部下が上司を評価するような人事評価制度を導入したいと考えています。何かそのような例はありますでしょうか?

ご質問のような評価方法は360度評価と呼ばれ、部下から上司だけでなく、同僚や後輩といった複数の人間から評価される制度です。Googleやガリガリ君でお馴染みの赤城乳業など、大手企業を中心にすでにこの方法が導入されています。

このように、部下が上司を評価するという制度を取り入れている会社は存在します。現在、人材育成に力を入れている企業は多く、企業ごとにあらゆる方法を取り入れています。

360度評価のメリット

360度評価には、いくつものメリットがあります。

  1. あらゆる目線からの評価によって、一方向からだけでは得られない気づきがある
  2. より客観的な評価ができる
  3. 自分の現状を多方向から知ることで、目指している人物像への意識がより高まる など

何人もの意見が聞けるため、自分をより客観視して受け入れやすくなります。

また、360度評価の際には、評価者は下記のような内容を評価します。

  • 目的達成度
  • 社内の雰囲気への配慮
  • 部下の勤務環境に配慮し、モチベーションを上げられているか
  • 部署内の仕事の平準化 など

導入の際の注意点

部下が上司を評価するというのは、気を使ってしまってできないという社員も多いかと思います。

また、反対に部下から評価されるのが不快だと思うマネージメント職の社員もいることでしょう。

上司と部下の人間関係が悪くならないよう、導入の際は以下のようなことに注意してください。

  • 批判的になりすぎない
  • 上司の仕事を分かった気になって評価しない
  • 気を使いすぎて褒めるだけなく、部下の目線で思ったことを話す

他にはない発見があり、社員の成長にとても有効な評価方法

このような評価方法は他にはない発見があり、社員の成長にとても有効です。上に立つ人間ほど必要な客観的な目線が身に付きます。

社内の雰囲気を壊さない配慮を忘れずに、ぜひ積極的に取り組んでみてください。