研修で面白いテーマを扱いたい。どんなものがある?

講師の話をただ聞くだけの研修では、社員も飽きてしまうかと思います。

ロープレやディスカッションなどを取り入れたとしても、積極的に取り組むことができなければ「やらされている」という意識が出てしまい、あまり身につかない場合もよくあります。

社員に積極的に受講してもらうテーマとして、おすすめしたいのが「ビジネスゲーム」です。

参加型ビジネスゲームで、会社で起こり得るトラブルなどを疑似体験

ビジネスゲームとは、会社で起こる可能性のあるトラブルなどを疑似体験するゲームです。参加型で楽しみながら学ぶことができるので、受け身である講習よりも入り込みやすいかと思います。

ビジネスゲームには色々な種類がありますが、一例として下記のようなものがあります。

  1. コミュニケーションゲーム:言葉での伝達を鍛えるゲーム。新入社員向き
  2. コラボレーションゲーム:各チームに配られた情報をまとめて問題解決していくゲーム
  3. 協力ゲーム:チームごとにバラバラに配られたカードで図形を完成させるゲーム
  4. イメージ交換ゲーム:ワークシートを使ってお互いのイメージを交換し合うゲーム
  5. 企業内活動シミュレーションゲーム:企業に見立てたチームごとに業績を競い合うゲーム

実践的で役に立つビジネスゲーム

複数の人数で協力して取り組むビジネスゲームは、実際の仕事の場で実践的に役立つ内容が盛り込まれています。

ゲームを通じて下記のような効果が期待できます。

  • 複数の人の意見や考え方を聞くことができる
  • 多方向からの視点で考えることができるようになる
  • 参加者とのコミュニケーションが増える
  • チームでの成功体験を疑似体験できる

色々な種類のカードセットやキットなどが発売されているので、研修テーマに合った内容のゲームを探してみてください。

講習やロールプレイに飽きたらビジネスゲームを取り入れる

楽しんで取り組んでいるうちに集中し、PDCAや問題解決への行動をゲーム内で疑似体験できるというビジネスゲームは、実践で非常に役立ちます。

毎回同じような講習やロールプレイばかりで社員が飽きてしまっている場合は、ぜひゲームを取り入れてみてください。