Excel、紙の評価シートを豊富なテンプレートで楽々クラウド化。
人事評価システム「カオナビ」で時間が掛かっていた人事業務を解決!
⇒ 【公式】https://www.kaonavi.jp にアクセスしてPDFを無料ダウンロード
人事評価とは、従業員の成果やスキル、勤務態度などをもとに評価を行い、評価によって示された内容を昇給・昇格などの処遇に反映させる仕組みです。
一方で、評価の公平性を保つことや、エクセルを使用した煩雑な運用に悩む企業も少なくありません。こうした課題を解決するために、評価シートの作成や進捗管理、データの集約などを効率化できる「人事評価システム」の導入が進んでいます。
この記事では、人事評価システムの基本機能から導入メリット、選定の比較ポイント、導入手順、注意点までをわかりやすく解説。さらに、実績のある13のおすすめシステムも紹介します。自社に合った最適なツール選びの参考にしてみてください。
目次
時間が掛かる評価業務を効率化!
人事評価システムの選び方がわかる解説資料をプレゼント
資料の無料ダウンロードは ⇒ こちらから
1.人事評価システムとは?
人事評価システムとは、人事評価を効率化したり、業務の質を上げたりするためのツールです。目標設定や進捗状況、自己評価、他者からのフィードバックなどの情報をまとめて管理し、評価プロセスをスムーズにします。
さらに、評価シートの作成やデータ分析を自動化することで、人事担当者の負担を減らし、公平で納得感のある評価を実現できます。
2.人事評価システムの機能
ここでは、人事評価システムの主要な機能について説明します。
社員情報管理
従業員の基本情報、経歴、スキル、資格、研修履歴、異動履歴など、多岐にわたる情報を一元管理できます。登録された情報は、必要なときにすぐ検索・確認が可能です。
さらに、評価結果も継続的に蓄積されるため、異動の際にはその人がこれまでにどういった評価を受け、どのようなスキルや成果を積み重ねてきたのかを把握しやすくなります。こうした情報をもとに、能力や成長状況をふまえた最適な人材配置を実現できるのが特徴です。
評価シートの作成
企業の評価制度に合わせた評価シートを簡単に作成でき、紙やエクセルで管理していた内容もシステム上で再現可能です。
さらに、役職や部署ごとに異なる評価基準を設定する、各評価項目に重み付けするといった対応もできます。
また、MBOやOKRなどの目標管理に適したテンプレートを備えたシステムもあり、これを活用することで、初期設定の手間を省きながらスムーズに評価シートを作成できます。
評価シートの配布・回収・進捗管理
システム上で、評価シートの配布や回収、進捗状況の一元管理が可能です。紙やメールでのやり取りによる手間を削減し、未提出者へのリマインドも自動化できます。進捗状況をリアルタイムで把握できるため、評価業務の滞りを防ぎ、スムーズに運用できるでしょう。
目標設定・評価管理
従業員ごとに目標を設定し、評価者と共有できます。目標や達成度、最終評価などを登録して管理ができ、進捗状況をリアルタイムで可視化できるのも特徴です。これにより、目標達成に向けたモチベーションの維持やアドバイスがしやすくなります。
さらに、面談の記録やフィードバック内容を保存しておくことで、定期的な振り返りが可能です。過去の評価を参考にしながら、次回の目標設定に活用できるでしょう。
評価データの分析・調整
収集した評価データを分析し、組織全体の傾向や課題を把握できます。部署ごとの評価傾向や評価者間のバランスが視覚的にわかり、評価の偏りを防止することも可能です。
データを可視化することにより、必要に応じた評価の調整や評価者へのフィードバックが可能に。さらに、評価結果を活用し、新たな組織編成のシミュレーションや最適な人材配置にも役立てられます。
外部システムとの連携
エクセルで管理しているデータをCSV形式で入力できるほか、他の業務システムと簡単に連携できるシステムもあります。既存の労務管理システムや給与管理システム、コミュニケーションツールと連携することで、業務の効率化が図れるでしょう。
部下を育成し、目標を達成させる「1on1」とは?
・1on1の進め方がわかる
・部下と何を話せばいいのかわかる
・質の高いフィードバックのコツがわかる
効果的に行うための質問項目集付き解説資料をダウンロード⇒こちらから
【評価業務の「めんどうくさい」「時間がかかる」を一気に解決!】
評価システム「カオナビ」を使って評価業務の時間を1/10以下にした実績多数!!
●評価シートが自在につくれる
●相手によって見えてはいけないところは隠せる
●誰がどこまで進んだか一覧で見れる
●一度流れをつくれば半自動で運用できる
●全体のバランスを見て甘辛調整も可能
3.人事評価システム導入のメリット
人事評価システムを導入することで、以下のようなメリットが得られます。
- エクセルと比較して効率的に人事評価ができる
- 公平な評価を実現できる
- 人員配置を最適化できる
- 人事データの一元管理・分析ができる
- 従業員のモチベーション向上につながる
エクセルと比較して効率的に人事評価ができる
従来の人事評価はエクセルや紙を使い、評価シートの作成、配布、回収、集計といった作業に多くの時間と手間がかかっていました。人事評価システムを導入すると、これらの作業が自動化され、業務の効率が大幅に向上します。
たとえば、評価シートの配布や回収状況をリアルタイムで確認できるほか、未提出者への自動リマインド機能も搭載されています。人事担当者や管理職の負担を軽減できるでしょう。
公平な評価を実現できる
人による評価では、どうしても主観的な判断が入りやすくなりがちです。一方で、人事評価システムを活用すれば、目標の達成度や業務実績といった客観的なデータをもとに評価を行えます。
客観的なデータを活用することにより、個々の成果やスキルにもとづいた公平な判断がしやすくなり、納得感のある評価を実現できるでしょう
人員配置を最適化できる
人事評価システムを導入すると、従業員のスキルや評価結果、キャリア志向などのデータを一元管理できるため、適材適所の人員配置がしやすくなります。
とくに大企業では、グループ会社や支社をまたいで人材を探すのが難しいものです。システムを活用すれば必要な人材を素早く検索でき、より戦略的に配置を決定できます。
人事データの一元管理・分析ができる
必要な情報を素早く取得し、管理コストを削減できるのもメリットです。情報の修正が必要な場合も、マスタデータを一度更新するだけでシステム全体に反映されます。作業の手間が減り、ミスの防止にもつながるでしょう。
また、分散していた人事データを一元管理することで、より精度の高い分析が可能です。たとえば、部門や職種ごとの評価傾向を把握し、組織の強みや課題を明確にできます。
そのほか、過去の経験や保有スキルのデータを活用して、一人ひとりに最適な人材育成計画を立てることも可能でしょう。組織全体のパフォーマンス向上にもつながります。
従業員のモチベーション向上につながる
人事評価システムを導入すれば、人材データという根拠をもとに評価されるため、評価のプロセスが明確になります。透明性の高い公正な評価が可能となり、従業員の納得感が高まるでしょう。
その結果、「なぜこの評価なのかわからない」といった不満が減り、仕事への意欲やモチベーションの向上につながります。
人事評価システムによる評価業務効率化は、人事や評価者の負担を大きく軽減。そうして生まれた余裕で、評価制度や評価基準の改善、評価者育成など、評価の質を上げるための施策に力を入れられます。
人事評価システム「カオナビ」の資料 ⇒とりあえず無料でダウンロードしてみる
4.人事評価システムの比較ポイント
人事評価システムを選ぶ際は、複数の視点からしっかり比較・検討することが大切です。ここでは、選定時に押さえておきたい9つのポイントをわかりやすく解説します。
①クラウド型かオンプレミス型かパッケージ型か
人事評価システムは、クラウド型、オンプレミス型、パッケージ型の3つの形態があります。それぞれの特徴と自社の要件を照らし合わせ、最も適した導入形態を選択しましょう。
比較 | クラウド型 | オンプレミス型 | パッケージ型 |
導入形態 | インターネット経由でベンダーのサーバーに接続して利用 | 自社サーバーにシステムを導入して運用 | ソフトウェアを購入し、利用する端末にインストールして使用 |
費用 | 初期費用、利用人数に応じた月額費用 | 初期費用、カスタマイズ費用、保守費用など | ソフトウェアの購入代金のみ |
メリット | ・導入が早い ・初期費用を抑えられる ・インターネット環境下なら、場所を問わず利用できる |
・自社のニーズに合わせて柔軟にカスタマイズできる ・自社サーバーのためセキュリティが強固 |
・ソフトを購入すればすぐ使える ・継続使用料が不要 |
デメリット | ・オンプレミスほどカスタマイズ性は高くない ・ベンダーのセキュリティポリシーに依存する |
・コストが高い ・導入に時間がかかる ・社外からの利用には別途設定が必要 |
・カスタマイズができない ・インストールした端末でしか利用できない |
②目的に適した機能が備わっているか
人事評価システムを導入する目的は企業によってさまざまです。一般的に求められる機能には以下のようなものがあります。
- 評価シートの作成
- 進捗状況を一覧で確認
- 評価結果を自動集計
- 未対応者への催促メールの送信
- 評価履歴や面談履歴の一元管理
- 組織を俯瞰しながら評価の甘辛調整
将来的に人材育成を重視する企業は、タレントマネジメント機能のあるシステムを選ぶのが適切です。自社の評価制度や人材育成方針に合致したシステムを選択しましょう。
③自社の規模に対応できるか
対象とする企業規模は主に「中小企業向け」と「大企業向け」に分かれます。大企業向けのシステムは多機能で価格が高めです。
一方で、中小企業向けのシステムはシンプルな設計でコストを抑えやすい傾向があります。導入事例を参考にしたり、営業担当に相談したりして自社に適したシステムを確認するとよいでしょう。
④直感的に操作できるか
複雑で使いにくいシステムは、従業員に定着しません。直感的に操作でき、利便性に優れたシステムを選ぶのがポイントです。以下の点を確認するとよいでしょう。
- 評価者や被評価者がスムーズに操作できるか
- 閲覧や編集の権限設定を細かく管理できるか
- データの入力や更新が簡単に行えるか
⑤自社の評価制度を再現できるか
現在の評価制度をそのままシステム上で再現できるかどうかは、導入時の重要なポイントです。また、試行錯誤しながら頻繁に修正・変更を行う場合は、自社で簡単に調整できるシステムを選ぶと運用しやすくなります。その際、以下の点を確認しておきましょう。
- 現在運用している評価制度をシステム上で再現できるか
- カスタマイズや修正が容易に行えるか(ドラッグ&ドロップで直感的に設計できるかどうか)
- MBO、コンピテンシー評価、360度評価など、多様な評価手法に対応しているか
- ワークフローが柔軟に設定でき、会社独自の承認経路を設計できるか
⑥機能と予算が見合っているか
人事評価システムの価格は、搭載されている機能や利用人数によって大きく変わります。必要な機能をしっかり備えつつ、予算内で導入できるシステム選びが重要です。
クラウド型であれば、利用人数に応じた月額料金が設定されているケースが多いため、初期費用を抑えながら手軽に導入できるでしょう。
⑦信頼できる実績はあるか
人事評価システムを選ぶ際は、提供するベンダーの実績や信頼性も重要な判断基準になります。確認すべきポイントは以下の通りです。
- 導入企業の数や規模
- 業界ごとの導入実績
- ユーザーレビューや評価
とくに、自社と同じ業界や規模の企業での導入実績があるかどうかは、大きな判断材料になります。また、長期的な活用を前提に、ベンダーの安定性や今後の成長性への考慮が大切です。
⑧セキュリティ対策は万全か
人事評価システムは機密性の高い個人情報を扱うため、強固なセキュリティ対策が不可欠です。以下のようなセキュリティ機能が備わっているかを確認しましょう。
- 通信時のデータの暗号化
- アクセス制御や権限管理
とくにクラウド型システムを選択する場合は、データセンターのセキュリティ認証(ISO27001など)やプライバシーマークの取得などもチェックしてみてください。
⑨サポート内容は充実しているか
人事評価システムを効果的に活用するためには、充実したサポート体制が欠かせません。以下のようなサポート内容を確認しましょう。
- 導入時のトレーニング
- マニュアルやオンラインヘルプの充実度
- カスタマーサポートの対応時間と方法(電話、メール、チャットなど)
- 定期的なバージョンアップと機能追加
とくに、導入初期のサポートは重要です。スムーズな立ち上げと運用のために、手厚いサポート体制のあるベンダー選びをおすすめします。
評価業務の時間が1/10以下になった実績多数! 人事評価システム「カオナビ」の資料の無料ダウンロードは⇒ こちらから
5.人事評価システム導入の進め方
人事評価システムの導入を進めるためには、段階的な手順を踏む必要があります。ここでは、7つのステップで具体的な手順を解説します。
①導入目的を明確にする
まず、導入の目的を明確にします。大切なのは、自社の人事課題を解決する視点で目的を設定することです。「評価運用の効率化」や「新しい評価制度の構築」は手段に過ぎません。その先にある本質的な課題を洗い出し、具体的に言語化しましょう。
たとえば、以下のように明確な目的を定めることで、課題解決に向けた必要な機能が明確になります。
- 評価やキャリア志向をもとに、ジョブローテーションおよび異動を検討できるようにする
- 評価制度にキャリアビジョンや企業の価値観(バリュー)を反映させることで、理想とする人材の育成を進める
②導入ツールを比較する
人事評価システムを3つ程度選び、先述した9つの比較ポイントにもとづいて条件を整理しましょう。
- クラウド型かオンプレミス型かパッケージ型か
- 目的に適した機能が備わっているか
- 自社の規模に対応できるか
- 直感的に操作できるか
- 自社の評価制度を再現できるか
- 機能と予算が見合っているか
- 信頼できる実績はあるか
- セキュリティ対策は万全か
- サポート内容は充実しているか
導入目的や自社の状況に応じて、比較時に重視するポイントを3つに絞り込むとよいでしょう。
③トライアル利用しツールを決定する
デモンストレーションや無料トライアルを活用し、実際の画面を確認しながら最適なツールを選びます。比較の際は、以下のポイントをチェックすると判断しやすくなります。
- 人事データの登録や更新がスムーズに行えるか
- 自社と似た企業の導入事例があるか
必要な情報を適切に登録・更新できなければ、システムの運用が定着しにくくなります。既存システムからCSVでデータを取り込める機能があると、初期設定や更新作業の手間を削減できておすすめです。
また、同じ業界や企業規模、共通の課題を持つ企業の導入事例があれば、実際の活用イメージが湧きやすくなるでしょう。これらの点を確認し、自社に最も適したシステムを選択します。
④運用開始までのスケジュールを立てる
運用開始までのスケジュールを作成しましょう。導入までの流れを具体的に計画しておくことで、稟議承認後もスムーズに導入・運用が進められます。以下のような期間を目安に設定するとよいでしょう。
- システム決定~社内稟議:2週間
- 発注~アカウント発行:2週間
- 初期設定~全社説明会:2週間
- 運用開始
各フェーズのタスクと期限を設定し、関係者間で共有してください。このように段階的に進められると、社内の混乱を防ぎ、スムーズな導入を実現できます。
⑤評価に必要な人材情報を整理する
運用を開始する前に、人事情報の登録や評価ワークフローの設定などの初期準備が必要です。従業員の基本情報、過去の評価履歴、スキルセットなど、評価に必要な人材データを整理しておきましょう。
⑥トレーニングを行う
新しいシステムをスムーズに運用するために、評価者と被評価者の両方を対象にトレーニングを行います。システムの操作方法だけでなく、評価基準や評価の進め方についても共有し、全員が評価内容を共通理解できるようにしましょう。
⑦導入・運用する
人事評価システムの導入に先立ち、評価制度や運用ルールについて従業員向け説明会を実施し、理解を深めた上で本格運用を開始します。システムが定着するまで、丁寧にサポートを提供しましょう。定期的に運用状況を確認し、必要に応じてシステムの改善や運用フローの見直しを行います。
また、従業員からのフィードバックを収集し、システムの使い勝手や評価プロセスの改善に活かしましょう。
カオナビなら無料の相談やデモンストレーション、トライアルが可能です ⇒ とりあえず資料をダウンロードしてみる
6.人事評価システム導入の注意点
人事評価システムを効果的に導入するために、押さえておくべきポイントを6つ紹介します。
①社内周知を徹底する
新しいシステムを導入する際には、全従業員に対してその目的や運用方法を明確に伝えることが不可欠です。システムの導入背景や期待される効果を共有すると、従業員の理解と協力を得やすくなります。
とくに評価基準や運用フローが変更される場合は、従業員の不安を解消する丁寧な説明が必要です。また、操作方法や利用上の注意点についての研修およびマニュアルを提供し、スムーズな移行をサポートしましょう。
②運用ルールを決定する
システムを円滑に運用するためには、明確なルールを事前に決めておくことが重要です。たとえば、評価の実施頻度や評価者・被評価者の役割、フィードバックの方法、評価の調整方法、システムへのアクセス権限、問い合わせ対応の流れなどを具体的に設定しておくことで、公平な評価が実現し、スムーズな運用が可能になります。
③評価基準を明確にする
評価基準が曖昧だと、評価結果に対する従業員の納得感が得られず、モチベーションの低下を招く可能性があります。組織の文化や目標に合致した明確な評価基準を設定し、それを全従業員に周知しましょう。
また、評価基準が時代や組織の変化に対応できるよう、定期的な見直しや柔軟な調整が必要です。これにより、評価プロセスの透明性と公平性が確保されます。
④評価者を育成する
システムの導入だけでなく、評価者自身のスキル向上も求められます。たとえ評価基準が明確でも、評価者が適切に運用できなければ、公平な評価にはなりません。評価の精度を高めるためには、研修やトレーニングを実施し、評価者が基準を正しく理解・適用できることが重要です。
また、評価に影響を与えるバイアスや偏りを最小限に抑える工夫も必要です。こうした取り組みを通じて、評価の質を向上させるとともに、従業員からの信頼を高められます。
⑤フィードバックを実施する
人事評価後の適切なフィードバックは、従業員の納得感と成長につながる重要なプロセスです。評価の理由が不明確だと、不満を招く可能性があります。そのため、評価結果だけでなく、良かった点や改善すべき行動を具体的に伝えることが大切です。
また、一方的に伝えるのではなく、従業員の意見を聞きながら対話を重視すると、より効果的なコミュニケーションが生まれます。評価の結果を伝えるだけでなく、本人の成長につながるような具体的なアドバイスやサポートを行いましょう。
⑥問い合わせ担当窓口を設置する
新しいシステムを全社導入する際は、操作方法やトラブル対応のための問い合わせ窓口が不可欠です。担当者と対応手順をあらかじめ決めておきましょう。一般的には、専用のメールアドレスを設定したり、チャットツールに問い合わせ用のチャンネルを作成したりする方法があります。
7.主な人事評価システムの紹介
最後に、主な人事評価システムをご紹介します。
カオナビ
- 多数の評価テンプレートで今すぐ始められる
- 評価運用のシステム化で評価の「質」も向上
- 多種多様な企業での導入実績
- 充実のサポート体制
カオナビは、社員の顔や名前、スキル、経験、評価などの人材情報を一元管理し、最適な人材配置やリスキリングの推進をサポートするタレントマネジメントシステムです。
運用中の評価シートをそのままクラウド上に再現でき、直感的な操作でカスタマイズも可能。ドラッグ&ドロップで簡単に評価シートを作成できるため、専門的な知識がなくてもスムーズに運用を開始できます。また、MBO、コンピテンシー、OKRなどの評価制度に対応したテンプレートも用意されており、ニーズに応じてそのまま活用したり、自由に編集したりできます。
さらに、ワークフロー機能を活用すれば、評価プロセスの進捗管理や入力漏れのチェックも可能です。未対応者へのリマインドメールも自動送信できるため、評価の抜け漏れを防ぎます。評価結果は一覧で可視化され、バランス調整も視覚的に行えるため、勘や主観に頼ることなく、公平で納得感のある評価を実現できるでしょう。
ほかに、ユーザー同士が情報交換できる「カオナビキャンパス」では、実際の導入事例を共有しながら他社とのつながりを深められます。企業の枠を超えた学びや交流を通じて、新たな活用のヒントを得られるのも魅力のひとつです。
- 無料トライアルあり
参照:「カオナビ」
タレントパレット
- 人事業務に必要な機能を完備
- 人事評価シートの作成からフィードバックまでを一元管理
- 中堅企業から大企業まで豊富な導入実績
タレントパレットは、人材データを統合・分析し、経営や人事の意思決定を支援するタレントマネジメントシステムです。人事業務に必要な機能を豊富に搭載しており、評価の運用効率を向上させます。MBOやコンピテンシー、360度評価などの制度に対応し、既存の評価シートもクラウド上で簡単に再現可能です。
また、エクセルを使わずにシステム内で評価結果を自動集計・分析・可視化し、データの管理負担を軽減。実際の評価データをもとに、評価者の傾向(中心化、極端化、寛大化、厳格化など)を判定し、評価の偏りを是正します。
さらに、評価結果をもとに、自社の制度に沿った昇給・昇格シミュレーションも実施可能です。社員一人ひとりのデータを分析し、組織全体のスキル水準やキャリアプランの比較、育成プランの進捗を可視化することで、戦略的な人材活用を支援します。
- 無料トライアルあり
参照:「タレントパレット」
HRBrain タレントマネジメント
- 使いやすさ重視のシステム設計
- 評価シートの作成から集計まで一元管理し、業務を効率化
- 専任サポートが初期設定から運用まで支援
HRBrain タレントマネジメントは、シンプルな操作で人材データを可視化し、一元管理できるタレントマネジメントシステムです。人事評価の効率化、人材の分析、タレントマネジメントまでクラウドひとつで完結します。
カスタマイズ機能と豊富なテンプレートにより、評価シートの作成をスムーズに。ブラックボックス化しがちな評価プロセスや甘辛調整も可視化し、透明性を向上させます。催促や集計作業もワンクリックで完結するため、業務負担を大幅に削減できるでしょう。
なお、蓄積した評価データはHRBrain内で活用可能です。給与データなど他の人材情報とクロス分析すれば、人件費の管理や離職リスクの予測にも役立ちます。
- 無料トライアルあり
HRMOS タレントマネジメント
- さまざまなシステムと連携可能
- シリーズ累計導入社数100,000社
- 導入前後の手厚いサポート体制
HRMOSタレントマネジメントは、株式会社ビズリーチが提供するクラウド型の人財活用システムです。企業ごとの人事制度に対応できる柔軟なカスタマイズ機能を備え、MBO、OKR、コンピテンシーなどの多様な評価手法に対応できるテンプレートを用意。
役職や役割に応じた目標・評価シートの細かな設定ができ、目標から評価、等級・報酬の算出までを効率化します。
また、評価分布やマトリクス評価など、人事制度に適した指標を可視化し、目標の変更履歴や進捗をチャット形式で記録できるため、変化にも対応可能。さらに、フィードバックや目標の提出状況を蓄積し、評価の形骸化を防ぎながら納得度の高い評価を実現します。
- 無料トライアル14日間
参照「HRMOS タレントマネジメント」
COMPANY Talent Management シリーズ
- 人事業務領域を広くカバーする豊富な機能
- 幅広い業種・業態に対応
- 伴走型カスタマーサクセスでシステム定着を支援
COMPANY Talent Managementシリーズは、人事管理や給与計算、勤怠管理、タレントマネジメントに至るまで、人的資本マネジメントに関わる業務を包括的に支援する統合型人事システムです。
約1,200の大手法人グループに導入され、500万人以上の従業員データを管理している実績があります。大企業の複雑で広範な人事業務に対応する高機能なシステムを提供し、求められる高度な要件にも柔軟に対応可能です。
年間契約継続率は98%、平均継続利用年数は12年と、高い継続率を誇るのも特徴。継続率の高さは、豊富な機能に加え、導入後の手厚い運用サポートやコストパフォーマンスの良さが、多くの企業に評価されている証拠だといえるでしょう
- 無料デモ体験・トライアル可能
参照「COMPANY Talent Management シリーズ」
SmartHRタレントマネジメント
- 人事業務の効率化を一気通貫で支援
- 職種や雇用形態に応じた評価テンプレートを提供
- 業界や企業の規模に合わせた解決策の提案サポート
SmartHRタレントマネジメントは、人事業務の効率化から優秀な人材の発掘・育成までを一貫して支援するシステムです。
評価シートの作成・配布・進捗管理・回収・集計といった評価業務を効率化し、人事担当者や評価者、被評価者の負担を軽減します。職種や雇用形態に応じたテンプレートを使えば、評価シートの作成・カスタマイズもスムーズに行え、既存制度を活かした運用が可能です。
また、業績評価・能力評価・情意評価・MBOなど、さまざまな評価手法に対応。評価結果は自動でグラフ化され、部署全体の評価分布を視覚的に確認できるため、甘辛調整も効率的に行えます。マトリクス表示の活用により、評価の変化を一覧で把握し、より正確な調整が可能です。
さらに、360度評価やフィードバック専用のテンプレートを活用すれば、少ない手間で回答フォームを作成でき、準備時間を削減できるでしょう。これにより、評価業務の負担を軽減し、組織改善に集中できる環境を整えられます。
- 料トライアル15日間
One人事[タレントマネジメント]
- 人事評価に強みを持つタレントマネジメントシステム
- 目標達成を支援する豊富な機能
- 大手企業や官公庁など豊富な導入実績
One人事[タレントマネジメント]は、人事業務の効率化や社員の成長支援、企業価値向上を一括サポートするタレントマネジメントシステムです。人事評価や人材配置・育成に加え、労務管理、勤怠、給与計算などの機能も搭載。必要に応じて個別導入できるほか、フルパッケージでの活用も可能です。
人事評価では、現在の評価シートをドラッグ&ドロップの簡単操作で再現でき、テンプレートを活用しながら柔軟にカスタマイズ可能。また、組織全体や各部署の目標を共有し、それぞれの関連性を把握しながら、成果につながる目標設定を行えます。
評価点やランクは自動集計され、ミスを防ぎながら効率的に管理。評価結果は人材データベースに自動で紐づけられ、蓄積されます。
さらに、給与や残業時間のデータと組み合わせて分析することで、昇給・昇格の判断や人員配置の最適化、必要な研修計画の立案など、戦略的な人材活用を実現します。
- 無料トライアル30日間
あしたのクラウドHR
- 人事評価における課題解決に強み
- 今の評価制度をそのまま再現可能
- 「目標添削機能」など、独自の機能も搭載
あしたのクラウドHRは、社員データの管理から目標設定、評価、査定、給与確定まで、人事評価のプロセスを一元化できるシステムです。長年のデータ蓄積を活かし、「目標添削機能」など独自の技術を導入。目標設定の精度向上や、フィードバックの質を高める機能を備えています。
他にはない仕組みで、人事評価の課題を解決し、適正な評価と人件費の管理を実現。さらに、組織図の作成やシミュレーション機能も搭載し、次期の組織編成をスムーズに進められます。
- 無料トライアルあり(要問い合わせ)
参照「あしたのクラウドHR」
ヒトマワリ
- 人材データの整理と効率的な活用を支援する多機能
- 専門スタッフの手厚いサポート
- 手頃な月額20,000円から導入可能
ヒトマワリは、初めてでも安心して利用できる月額20,000円から導入可能なクラウド型人材管理ツールです。企業の規模を問わず、大手から中小・ベンチャー企業まで幅広く活用されています。
人材データベース、評価・ワークフロー・アンケート機能、採用管理、BI分析、組織シミュレーションの5つの主要機能が搭載されており、効率的な人材管理とデータ活用が可能です。
評価管理機能では、クラウド上で従業員の評価プロセスを一元化し、業務負担を軽減。評価シートの配布から入力、回収、集計までの進捗を個別に確認でき、スムーズに運用できます。
さらに、面談のスケジュール管理やES調査などのアンケート機能、従業員の異動申請機能も搭載。業務フローを統合し、全体の生産性向上につなげてくれます。
また、組織シミュレーション機能では、人事データをもとに顔写真付きの組織図を自動生成。ドラッグ&ドロップ操作で異動シミュレーションが可能です。兼務や給与、勤続年数などの情報も連動し、異動の影響を即座に把握できるでしょう。確定後はデータベースへ自動反映されるため、常に最新の情報を維持できます。
- 無料トライアル(要問い合わせ)
参照「ヒトマワリ」
ジンジャー人事評価
- 使いやすい操作画面
- 計算式や選択式フォームなど、多様な入力方法に対応
- 人事労務管理との連動で、さらに業務効率化を促進
ジンジャー人事評価は、評価シートの作成やフロー設定、対応依頼から最終評価の入力までをデジタル化し、一元管理できるクラウド型人事評価システムです。
システムに不慣れな従業員でも簡単に操作できるシンプルな画面設計のため、従来の評価方法からの移行もスムーズに進められます。評価シートは、テキスト入力に加え、計算式や選択式など多様な入力形式に対応しており、現在使用している評価シートをそのまま再現可能。設定もシンプルで、すぐに運用を開始できます。
さらに、人事評価ワークフローの進捗を可視化することで、管理業務の負担を軽減し、スムーズな運用をサポート。リマインド通知機能も搭載しており、記入漏れを防ぎながら、評価プロセスを円滑に進められます。
また、給与計算や人事労務サービスも提供しており、評価業務だけでなく、評価結果の給与反映など、人事労務全般の一括管理が可能です。
- 無料トライアル1ヶ月
参照「ジンジャー人事評価」
WiMS/SaaS人事考課システム
- 幅広い評価制度に対応
- 人事評価制度設計をサポート
- 大企業~成長企業に強み
WiMS/SaaS人事考課システムは、目標設定から自己申告、評価実施、評定値算出、面談までの各ステップを効率化するクラウド型システムです。考課状況の進捗をシステム上で管理でき、評価シートの配布・回収・集計もスムーズに行えます。
また、MBO、コンピテンシー評価、バリュー評価など、さまざまな人事制度に対応し、企業ごとの評価方式に対応可能です。豊富な評価シートのテンプレートを提供しており、新たな評価プロセスの設計やデータ活用戦略の支援を通じて、最適な評価シートをカスタマイズできます。
豊富な導入実績と蓄積されたノウハウを活かし、最適な提案をできるのが強みです。人事評価制度の方針や人材育成戦略を丁寧にヒアリングし、企業の根本的な課題を把握。その上で、最適な評価シートを提案するなどスムーズな運用をサポートするコンサルティングサービスも提供しています。
- 無料トライアルあり(要問い合わせ)
人事評価ナビゲーター
- 低コストで人事評価を効率化
- 研修動画やナレッジを自由に視聴可能
- 中小企業向け人事システム
人事評価ナビゲーターは、人事評価の実施や集計に特化したクラウドシステムです。2,500件以上のコンサルティング経験をもとに、必要な機能を厳選しています。シンプルな使いやすい設計で、コストを抑えながら長期間安定して利用できるでしょう。
メモ機能や過去の評価履歴の閲覧機能を搭載し、評価の根拠を明確にしながら適正な判断が可能です。さらに、部署ごとの評価分布や報告書を活用することで、評価の偏りを調整し、人材育成にも役立ちます。
また、評価制度の無料診断を実施しており、評価が適切に機能していない、または現行の制度に不安がある企業に対して、専門のコンサルタントが見直しのアドバイスを提供。評価制度の改善をサポートし、より効果的な運用へと導きます。
- 無料デモ可能
参照「人事評価ナビゲーター」
ヒョーカクラウド
- 人事評価・管理に特化したシンプルな設計
- IT導入補助金の対象
- 50名~300名規模の会社向け
ヒョーカクラウドは、従来エクセルや紙で行っていた人事評価をデジタル化し、データの集計や分析をスムーズに行えるクラウド型システムです。人事評価・集計管理に特化し、直感的に操作できるシンプルな設計を特徴とします。
人事評価に必要な機能を備え、MBO評価やコンピテンシー評価に対応。リマインドメールの自動送信や細かい閲覧権限の設定ができるため、複雑な組織でもスムーズに運用できるでしょう。
スキルマップ機能を活用すれば、業務遂行能力を習熟度ごとに評価し、資格や技術などのスキルを可視化。従業員ごとのレベルを把握しやすくなります。
また、一覧表示に加え、グラフで全体平均との比較ができるため、成長状況を視覚的に確認できるのもメリットです。適切な指導や育成計画に活用できます。
- 無料デモンストレーションあり(要問い合わせ)
参照「ヒョーカクラウド」
【人事評価運用にかかる時間を90%削減!】
評価シートの作成、配布、集約、管理を全てシステム化。
OKR、MBO、360度評価などテンプレートも用意!
●作成:ドラッグ&ドロップ評価シートを手軽に作れる
●配布:システム上で配るので、配布ミスや漏れをなくせる
●集約:評価の提出、差戻はワンクリック。進捗も一覧でわかる
●管理:過去の結果も社員ごとにデータ化し、パッと検索できる
カオナビで人事評価を【システム化】することで、評価の“質”や“納得度”を上げるような時間の使い方ができます
⇒人事評価システム「カオナビ」の詳細を見る(https://www.kaonavi.jp/)