新入社員(新卒社員)の研修期間はいつからいつまで?

新入社員研修は、入社当日もしくは翌日から始める企業が多いようです。期間は企業の規模や担当職種などによって異なりますが、1か月前後が平均的な長さのようです。

新入社員研修の企画や準備についても、企業規模や職種によっても様々ですが、年始から始める企業がもっとも多いようです。

新入社員研修の期間

新入社員研修は、基本的に入社以降に行うのが原則です。入社前に内定者研修を課す企業もありますが、内定者は正式な労働契約を結ぶ前の状態なので、内定者研修への参加を強制することはできません。その意味でも、入社日以降に研修を始めることをおすすめします。

新入社員全員が集まって受ける研修では、企業理念や組織の概要、就業規則や社会人としての心構えなど、基本的な内容がメインになります。期間は数日から数週間程度と比較的短期間です。

その後、実務に関する研修が行われますが、こちらはOJTなども含めると数か月から1年程度とする企業が多いようです。

新入社員研修の企画や準備の時期

新入社員研修の企画は、おおよその内定者が決定する10月以降に、内定者の傾向を把握した上で準備を始める企業が多いようです。

その年によって、募集職種ごとの人数割合は変化することが予想され、また社内で求められる新入社員の姿も変わっていくものです。そのため、内定者の職種の傾向や人数割合、社内のニーズなどを総合して研修を企画することになります。

内定者が決定する時期は企業によって異なりますが、4月入社の場合であれば10月くらいには内定者が決まっていると思われるので、年末から年始にかけて企画や準備を進めるのが一般的です。

新入社員研修は入社日から始めることを前提に企画や準備を進める

新入社員研修は入社日から始めることを前提に、企画や準備を進めましょう。研修内容は入社日から1か月以内で完了するようにしますが、その後の実務研修についてもOJTの企画を準備しておくとスムーズです。

また、新入社員研修を外部に委託する場合も、OJTとうまく連動するように配慮が必要です。