理想となる基準が設定できない、自社に合ったコンピテンシーを作成できない、評価が個人の感情に流されてしまうことがあるなどです。
問題点やデメリットの克服を考えることで、コンピテンシー評価のスムーズな運用が可能となります。
理想モデルを前提に
コンピテンシー評価の項目・基準の作成は、理想モデルを前提に行いますが、うまく作成できない場合も多くあります。
たとえば、実際に成果を挙げている人からヒアリングをして項目を作成する際、成功例などがうまく引き出せない可能性も多いのです。その原因として考えられるのは、成果を挙げている人が、
- 自分が成功している理由を理解できていない
- 成功した理由を言葉で伝えることができない
場合です。成功例から理想モデルを作成する難しさもデメリットの一つでしょう。

コンピテンシー評価の項目はどのような内容が良いでしょうか?
意欲など行動に関するもの、対人能力、柔軟性など自己管理、チームワークや育成など他者に関するものなど幅広い視点から項目を設定するとよいでしょう。
自身の行動
対人能力
自己管理
他者に関するもの
な...
主観や感情が入る
評価の際自分の主観や評価対象者に対する好き、嫌いといった感情が入ってしまうことも。しかし、それでは客観的で正当な評価とはいえません。
- 誰もが客観的かつ公正に評価するためには
- 主観や感情を入れないためには
これらについて、検討を重ねることが必要でしょう。
問題点やデメリットを克服できる状況に整える
コンピテンシー評価には、基準の設定や評価に主観が入るなど問題点やデメリットも多いです。しかし問題点やデメリットを克服できる状況に整えれば、多くのメリットを引き出せることも事実。
全員で、
- 問題点やデメリットは何か
- どうしたら克服できるか
を検討し、実践していきましょう。試行錯誤することで良い環境に整えることができます。

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