人事評価時の面談・フィードバックによって、(評価結果にかかわらず)社員のやる気を引き出したいと考えています。何か良いやり方、進め方はありますか?

「人事評価は、仕事に対してどれだけ応えたかをデータ化したものであり人格を判断しているものではない」と伝えましょう。

そうすることで社員に、

  • なぜ評価が低かったのか
  • どうすればよくなるか

根拠をもとにした説明や指導が可能です。

フォローが重要

評価が低くなったことでモチベーションが低下する社員もいるでしょう。その際は、

  • あくまでシステム上の評価
  • どの点が低かったか
  • どうすれば改善できるか

をともに伝えるとフォローできます。特にレベルやスキル向上のアドバイスは重要です。評価が低いだけではモチベーションも下がりやすいですが、フォローにより向上するチャンスとなります。

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人事評価面談において、部下のやる気を引き出すための方法

「人事評価制度を導入して、公正な処遇が実現しても社員のモチベーションが上がらない」といった悩みを持つ上司は多いのではないでしょうか。人事評価時の面談において、部下のやる気を引き出すための方法をご紹介します。

1. 普段から部下を観察して、評価の根拠を用意しておく

部下から「なぜ低評価なのか」と聞かれたとききちんと答えられるようにしておきましょう。根拠をもとに説明することで、部下も自分の問題点に気づくことができ、改善に向けてやる気を出します。

2. 部下にも言いたいことを言わせる

上司が一方的に意見を押し付けるのではなく、部下にも自己評価をさせるとよいでしょう。部下に言いたいことを言わせるチャンスを与えることで、疑問の解決や主張ができるようになるので、評価への納得感が高まります。

3. 良い点を積極的にほめる

良い点があれば見逃さずに積極的にほめることで部下はやる気を起こします。悪い点は、部下と上司が共に対策を考えて励ますように心がけましょう。

内容を伝える際は明確に

人事評価の結果がそれほど悪くなかったとしても、やる気につながらない社員もいるでしょう。もしかするとスキルアップと人事評価のつながりをよく理解していないのかもしれません。

どこまでスキルアップすると人事評価が上がるかなどを明確に伝えることで、社員のモチベーションアップが狙えます。

また、仕事は長時間行えばよいのではなく、業務時間に対する量や質が重視されるなどどのような点を重視しているかを伝えると、今後の改善に役立ちます。

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細かく伝えることがポイント

人事評価が良くなかった社員には、「人事評価はあくまで仕事内容に対するものであり人格を否定しているわけではない」旨をきちんと知らせましょう。

また、どうすると人事評価が上がるのかよくわからずやる気が出ていない社員も存在します。こうした社員には、具体的な人事評価アップのポイントも細かく伝え、モチベーションアップにつなげてください。