2025年9月機能リリースまとめ
2025年9月のアップデート情報をお届けします。
2025年10月15日
機能アップデート

スマートフォンアプリ
スマートフォンアプリのアップデートについて
スマートフォンアプリのバージョン2.12.17を9月1日(月)に公開しました。
この度のバージョンにて、スマートフォンのログイン端末制限機能が利用できるようになりました。
ログイン端末制限とは、ログインすることができる端末を制限、管理できる機能です。
管理者機能から機能を有効にし、ユーザーがアプリからログインすると、利用している端末を今後ログインできる端末として登録し、登録以降はその端末でのみログインが可能になります。
認証端末以外からアプリにログインすることができないようになるため、不正ログインや未許可端末からのログインなどのセキュリティリスクの低減を図ることができます。
■管理者機能>スマートフォンアプリ管理>スマートフォンアプリ設定画面

■管理者機能>スマートフォンアプリ管理>利用ユーザーコントロール画面

またこれに合わせ、9月1日(月)に旧バージョンのアプリの強制アップデートを実施いたしました。
強制アップデート後は、旧バージョンのアプリをご利用いただけなくなります。
管理者(Adm)ユーザーの皆様におかれましては、旧バージョンのアプリをお使いのユーザー様へご周知いただき、各端末のアプリのアップデートを行っていただきますようお願い申し上げます。
スマートフォンアプリのアップデート版をリリースしました(新機能リリース済み)
スマートフォンアプリについて、2025年9月18日よりアップデート版(バージョン2.13.0)をリリースいたしました。
※強制アップデートの実施はございません。
この度のバージョンにて、アプリでもスキル管理(アビリティマネージャー)が利用できるようになりました。
スキル管理(アビリティマネージャー)がカオナビアプリでも利用できることで、パソコンがない環境でもスキル管理ができるようになります。
※なお、アプリで利用できるスキル管理(アビリティマネージャー)の機能は評価を入力する機能のみとなります。
集計機能や管理者機能はアプリからご利用できません。
また本リリースでは『目標値』パーツ、『判定表示』パーツは非表示となります。これらのパーツの表示に関しては順次対応いたします。


スマホアプリでスキル管理(アビリティマネージャー)の確定時のプッシュ通知が受け取れるようになりました
スマートフォンアプリについて、2025年9月29日よりアップデート版(バージョン2.13.1)をリリースいたしました。
※強制アップデートの実施はございません。
この度のバージョンにて、スキル管理(アビリティマネージャー)での確定・差し戻し時、プッシュ通知がアプリで受け取れるようになりました。
これにより、カオナビからの通知が受け取れるメールアドレスを持たないユーザーでも、スマートフォンアプリを利用している場合であればスキル管理(アビリティマネージャー)の通知を受け取ることができるようになります。
スマートフォンアプリで通知を受け取るためには、以下2点の設定が必要です。
・スマートフォンアプリのアプリ設定の『プッシュ通知』をONにする
・スマートフォンアプリ管理画面にてプッシュ通知の利用>メール送信時の設定をONにする

社員データグラフ(カスタムガジェット)
社員データグラフ(カスタムガジェット)において、複数レコードのサマリー情報で絞り込みができるようになりました
社員データグラフ(カスタムガジェット)において、複数レコードのサマリー情報で絞り込みができるようになりました。
これまで複数レコードのサマリー情報をカスタムガジェットで利用する場合、集計項目のみ利用が可能だったためサマリーを使ったデータでメンバー数のカウント等をすることが出来ませんでしたが、本リリースにより可能になります。
さらに多様な従業員データの分析にお役立てください。
<作成できるガジェットの例>
【チャートガジェット】
残業時間が30時間を超過した従業員数が部署ごとに何名いるかを可視化する積み上げ縦棒グラフ
※残業時間が30時間を超過したメンバーで絞り込み

【計算式ガジェット】
残業時間が30時間を超過した従業員の平均残業時間

併せて、複数レコードサマリーを利用したガジェットの場合でも、メンバーポップアップの表示が可能になりました。
※メンバーポップアップでの顔写真の表示や、顔写真を押下して人材データベース(プロファイルブック)への遷移は可能ですが、人材データベース(プロファイルブック)一覧への遷移はできません。

従業員数の時系列シミュレーションにて凡例項目に「年齢」を指定できるようになりました
社員データグラフ(カスタムガジェット)内、時系列ガジェットの『従業員数の推移グラフ>時系列シミュレーション』で、凡例項目に「年齢」を指定できるようになりました。
年齢ごとに従業員数の推移を予測してグラフを表示できます。
中長期の人員計画にお役立てください。

「時系列ガジェット」で「平均勤続年数の推移」グラフが利用できるようになりました
社員データグラフ(カスタムガジェット)の「時系列ガジェット」で、あらたに「平均勤続年数の推移」のグラフがガジェットとして保存できるようになりました。

なお、時系列グラフとの違いは以下の通りです。
・保存した時系列ガジェットを一覧で確認でき、好きなガジェットを選択できます。
・ダッシュボードのパネル設定でガジェットを設置できます。
・作ったガジェットの設定を保存して再度参照したり、削除することができます。
・ガジェットの名称や説明を設定・変更できます。
人的資本データの可視化にお役立てください。
「時系列ガジェット」で「平均年齢の推移」グラフが利用できるようになりました
社員データグラフ(カスタムガジェット)の「時系列ガジェット」で、あらたに「平均年齢の推移」のグラフがガジェットとして保存できるようになりました。

なお、時系列グラフとの違いは以下の通りです。
・保存した時系列ガジェットを一覧で確認でき、好きなガジェットを選択できます。
・ダッシュボードのパネル設定でガジェットを設置できます。
・作ったガジェットの設定を保存して再度参照したり、削除することができます。
・ガジェットの名称や説明を設定・変更できます。
人的資本データの可視化にお役立てください。
スキル管理(アビリティマネージャー)
スキル管理(アビリティマネージャー)にて、回答内容に応じたリンクを表示できるようになりました
スキル管理(アビリティマネージャー)にて、回答内容に応じたリンクを表示できるようになりました。
以下のシーンなどで便利にご利用いただけます。
・スキル未取得の従業員に学習資料を提示する
・次のステップに進むメンバーにeラーニング・学習管理(ラーニングライブラリ)の受講を案内する
対象者の皆さまの、さらなるスキルアップにご活用ください。
■ 対象者詳細画面
PDFやWebサイトなどのリンクを表示できます。

■ フォーム設計画面
回答内容を条件にして、リンクを出し分けることができます。

評価ワークフロー(スマートレビュー)
評価ワークフロー(スマートレビュー)の調整マップが2軸(縦軸・横軸)表示に対応しました
2025/08/05リリースの「評価ワークフロー(スマートレビュー)の調整マップ2軸(縦軸・横軸)表示対応」に付随して機能提供を一時停止しておりました、『全選択』『項目を隠す』機能につきまして、再度ご利用いただけるようになりました。
一時停止中はご不便をおかけいたしましたことをお詫び申し上げます。
評価ワークフロー(スマートレビュー)の調整マップで参照項目が10件まで表示できるようになりました
評価ワークフロー(スマートレビュー)の調整マップで参照項目が10件まで表示できるようになりました。
これまで、参照項目は3件まで設定可能でしたが、本リリースにより最大設定件数が10件まで拡大いたしました。
参照項目の設定件数拡大により、よりさまざまな情報を参照しながらの評価調整が可能となります。

管理者機能
API連携(公開APIバージョン2)から顔写真を取得できるようになりました
API連携(公開APIバージョン2)から顔写真を取得できるようになりました。
これまでは『管理者メニュー>顔写真管理』からまとめて顔写真をダウンロードするしかできませんでしたが、今回のリリースによりAPIを通して顔写真を取得できるようになりました。
業務の効率化にご活用ください。
追加されたAPI は以下の通りです。
・メンバー情報 顔写真 一括取得
より直感的に操作しやすく!管理者メニューの各画面デザインを少しずつ改善しています
■請求書管理
『請求書確認』画面のデザインを修正しました。
請求月、請求書作成日、ダウンロード、ダウンロード履歴への項目変更やダウンロードボタンの設置を行い、他の画面とデザインを揃え、より直感的に操作いただけるように改善しました。

■ユーザー環境
『ユーザー環境』画面のデザインを修正しました。
ログインID、紐づけメンバー、種別、ロール、最終ログイン、IPアドレス、OS、ブラウザを表形式で表示し、他の画面とデザインを揃え、より直感的に操作いただけるように改善しました。

HR共創プラットフォーム PathosLogos連携にて、連携キーに計算式を適用できるようになりました
これまで、HR共創プラットフォーム PathosLogosとカオナビの社員番号の項目をキーとして連携していましたが、社員番号がそれぞれで異なる値の場合、連携を行うことができませんでした。
この度、連携キーとなる情報にも計算式を利用できるようになったことで、より柔軟にシステム間の差異に対応して連携できるようになりました。

「2段階認証管理」の名称が「2要素認証管理」に変わりました
「管理者メニュー>2段階認証管理」について、名称を「2要素認証管理」に変更いたしました。
本機能については、異なる2つの要素による認証に対応しており、より適切な表現とするため、名称を変更いたしました。
※機能自体の変更やセキュリティレベルに変更はなく、名称のみの変更となります。
※ログイン時に表示される名称も「2段階認証」から「2要素認証」に変更となります。
・管理者機能トップ

・2要素認証ログイン画面

条件通知設定で、本人(対象者)を除外して通知できるようになりました
条件通知設定で、本人(対象者)を除外して通知できるようになりました。
これまでアラートの通知先は「本人」と「任意の管理者」となり、「本人(対象者)」は必須となっておりましたが、本リリースにより対象者への通知を除外し、管理者のみに通知を行うことが出来るようになりました。
※「通知の設定」にて、「対象者」「管理者権限ユーザー」それぞれON/OFFを切り替えることが出来るようになります。
本人への通知が不要なパターンでのリマインド業務などにご活用ください。

また、条件通知設定ごとの通知対象を「条件通知設定TOP>条件通知結果」よりワンクリックで一覧で確認することが出来るようになりました。
「条件通知結果(一覧)」ではいつ、どのような条件設定(シート名や項目パーツ名)、条件通知の対象(対象者数、管理者数)、通知エラーの有無を一覧で確認することができます。

通知エラーがあった条件通知のみ絞り込みを行うことも可能です。

あわせて「条件通知結果(詳細)」では対象者はどのメンバーなのか、またどの対象者と管理者に通知が行われたか、など詳細がより分かりやすく確認できるようになりました。

人材データベース(プロファイルブック)
「ファイルから自動入力」機能にて自動入力対象の項目が選択できるようになりました
人材データベース(プロファイルブック)の「ファイルから自動入力」機能にて自動入力対象の項目が選択できるようになりました。
これまで、大量に項目数がある場合にエラーが発生したり、自動入力が不要な項目をマッピングしてしまうなど、意図したデータの入力ができないことがございました。
本リリースにて、「高度な設定」機能を新たに追加し、マッピングする項目を細かく選択できるようになりました。

異動案取りまとめ(フォーメーションビルダー)
異動案を複製できるようになりました
異動案取りまとめ(フォーメーションビルダー)において、異動案を複製できるようになりました。
異動案上で所属を削除したり、異動情報を取り込む前に、それまでに作業した異動案を複製しバックアップとして利用いただけます。
ぜひご活用ください。

