【解説】ケースメソッドとは? 疑似体験による企業研修・手法の具体例

ケースメソッドは、実際に体験していない問題を、疑似体験をすることで解決していくことができます。単に問題解決の際の論理性を高めるだけではなく、メンタル面においても効果が期待できるので、ケースメソッドを取り入れる企業が増えてきています。

「ケースメソッド」とは

教育手法の1つとして知られるケースメソッドは、実際に起きたトラブルなどを事例に、最善策を討議し検討する手法です。労務管理や経営管理などの問題解決能力を磨くために使用され、主に能力開発やリーダー育成で活用されています。

そのため、企業研修で導入する企業が増えています。ケースメソッドは、1つの課題に対して、複数人で建設的な議論を行うことで、「どんなことを問うべきか」「何を考えればいいのか」を学ぶ訓練法であり、実際に体験することができない様々な失敗や成功をシミュレートすることができます。

最近では、ハーバード大学が新幹線の清掃を行うJR東日本グループのテッセイを、ケースメソッドの題材にしていることで有名です。

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ケースメソッドの目的

ケースメソッドで大切なことが、「自分で気が付く」ことです。本に書かれたことを単に丸覚えするだけではなく、議論を深めていく中で、自分で考えて答えを導き出すことが大切です。

「教えてもらう」のではなく、「どんな物差しを使って行けばいいのか」「どんな方法を取れば良いのか」を、自分で見つけることが目的です。

たとえば、経営者であれば経営者の目線だけではなく、時にはマネジメントを行うリーダーや顧客の目線に立って物事を考えていくことで、様々な立場から客観的に物事を捉えることができるようになります。

その結果、どんな状況でも屈せずに考え続けることができ、回答を導き出すことができるようになります。、自分の弱さや思慮の浅さに気が付くことができるケースも多く、メンタル面でのトレーニングにも大いに役立ちます。

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ケーススタディの重要性

ケーススタディを行うことで、問題の置かれた状況を正確に把握することができるだけではなく、優先順位をつけて解決を図ることができるようになります。

問題として取り上げる際には、ビジネスシーンに直結したケーススタディが望ましく、固定化したものではなく、日々の変化の中にある問題と解決策の論理性、そして経営に欠かせない「財務感覚」を身に着けることも大切なケーススタディの役割といえます。

また、ケーススタディを行うことで、「疑似体験」の重要性を認識できるとともに、シミュレーションを行うことで、新しい環境への不安を払しょくする効果も期待できます。

人事担当者は、ケースメソッドの有効性を理解するだけではなく、適した状況で教育を行うことができるよう、「教育フローのどの段階で取り入れるべきか」「どんな人物を対象にするべきか」について事前にしっかり考えておくと、より効果が期待できます。