研修を準備・振り返る上でやるべきことのチェックリストをつくりたいと思います。どのような内容が良いでしょうか。

研修の準備段階あるいは研修後の振り返りを行う場合は、プロセスごとのポイントをチェックすると良いでしょう。

大きく次の3つのプロセスに分けることができます。

  • 研修の年間計画の評価
  • 各研修の評価
  • 研修後の評価

各プロセスではチェックするポイントも異なります。

年間計画はもっとも重要なプロセス


年間計画は研修を企画する上で、会社の理念やビジョンを反映すためのもっとも重要なプロセスです。この段階では教育の基盤となる体系を構築することが重要です。そのためには、自社が求める能力開発のニーズについて把握していることはもちろん、どのような人材を育成することを目指すのか明確にしておく必要があります。

その上で、年間計画では研修の手段や対象者、時期、回数、講師、費用などが適切かどうかを検討します。この段階で課題が多ければ、理念や戦略と研修内容が連動しているかを確認し、見直しを行いましょう。

過去の研修内容を繰り返すだけでは、効果の低い研修となる可能性が高いので注意しましょう。

研修の評価項目を明確にする

個別の研修の事前準備では、企画から研修直前まで準備する内容が多岐に渡ります。

一般社団法人日本研修コーディネーター協会から、「研修事前準備チェックシート」が配布されていますので、こちらを活用しても良いでしょう。

また、研修後の振り返りを行うために、事前に研修の評価項目を設定しておくことも大切です。研修の評価項目が明確であることで課題が把握しやすくなり、次回以降の研修にも活かしやすくなります。

企業理念に連動した研修を行い、研修後の振り返りを必ず行う

研修をチェックするためには、企画の段階で企業理念に連動した研修であるかをしっかりと検討することが重要です。目新しい研修や目先の課題解決にとらわれて無計画な研修を実施しても、長期的には良い結果をもたらすことはできません。

また、研修の効果を高めるためにも、必ず研修後の振り返りを行いましょう。