活用テクニック

課題

複数のデータをかけ合わせて配属や異動の検討を行いたい

これまで配属や異動を検討するとき、本人の希望や人事・上司の所感といった定性情報をもとに判断していた。ただ、重要な決定事項であるために、今後は適性検査の結果など、客観的なデータも踏まえて配属や異動の検討を行いたい。とはいえ、必要な情報はタレントマネジメントシステムに一元化できたものの、確認すべきページが複数にまたがっており、見つけにくい。そこで、1ページに必要な情報をまとめることで、複数のデータを見ながら配属や異動検討を行える状態をつくりたい。

施策概要

異動検討に必要な情報を一箇所にまとめたページを作成する

適性検査の結果などを一箇所にまとめ、配属や異動の検討で必要な情報が確認できるページを作成しました。ページ内には、適性検査でわかったタイプと評価結果の関係性を可視化したグラフも集約。全体の傾向と比較しながら、各部署ごとに活躍する人のタイプも確認できるようになりました。また、データだけでなく顔ぶれも見ることができるため、定性情報も組み合わせながら配属や異動の検討を行っています。

  • 適性検査の結果などを一箇所にまとめる
  • 適性検査でわかったタイプと評価結果の関係性を可視化したグラフも集約

カオナビを使った解決策

『ダッシュボード』に必要な情報を集約する

まずは、情報を集約するために『ダッシュボード』でボードを作成しましょう。画面右上の『ボード管理』から作成できます。


そして、『パネル』からドラッグ&ドロップで、データを追加していきましょう。

なお、データを追加するためには、事前に『カスタムガジェット』『ピックアップリスト』を使ってグラフを作成しておく必要があります。

 

『カスタムガジェット』に関する記事は、以下をご確認ください。

「人的資本の情報開示」に向け、男女別・雇用形態別などの賃金格差を可視化したい

集約した情報をもとに異動検討を行う

ボードに情報を集約し終えたら、その内容をもとに社員の傾向を把握し、異動検討を行っていきます。

例えば、SPIタイプの割合について全社と営業部全体で比較すると大差ないが、「最新評価B以上は、『結果重視タイプ』が多い」「最新評価C以下は、『調和重視タイプ』が多い」などの傾向を確認することができます。加えて、結果重視タイプの顔ぶれも同じボード上で簡単に確認できます。その結果、営業部では結果重視タイプのほうが活躍しやすいのではないかという仮説が立てられ、顔ぶれを見ながら異動の検討に活かすことができるでしょう。

カオナビ設定手順

  1. 『ボード管理』から情報を集約するためのボードを作成する
  2. 『パネル』からドラッグ&ドロップで、データを追加していく
  3. 集約した情報をもとに社員の傾向を把握し、異動検討を行う

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