavi」バナーの表示非表示を制御することはできません。

※これまで『アクセス管理>その他の設定>付属機能』にて設定いただいた「カオナビ労務」へのログイン権限については、『使える機能>追加機能メニュー』に集約されます。