職群とは?【わかりやすく解説】名称例、職位・職種との違い

多くの企業は、総合職や一般職といった名称を用いた職群制度を設けています。何気なく使っている職群ですが、そもそも職群制度とはどのようなものなのでしょうか。

  • 制度設計の目的
  • 職群制度の具体例
  • 職位や職種などとの違い

について解説します。

1.職群(制度)とは?

職群とは、企業で働く従業員を分類する方法のこと。分類方法はそれぞれの企業で異なります。

総合職、一般職といった名称で分類されたり、営業職、事務職、技術職といった業務ごとで分類されたりするのが一般的です。職群制度を設けている企業の多くは、職群ごとに等級や報酬の制度を設定しています。

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2.職群を設ける目的

目的は職群ごとに人事制度を設計するためです。

総合職と一般職、営業職とエンジニアなどの技術職を比較すると、それぞれ業務内容が異なります。そのため、同一の評価や報酬制度を用いることはできません。

また、企業の規模や業種、業態によって重要視される職群が異なります。職群ごとに等級や報酬の制度を構築すると、どの従業員に対しても公正で適正な人事制度を構築できます。

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3.具体的な職群の例

実際、どのような職群があるのでしょう?一般的に用いられる職群について、具体例をもとに解説します。

総合職


総合職とは企業全体の利益や価値を増大させるために長期的プランで育成される従業員のこと。転勤や職種変更といった異動があるだけでなく、幹部候補として管理職への登用も想定されています。

しかしその形態はさまざま。同じ総合職という名称でも企業によって、

  • 転勤がない
  • 転勤があっても地域限定
  • 日本国内外に転居を伴う転勤がある

など違いがあるのです。

一般職


一般職とは限定された分野の業務を補助的に行う従業員のこと。事務職や補助職という名称と同義で用いられます。転居を伴う転勤がない場合がほとんどで、総合職と区別するために使われている職群です。

専門職


専門職は一定の分野で専門的な知識、経験を生かして企業に貢献する従業員のこと。企業によって「スペシャリスト」や「専任職」など呼び方は変わります。

職群の変更は想定されていないため、専門分野に特化した業務に継続して従事できることがほとんど。しかしその反面、激しい時代の変化で専門知識や技術が陳腐化する恐れもあります。

技術職


技術職とは技術系業務の枠の中で技術を用いて就業する従業員のこと。

技術系企業を支える重要な柱です。

技能職


技能職とは工場などで技能者として定型業務を担当する従業員のこと。

ブルーカラーと呼ばれる場合もあります。

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4.職位・職種と職群の違い

職群と類似した言葉に、職位や職種がありますが、職群とはどう違うのでしょう?

職位とは?

職位とは、企業が定めた形式的な階級の呼び名のこと。

  • 部長
  • 課長
  • 主任

などのほか、最近ではマネージャーやリーダーといった呼称も使用されています。

職種とは?

職種とは、職業や職務の種類、あるいは具体的な業務内容のこと。同じ職種でも、企業や業種によってその内容には多少の違いがあります。

職群のQ&A

職群(しょくぐん)とは、従業員の職務を分類する方法のひとつです。「総合職」「一般職」といった名称で分類されることもあれば、「営業職」「事務職」「技術職」など、業務の種類ごとに分類されるケースもあります。 職群制度を設ける企業は、職群ごとに等級や報酬の制度を設計することが多いでしょう。
総合職と一般職、もしくは営業職と技術職などを比較すると、業務の幅が大きく異なるため、同一の評価・等級・報酬制度を用いることは困難でしょう。そこで従業員を職群ごとに分類し、それぞれ人事制度を別途設計することが一般的になりました。 職群ごとに制度を構築することで、どの従業員に対しても公正な人事サービスを提供することができます。
「専門職」「スペシャリスト」「専任職」などはよくある職群のひとつで、一定の分野で専門的なスキル・経験を生かし企業に貢献する従業員を指します。 職群の分類方法は、企業それぞれで異なります。「専門職」を職群として設定する企業もあれば、設定していない企業もあるでしょう。