大谷翔平選手が使った目標達成シート(マンダラチャート)とは? 作り方

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大谷翔平選手が使っていた目標達成シート(マンダラチャート)とは、大元となる目標を明確にし、それを達成するための具体的な項目を可視化したフレームワークのことです。

目次

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1.大谷翔平選手が高校一年生のときに作った目標達成シートとは?

「大谷翔平目標達成シート」とは、日本人として最年少、また最速でアメリカンリーグの週間MVPを獲得した大谷翔平選手が、高校一年生のときに作成した目的達成表のこと

ピッチャーとバッターの「二刀流」選手として活躍する大谷選手が作成した目標達成シートとは、いったいどのようなフレームワークなのでしょうか。

大谷翔平選手のプロフィール

大谷翔平選手とは、プロでもなかなか投げられない球速160キロを高校時代に成し遂げ、ルーキーイヤーに投手で3勝、打っても3本塁打という「二刀流」の活躍を見せたプロ野球選手。

岩手県・花巻東高校から2013年にドラフト1位で北海道日本ハムファイターズに入団したのち、2018年からメジャーリーグチームのロサンゼルス・エンゼルスと契約。2023年にはWBCでMVPを獲得し、日本代表を優勝に導きました。また同年12月には大リーグ史上最高額となる10年1015億円の契約で、ロサンゼルス・ドジャースに移籍しています。

大谷翔平目標達成シートとは?

そんな大谷翔平選手が高校一年生の時に作成したのが、今回取り上げる「目標達成シート」。高校時代の監督・佐々木洋氏からの教えにより作成したこのシートは、強い目標(夢)を中心に置き、周囲9×9の合計81マスに細分化した目標を書き込んだものです。

大谷選手が中心に書いた夢は「8球団からのドラフト1位指名」でした。

大谷翔平が使っていたシート例

大谷翔平選手は目標達成シートに、中央の目標(夢)を達成するために必要な要素を8つ記入しました。

  1. 体づくり
  2. 人間性
  3. メンタル
  4. コントロール
  5. キレ
  6. スピード160キロ
  7. 変化球

さらにこれらを達成するための具体的な目標を、それぞれ8つずつ記入したのです。体づくりを例に見てみましょう。

体づくりを達成するための要素

  1. 体のケア
  2. サプリメントを飲む
  3. FSQ90キロ
  4. 柔軟性
  5. RSQ130キロ
  6. スタミナ
  7. 可動域
  8. 食事夜7杯朝3杯

大谷翔平は目標達成シートをどう活用していたか

大谷翔平選手は目標達成シートを作成する際、なるべく具体的に、また少し高い目標を書き込むようにしたと話しています。ひとつの大きな目標を達成するために必要な要素を細分化し「叶えたいこと」への道のりを確立した、ともいえるでしょう。

一度にすべての要素をクリアしていくのは難しいもの。そこで具体性を高めると、目標を見失わずに進めます。

目標達成シートは、目標設定や現状分析、行動指標の確立などさまざまなビジネスシーンで活用できます

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2.大谷翔平選手も活用していたマンダラチャートとは?

大谷翔平選手が活用していた目標達成シートについて、もう少し具体的に掘り下げてみましょう。この9×9の81マスで構成される目標達成シートが、「マンダラチャート(マンダラート)」とも呼ばれるフレームワークです。

マンダラチャート(マンダラート)とは?

マンダラチャート(マンダラート)のベースとなっているのは、仏教の考え方や教えを表現した「曼荼羅」です。規則性を持って複数の偶像を配置した曼荼羅では、すべての偶像が相互に影響しあって1つの世界を形成している、点を表現しています。

アイデアを整理、言語化し、嗜好を深めて目標を達成するこのアイデア発想法は、1987年に、経営コンサルティングを行う株式会社クローバ経営研究所の代表・松村寧雄氏により考案されました。

※「マンダラチャート」は一般社団法人マンダラチャート協会の登録商標です

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マンダラチャートの書き方

マンダラチャートの書き方は非常にシンプル。まずは3×3の9マスを用意し、その中央に目標や夢、成し遂げたいことなどをひとつ書き込みます。続いて周囲の8マスに、目標を達成するために必要な要素を記入するのです。

さらにこの8つの要素を得るために必要な行動目標を、それぞれ8つずつ記入すれば完成となります。細分化された81の目標をクリアしていけば、自然と中央の大きな目標を達成できるのです。

目標は具体的に書く

マンダラチャートを作成する際は、ベースとなる目標を具体的に記入するとよいでしょう。

  • 営業成績を部内No.1にする
  • TOEICで800点を取る
  • 時代を先読みし続けるマーケターになる

ここに記入する目標は定量的なものでも定性的なものでも構いません。またチームでマンダラチャートを用いる場合は数値化しやすいものや、全員が挑戦できるものを目標にすると細かい目標が立てやすくなります。

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作成する際のポイント

それでは具体的にマンダラチャートを作成する際のポイントについて見ていきましょう。作成するときのポイントは次の2つです。

  1. 目標と目的の違いを理解しておく
  2. 目標を設定する意味について把握する

マンダラチャートを作成し、目標に向けたプロセスを明確にすると、現在の進捗や不足している項目、つまり目標解決のための弱みなどを把握できます。

①目標と目的の違いを理解しておく

まず「目標」と「目的」それぞれの意味を理解しておきましょう。2つは混同されがちですが、マンダラチャートの作成では、2つの定義を区別しておく必要があります。

  • 目標:目的を達成するために必要な「目印」を設定する
  • 目的:最終的に到達したいゴール

つまり「目的」という最終地点に到達するための過程に必要なのが「目標」なのです。

②目標を設定する意味について把握する

なぜ目標を設定する必要があるのでしょう。人がモチベーションを維持するためには、目標設定が非常に重要です。

  • たとえば業務上必要な資格を取得する際、
  • 自分のキャリアアップやスキルアップの目標をもって挑戦する
  • 目標はないけど周囲に言われたから挑戦する

2つを比較した際、どちらの達成感や満足度が高いかは簡単に想像できるでしょう。目標がないと、途中で「どうして取り組んでいるのか」分からなくなって、最終的に達成したい目的まで到達できずに終わる可能性もあります。

マンダラチャートを使うメリットとは?

続いて、マンダラチャートを使うメリットについて見ていきましょう。このアイデア発想法を使うメリットは、大きく分けて次の4つです。

  1. 目標が明確になる
  2. これまで気付かなかった新しいアイデアを生み出せる
  3. 目標達成までの具体的なプロセスを可視化できる
  4. 煩雑になりがちな思考を整理できる

①目標が明確になる

「営業成績を向上したい」という大きな目的があっても、そのために何が必要なのか、どういった要素が必要なのか分からなければ、達成はできません。

マンダラチャートでは中央に置いた「成し遂げたいこと」を実現するための目標を細分化します。目標を明確にし、細分化した目標を一つひとつクリアしていくと、最終的に成し遂げたい目的を実現するためのステップとなるのです。

②これまで気付かなかった新しいアイデアを生み出せる

マンダラチャートを作成する際、はじめからすべてのマスを埋める必要はありません。埋まらない場合は別のサブテーマを埋めてから再び考え直してみるとよいでしょう。

空欄を埋める作業はなかなか大変です。しかしその作業こそが、今まで気づかなかった新しいアイデアを生み出すきっかけになります。マンダラチャートには、これまで思いつかなかったアイデアが出てくるといったメリットがあるのです。

③目標達成までの具体的なプロセスを可視化できる

目標達成のプロセスを頭の中であれこれ考えていたのに、実際行動してみたらうまくいかなかったといった苦い経験をしたことがある人も多いでしょう。マンダラチャートでは、頭の中で考えていたこれらのプロセスを可視化します。

目標を可視化すると、思考整理できるうえ、第三者に自分の考えを伝えられるといったメリットが生じるのです。

④煩雑になりがちな思考を整理できる

最終的な目的を成し遂げるためのプロセスを考えているうちに、頭の中が煩雑になってしまう場合もあるでしょう。

  • 後で考えてみれば非常にシンプルなタスクだったのに、難しく考えすぎて失敗してしまった
  • あれこれ考えるうちに何から手を付けていいのか分からなくなってしまった

そんな経験はないでしょうか。

マンダラチャートのメリットのひとつに「思考整理」があります。目標を明確にし、それらを可視化すると、目的達成への道を見失わずに済むのです。

マンダラチャートにデメリットはあるのか?

さまざまなメリットを持つマンダラチャートですが、反対にデメリットはないのでしょうか。マンダラチャートはあくまでひとつの目的を軸に据えて、そこから派生した思考を広げていくための手法です。

大きな目的に対して8つの派生した要素が出てこない場合は、対処法に欠けるといったデメリットがあります。

思考が膨らまず、メインテーマから8つの派生テーマがすらすらと出てこない場合は、マンダラチャートの使用を一度見直してみましょう。

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3.大谷翔平選手が作った目標達成シートはビジネスシーンでも活用できるのか?

大谷翔平選手がつくったら目標達成シート「マンダラチャート」は、もちろんビジネスシーンでの活用も可能です。ここではマンダラチャートをビジネスシーンに活用できる理由や、ほかのシーンで活用できるシートの作り方などを見ていきましょう。

ビジネスシーンに活用できる理由

目標達成とは、「なりたい自身の未来像を明確にすること」。本来、目標とは誰かに強要されて取り組むものではなく、自己決定、自己管理のもとで立てるものです。

自分で目標を立て、一人ひとりが主体性を持てばおのずとモチベーションや生産性の向上につながります。これは大谷翔平選手に代表するスポーツの世界に限った話ではなく、ビジネスのシーンでも同じです。

ビジネスに活かす目標達成シートの作り方

一言でビジネスシーンといっても、目標達成シートの活用フィールドは多岐にわたります。ビジネスにおいて目標達成シートを作成する例は、下記のとおりです。

  1. 問題を解決するシートとして活用:仕事上発生した問題を解決する
  2. アイデアを生み出すシートとして活用:新たなアイデアを創出する
  3. TODOリストとして活用:日々のタスクや進捗を管理する

①問題を解決するシートの作り方

具体的なシートの作り方をひとつずつ見ていきましょう。

マンダラチャートを「問題解決シート」として活用する場合、中心のマスに「解決したい問題」を置きます。続いて、周囲にその問題を解決するために必要な要素(人・物・お金・時間・スキル・設備など)を書き出して、解決方法や手順を整理するのです。

こうしてマンダラチャートを活用すると、問題点をより論理的に深堀りできます。

②アイデアを生み出すシートの作り方

マンダラチャートは新たなアイデアを生み出し、新商品開発につなげる手法としても有効です。

たとえば中心に「新商品のコンセプト」を記入し、続いて周囲の8マスに開発で必要な要素を書き出していきます。それから現行商品の不満点や要望、商品開発にかかる原料や原価、費用や技術などを書き出していくのです。

これにより既存アイデアを俯瞰して見られるため、新しいアイデアや現行品の強み・弱みなどが見えてくるでしょう。

③TODOリスト用シートの作り方

マンダラチャートはTODOリストとしても活用できます。中央に目標とするタスクを書き込み、周囲にはその目標を達成するために必要な詳細タスクを書き出すのです。その際、それぞれのマスにタスクの内容だけでなく期限を書き込んでおくとよいでしょう。

これにより、タスクに優先順位を付けられます。完了した詳細タスクをひとつずつ塗りつぶしていけば、進捗状況も一目で分かるでしょう。

目標設定した後は、進捗の確認と振り返りを行い、次のアクションを決めることが重要です。カオナビなら目標とのギャップや進捗の可視化し、ギャップを埋めるためのアクションを明確にできます。

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4.大谷翔平選手が実践した目標達成シートを作る場合の注意点とは?

大谷翔平選手も実践した目標達成シートを作成する際は、以下の4点に注意しましょう。

  1. 適切な目標を設定する
  2. 期限を設定する
  3. まずはすべてのマスを埋めてみる
  4. 実行できるよう意識する

①適切な目標を設定する

大谷翔平選手が目標達成シートを作成した際、少し高い目標を書き込んだというのは先に説明したとおりです。しかしあまりにも高すぎる目標は挫折の原因になるのです。

人は目標を達成することで成功体験を積み重ね、大きな自信につなげます。そのためあまりに高い目標を達成すると、成功体験が得られず、結果としてモチベーションを下げる恐れがあるのです。

目標を設定する際は決して背伸びせず、客観的に実力を見極めて設定しましょう。

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②期限を設定する

目標達成シートを作成する際は、すべての目標に期限を設定するよう意識します。目標にタイムリミットを設けると効率が意識されるため、計画性を持って業務に取り組めるのです。

期限を決めておかないと「時間に余裕ができたら」「今取り組んでいる業務が終了したら」とどんどん後回しになり、結果として目標を達成できなくなります。

③まずはすべてのマスを埋めてみる

マンダラチャートでは9×9の81マスを使用しますが、マスの合計数は81でなくても構いません。中央の目的から派生するテーマがいくつも出てきた場合、マスを増やして掘り下げてみるのもよいでしょう。

しかし81より少なくなることは避けたほうがよいです。なぜならマスを埋めるための要素を考えること自体が、新しい発想を生み出すチャンスでもあるからです。どうしても出てこない場合は、一旦別の要素に視点を変えてみましょう。

④実行できるよう意識する

マンダラチャートに限らず、目標管理は目標の設定がゴールではありません。あくまでも実現が目的です。マンダラチャートを作成したら、作成した状況に満足せず実際の行動に移してみましょう。

マンダラチャートの振り返りを日々の日課として習慣化すれば、目標にどれだけ近づけたかの進捗が分かり、モチベーションアップにもつなげられます。

目標達成シートは何度でも修正可能です。新しい気付きを得た際に書き直したり、不足している要素を書き足したりして、日々ブラッシュアップしていきましょう

1回で適切な目標を設定するのはなかなかうまくいきません。部下個人が達成したい目標と組織が達成を求める目標をすり合わせる必要があります。その際の紙やExcel等の目標設定のシートの差し戻しや再提出、それに伴う連絡はなかなかに手間です。部下個人の手間は少なくとも、複数人の部下をかかえる上司の負担はかなりのものになります。

カオナビなら、ワークフロー機能で目標設定や評価業務を半自動化。目標設定の確定ボタンを押せば、上長に自動で通知が届きます。また目標設定の差し戻しもボタンひとつで可能です。

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5.大谷翔平選手が実践した目標達成シートは自分で作る? ダウンロードする?

大谷翔平選手が実践した目標達成シートを作成する方法は、さまざまです。

  1. 紙とペンで自作する
  2. Excelで作る
  3. 無料ダウンロードできるテンプレートを利用する
  4. 手帳やアプリを利用する

いずれも特別なツールや資格は必要ないため、誰でもかんたんに作成できます。

①紙とペンで自作する

目標達成シートを作成する方法として最もシンプルなのが、マンダラチャートを紙に自作する方法。用意するものは紙とペンだけです。大谷翔平選手が高校時代に作成した目標達成シートも、紙に手書きしたものでした。

かんたんに作成できるため、目的に必要な要素が次々浮かび上がってきてもいいよう、あらかじめ枠組みを何枚か作成しておくといいでしょう。

②Excelで作る

表計算ソフト・Excelを使用すれば、より簡単に目標達成シートを作成できます。必要なセルをそろえて、内容を直接入力すれば完成です。枠組みだけを印刷して、手書きで書き加える方法もあります。

作成する際は、目的の周囲にある8マス、またここから派生する3×3の中心マスに色を付けておくとよいでしょう。それぞれの要素が視覚的に意識しやすくなります。

③無料ダウンロードできるテンプレートを利用する

無料のテンプレートをダウンロードする方法もあります。空白のブックからマンダラチャートを新規に作成する必要がないため、より手軽に目標達成シートの記入に取り掛かれるのです。

Webには無料で展開しているテンプレートも数多く存在します。日常的に意識するシートとなるため、自分に合ったテンプレートを探してみましょう。

④手帳やアプリを利用する

手帳やアプリを活用する方法もあります。マンダラチャートを考案した松村寧雄氏が会長を務める株式会社クローバ経営研究所では、見開きの週間行動計画と3×3のマスを備えた「マンダラ手帳」を発行しています。

またスマホ上で日常的に管理・修正できるアプリもあるのです。初期投資を多少してでも真剣に目標管理に取り組みたい人は、これらの購入を検討してみましょう。

とりあえずマンダラチャートを試してみたいという人は紙やExcelで、投資によって気合を入れたいという人は手帳やアプリを購入してみるとよいでしょう

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6.大谷翔平選手も実践した目標達成シートの導入例を紹介

大谷翔平選手も実践した目標管理シートは、何もビジネスパーソンだけに有効というわけではありません。ここでは目標管理シートを製造現場で導入した事例と、長崎県のある保育園で導入した事例を紹介します。

製造現場での事例

粉体加工技術を核とした喜多村では、2013年から製造現場での問題収集にマンダラチャートを導入しました。

中央には自社の製品名、まわりの8マスに「粉砕・分級・投入・投入・回収・充填・保管・検査・測定・その他」と具体的な業務を記入し、それぞれの細かい問題を追及した事例です。

同社ではマンダラチャートを活用したことで、それまで見えなかった問題が見えてきたほか、問題を顕在化する意識が高まったと話しています。

長崎県福祉サービスでの事例

長崎の認可保育園、白菊保育園では経営母体の理念変更をきっかけにマンダラチャートの導入を始めました。園内の勉強会において、理念に則した保育を意識した事例です。目標達成シートの導入により、次の点が高く評価されました。

  • 福祉サービスの理念、基本方針が明文化され周知されている
  • 保育の質の向上に意欲を持った管理者のリーダーシップが発揮されている
  • プライバシーの保護や権利擁護に配慮した保育など、利用者を尊重する姿勢が明示されている

目標達成シートは営業職や企画職、事務職などに限らず幅広いフィールドで活用できます。はじめは短所だと思っていた要素が、客観的にみれば長所だったという場合もあり得るのです

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7.大谷翔平選手が実践した目標達成シートの作り方が学べる書籍を紹介

大谷翔平選手が実践した目標達成シートの作り方を詳しく学ぶには、各出版社が販売している書籍を参考にするとよいでしょう。マンダラチャートの概要や具体的な方法について書かれた書籍を2冊紹介します。

このほかにも、実際に導入した事例を集めた「マンダラチャート事例集」などがあるので、参考にするのもよいでしょう。

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マンダラチャートを開発した松村寧雄氏が会長を務める株式会社クローバ経営研究所から出版されている書籍です。これからビジネスにマンダラチャートを取り入れたいと考えている人におすすめとなります。

プロジェクトや問題解決、アイデア出しや時間管理など、さまざまなフィールドでマンダラチャートを活用するための使い方を丁寧に解説しているのです。マンダラチャートの導入を考えたらまず手に取りたい一冊といえます。

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こちらも経営コンサルタントとして研究所を設立し、マンダラチャートを開発・応用した松村寧雄氏による書籍です。

こちらではマンダラ思考の基礎となる部分から、目標を管理達成できない理由、計画の重要性や行動継続における注意点など、より詳細な部分まで掘り下げています

新規導入を検討する際にはもちろん、「目標達成がうまくできない」「既存のマンダラチャートを見直したい」とき、参考にするとよいでしょう。

書籍を通じて目標達成シートの作成目的や具体的な事例を学べば、自社に合った具体的な運用方法が見えてくるかもしれません

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