【注意】時短派遣とは? フルタイム派遣と何が違う?残業代や再就職の問題

優秀な人材が、育児や介護でやむを得ず退職してしまうケースが各企業で増えている中、短時間勤務をしながら仕事と家庭を両立する「時短派遣」が注目されています。そこで今回は、人事として知っておきたい時短派遣の特徴について紹介します。

「時短派遣」とは?

「時短派遣」は、1日4~6時間、週2~3日などの短時間勤務する派遣契約のことです。子育てや介護などの事情で短時間勤務を希望している人に合った就業形態として注目されています。一般的な正社員は、1日約8時間週5日のフルタイムで勤務していますが、「時短派遣」は仕事と家庭や趣味などのバランスをとりながら働くことが可能です。

特に女性が多い職場や事務職などの職種でニーズが高まっていて、時短派遣を希望する人が増えてきています。


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「時短派遣」とフルタイム派遣の違い

時短派遣とフルタイム派遣では、労働時間や労働日数が異なります。契約期間は、どちらも雇用期間が定められている有期雇用契約です。

・残業の扱いについて
時短派遣の場合、フルタイム派遣とは異なり、残業は基本的に発生しないケースが多くあります。派遣社員に残業を要請する場合、派遣元と労働者の間で、時間外労働を可能とする「36協定」が取り結ばれている必要があります。また、就業条件明示書に「残業なし」と記載している場合には、基本的に残業をしてもらうことはできないので注意しましょう。

・時短派遣の残業代の注意
時短派遣で残業をしても、1日8時間・週40時間以上の法定労働時間を超えなければ、割り増しの残業代を払う必要はありません。派遣社員の場合には、派遣会社が定めている就業時間に沿って残業代の算出が行われます。残業代は、1日8時間・週40時間以上となった場合は、超過した時間の給与は通常の25%割り増しとなり、深夜22時以降の労働には、深夜割り増しの25%が加算されます。

「時短派遣」による女性の再就職について

時短派遣を希望する人の多くが、育児や介護などで離職・転職をした女性です。結婚・出産の平均年齢が高くなってきている昨今、キャリアを築いてきた女性が妊娠や出産を機に離職し、折角のスキルや経験が無駄になってしまうケースは数多くあります。そんな中で短時間派遣として優秀な人材を採用し、積極的に活用することで、人手不足を解消することができます。

フルタイム勤務は難しいけれども、生活のために働きたいという希望を持つ就業希望者は多く、多様な就労ニーズに応えられる企業が、積極的に採用をすすめています。日本の人口は減少しはじめており、正社員の採用に苦労している企業も珍しくありません。人事担当者は、子育てや介護に携わっていてフルタイムで勤務することができない人材を積極的に活用し、人材不足を補いましょう。