OJTに面談を組み込みたいと考えています。どんなタイミングで行い、どんな内容について話すのが望ましいでしょうか?

OJTの面談は、OJT実施前、実施中、実施後の3つのタイミングで実施することをおすすめします。

面談内容は、実施前には目標の共有、実施中は進捗状況の確認、実施後は目標結果の評価がそれぞれ目的となりますが、それ以上に意識したいのが、面談は参加者との貴重なコミュニケーションのチャンスだということです。単純な確認作業にならないように、面談を有効に使うようにしましょう。

各タイミングの面談で大切なこと

OJTの実施前の面談では、組織として新入社員に期待することや達成してほしい目標を理解してもらう必要があります。同時に、新入社員がどのようなビジョンを持っているのかを確認するのも大切です。

実施中の面談では、OJTの進捗状況や困っていることなどを確認すると同時に、コミュニケーションスキルが向上しているかについても確認したいところです。コミュケーションがどのように変わったかで、成長の具合いもわかります。

OJT実施後の面談では、目標を達成できたかどうか評価をしますが、同時に次の目標を持たせる機会にもなります。モチベーションを高く保ったまま、次の目標への動機づけができるよう支援することが大切です。

面談で本音を聞くために信頼関係を築く

面談を行う際は、環境や進め方にも配慮が必要です。

上司と部下という立場である以上、面談を受ける側はどう評価されるのか緊張を強いられます。1対1で落ち着いて話せる環境を用意し、できるだけ話しやすい雰囲気を作りましょう。

面談が不意打ちにならないよう、事前に上司として期待することやチームの方針などを具体的に伝えたり、本音を聞くために、日ごろから声掛けなどをして、信頼関係を築いておくことも重要です。

また、言動や勤怠などの問題行動については、毅然と注意することも大切です。

OJT面談は新入社員の成長や状況を把握する良い機会

OJTの面談は、新入社員の成長や状況を把握する良い機会であり、面談の期間をあらかじめ示すことで目標に向けた行動を起こしやすくなります。

面談までに、適宜コミュニケーションを取り信頼関係を築いておくことで、改まった面談の場面でも本音で話し合うことができるでしょう。また、面談での質問はできるだけ具体的にすることで答えやすくなるのはもちろん、評価もしやすくなります。