リソースとは?【ビジネスでの意味】「リソースを割く」

リソースとは、資源や資産などを意味する言葉です。ビジネスではどんなリソースがあるのでしょうか。5つのリソース、管理やマネジメント方法などを解説します。

1.リソースとは?

リソース(resource)とは、能力や時間、資金や資料、資材や供給源など資源全般のことで、目的の達成に必要な要素や、役に立つ要素を指します。

ビジネスの世界では、人材、資金、物質など異なる種類を総じてリソースと呼ぶことが多いです。増減や補填が可能ですが、それには適切な管理が必要となります。

リソースとは目的の達成に必要な能力、時間、資金、資料、資材などのこと。増減や補填には適切な管理が欠かせません

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2.ビジネスにおけるリソース、経営資源とは?

ビジネスにおけるリソースつまり経営資源とは、経営に必要な資源のことで、基本はヒト・モノ・カネ・情報の4つです。しかし、時間や知的財産などお金では買えない経営資源資源もあると考えられています。

ヒト(人的資源)

ヒト(人的資源)は、経営資源のモノ・カネ・情報を動かす資源であり、経営資源の中で最も重要なものです。ヒトがいてカネが動き、ヒトがいてモノがつくられ、ヒトがいて情報が集められ、そして活用できるといっても過言ではありません。

また他の資源と違い、自ら自由な発想や行動、活動を起こせます。ヒトは規律性や自律性を求め、一方では感情や欲求によって動くもの。そのためヒトは絶対的に管理できないともいえるのです。

モノ

モノとは、オフィス、設備、備品など会社が所有する物理的な資源のこと。工場や社用車、パソコンやインストールされているソフトウェア、土地なども経営資源に含まれます。

ヒトによってモノに手が加えられ、モノに価値が生まれ。その価値がカネに交換されて、ビジネスが生まれるのです。物質的な資源が豊富にあれば、生産効率は上がるでしょう。しかしランニングコストもかかります。

もし好立地な不動産を所有していれば、それは貴重な経営資源になるでしょう。

カネ

カネとは、オフィスの賃貸料、社員を雇うための給与、備品の購入、新規プロジェクトを立ち上げる際の準備費用といった運営資金のことで、経営資源のヒト、モノ、情報を揃える際に必要な資源となります。

カネには現金だけでなく、借り入れ金、株式、債券なども含まれ、多いほどそれだけ経営資源は豊富になり、選択肢も増えて経営規模も広げられるのです。カネをどう配分してどう使うかは、会社の将来性に大きく影響します。

情報

情報とは、顧客情報、市場の動向など会社が所有している無形財産のことで、著作権や特許、技術、ノウハウ、統計データなどの各種データなども情報に含まれます。情報は無形ですが、会社の利益に大きく関わるため、売却することも可能です。

また、高い技術やノウハウを持っている社員は人的資源でありますが、その社員にしかできない仕事があるため、情報資源にも含まれます。

その他(時間や知的財産)

最後は、お金では買えない時間や知的財産です。

時間はすべての人に平等に与えられています。この限りある時間で、どれだけ仕事をこなせるか、新しいサービスや製品を作り出せるかが重要となるのです。

知的財産とは、特許を取った技術や独自性、商標権や著作権、商号やブランドなどのこと。法律で保護されているため会社経営の上でも大きな財産になります。また自社の強みも経営資源と考えられるでしょう。

経営資源のヒト・モノ・カネ・情報・時間や知的財産を経営状態に合わせて適切に配分し、上手に使うことで会社を発展できるのです

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3.リソース管理、リソースマネジメントの方法

プロジェクトを達成させるために必要となる、経営資源のヒト・モノ・カネ・情報・時間・知的財産のマネジメントをそれぞれ詳しく説明しましょう。

  1. ヒトの管理 HRM
  2. モノのマネジメント
  3. カネのマネジメント
  4. 情報のマネジメント
  5. タイムマネジメント
  6. 知的財産のマネジメント

①ヒトの管理 HRM

HRM (Human Resource Management)とは、人的資源管理のことで、「必要な人材を採用」「必要な部署に必要な人材を配置」「人材育成」などさまざまなマネジメントがあります。

人材こそが経営に最も大切な資源と考えられているため、HRMという手法が重要視されているのです。

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ストレスマネジメント

ストレスは、適度ならばモチベーションを高める効果もありますが、過度な場合、心身に悪影響を及ぼします。こうした日々のストレスとの上手な付き合い方を考えて、適切に対処していくことをストレスマネジメントと呼ぶのです。

ストレスチェックテストなどで、仕事で生じるストレスをチェックし、適時ケアします。早期にストレスマネジメントを身に付けておけば、どんな場面でもストレスと上手に向き合えるでしょう。

ストレスマネジメントとは?【コーピングやチェック制度】
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スキルマネジメント

スキルマネジメントとは、人材のスキルを可視化して、どんなスキルを向上させればよいのかを考えていくこと。スキルを可視化して社内で共有すれば、人材配置や業務の割り当て、人事評価などの際に広く活用できるでしょう。

専門知識や技術力などを持った優秀な社員に、スキルを最大限に発揮できるポジションを用意すれば、成果にもよい影響をもたらすでしょう。組織に足りないスキルを補強するために人材を育成することも忘れてはなりません。

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人材管理マネジメント

人材管理マネジメントとは、評価制度の整備、採用や異動、配置など人材の管理などを行うことで、社員のモチベーションややりがいの向上を期待します。

以前であれば、企業が成長するためには経営戦略や財務戦略が決め手でしたが、近年、他社にない優位性が、企業が生き残るための最大の要因とされているのです。

そのためにも自社の強みにもなる、他社にはない優秀な人材を育成する人材管理マネジメントは欠かせません。

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パフォーマンスマネジメント

パフォーマンスマネジメントとは、目標管理制度やフィードバックによって、人材の行動を業績向上につなげるためのマネジメントです。企業の目標達成を目指して社員の能力を引き出し、社員個人と企業の成長を促進します。

パフォーマンスマネジメントはこれまでにない新しい手法です。具体的な方法として、上司と部下の円滑なコミュニケーション、部下へのコーチング、迅速なフィードバックなどが挙げられます。

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②モノのマネジメント

モノのマネジメントとは、商品ではなく、仕事に必要な備品類の購入、修理や手入れ、レンタルするなどのマネジメントのこと。

物質的な資源がたくさんあれば生産効率が上がり業績も伸びるでしょう。しかしモノを処分する際も費用がかかります。そこで購入かレンタルかなどをマネジメントして、コストや経費の削減をするのです。

また必要に応じて瞬時に書類や備品が取り出せるよう、社内のモノを整理整頓しておくこともマネジメントに含まれます。

③カネのマネジメント

経営資源のカネは、会社経営のための資金です。企業が目標を達成し業績を伸ばして成長するには、優秀な人材の採用や育成への投資が必要でしょう。

また製品の開発や製造、サービス開発などの設備投資や経営資金も不可欠です。そのためにも、売り上げから運営に回せるお金を捻出する、必要に応じて融資を受けるなど、カネという資源を管理してマネジメントしていきます。

④情報のマネジメント

情報のマネジメントとは、企業や組織などが所有する情報を見直し、情報の活用能力を高めて組織の価値を向上させる手法です。

たとえば、組織内にあふれる情報から価値ある情報を絞り込み、さらに自社の利用頻度が高い情報だけを取り出すなど情報の品質を見極めたり、情報を業務プロセスごとに分類し利用者が適切な情報にアクセスできるよう改善したりします。

情報とそれを扱うプロセスすべてを管理し、情報の信頼性を高めることで、会社や組織の業績を向上させていくのです。

⑤タイムマネジメント

タイムマネジメントとは、1日24時間の使い方を改善して、企業の業績を向上させる手法です。決められた時間の中でいかにパフォーマンスを発揮できるか、無駄な時間を削減し、時間を有効活用できるかは重要でしょう。

タイムマネジメントを行う際のコツは、優先して取り組む業務に時間を使うこと。そのためには、期日、達成レベルなど、仕事に目標を設定し、毎回どの程度達成できたかを振り返る時間をつくることが必要です。

優先順位の低い仕事は、ほかの人に任せることも視野に入れます。

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⑥知的財産のマネジメント

知的財産のマネジメントとは、特許を持つ技術などを法律的に保護して管理すること。知的財産は、特許権や商標権、著作権、デザインを保護する意匠権、考案を保護する実用新案権など、最も大切な戦略リソースです。

「これらの権利を保護する」「PEST分析などで伸ばすべき強みを見つけ出す」「会社や組織の知的財産物としての権利をどのようにして取れるか、どのように活用してビジネスや利益に結び付けるか」などを管理していきます。

優れた経営資源を豊富に持っていても、それらを適切に使うことができなければ会社は大きく発展しません。そのためにもマネジメント力は必要不可欠です

リソースのQ&A

リソースとは、能力や時間、資金や資料、資材や供給源など資源全般のことです。目的の達成に必要な要素や、役に立つ要素を指します。 人材、資金、物質など、異なる種類の物事を総称してリソースと呼ぶケースもあります。
ビジネスにおけるリソース、つまり経営資源とは、経営上で求められる資源のことです。基本は「ヒト」「モノ」「カネ」「情報」の4つを指します。 上記4つの資源に加えて、「時間」や「知的財産」など、非金銭的な経営資源を含めて言及する場合もあります。
優れた経営資源を豊富に持っていても、それらを適切に使うことができなければ会社は大きく発展しません。そのためにもリソースのマネジメント力は必要不可欠です。 リソースを一元管理するには、マネジメントシステムの導入が効果的でしょう。たとえば人的資源のマネジメントであれば、採用・評価・育成・抜擢・配置などを人材マネジメントツールでまとめて管理することができます。