【12の採用管理システムを比較】採用管理システムとは? 目的や市場規模、メリット・デメリット、導入の流れなどについて

採用管理システムとは、採用に関する情報を適正に管理するためのシステムのこと。ここでは採用管理システムの目的や市場規模、メリット・デメリットなどについて見ていきます。

1.採用管理システムとは?

採用管理システムとは、採用に関する情報をまとめて適正に管理するためのシステムを意味し、別名ATS(Applicant Tracking System)とも呼ばれます。

応募者の情報管理や面接の日程調整などを始めとする多種多様な機能が搭載されており、採用業務におけるコストカットが図れるのです。

採用管理システムとは、応募者の情報管理や日程調整などの機能が搭載され、採用を円滑にサポートするためのシステムです

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2.採用管理システムの目的

採用管理システムは、応募者の受付から面接などの日程調整、さらに採用決定に至るまでの業務をまとめて管理できるため、採用活動をより円滑に進められます。

また、採用までのさまざまな業務を一元管理できるだけでなく、採用活動に関するコストの削減も図れるため、昨今、企業が導入する大きな目的のひとつにもなっているのです。

採用管理システムの目的は、採用決定までの業務をまとめて管理して手間を省いたりコストの削減を図ったりすることです

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3.採用管理システムの市場規模

ミック経済研究所が発表した、ソフトウェア・サービス提供ベンダー40社を対象とした調査「HRTechクラウド市場の実態と展望 2018年度版」によると、採用管理クラウドにおける市場規模の推移は、2017年度で70億円、2018年度で94億円の見込みです。

近年の労働人口の減少や働き方改革などの推進から、採用活動の重要度も一層増しており、今後も大きく成長を遂げていくと考えられるでしょう。

採用管理クラウドにおける市場規模は、近年の働き方改革の推進も相まってますます成長を遂げると見込まれています

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4.採用管理システムのメリット

ここでは採用管理システムのメリットについて詳しく見ていきましょう。

業務効率化

採用業務を一括で管理できるため、作業漏れが減る上、候補者の最新情報も自動登録されるのでデータの更新もスムーズになります。

アクセスできるデータ範囲の設定によって、人事担当者だけでなく採用担当者のフィードバックも迅速に登録できるので、社内共有もより円滑になるでしょう。

データの蓄積・分析

採用に関する多種多様なデータが蓄積されるため、採用業務の分析も可能です。これによって求人媒体ごとの応募率や採用率の把握もでき、どの媒体が効率よいかも検討しやすくなります。

候補者の情報を分析すれば、面接官や採用担当の対応改善にも結び付けられるため、人材獲得において多角的な目線から対策を取れるでしょう。

採用管理システムは、採用活動を一括で管理できるだけでなく、データの蓄積によって人材獲得への対策にも有効だとされています

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5.採用管理システムのデメリット

一方で採用管理システムにはデメリットもあると考えられています。

たとえば、適していないものを導入したため設定や操作方法に時間を無駄に費やしてしまう、というケースも決して珍しいことではありません。少人数の求人を計画する企業の場合、システムを十分に活用できず、費用対効果を期待できないこともあるようです。

採用管理システムの導入では、操作方法に時間を費やす、費用対効果が見込めない、というデメリットが生じる場合もあります

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6.採用管理システムを導入する流れ、ステップ

ここでは、採用管理システムを導入する際の具体的な流れやステップについてご紹介していきましょう。

  1. 採用管理方法の方向性をまとめる
  2. 現在の採用管理方法を確認
  3. 方向性に沿うシステムを選ぶ

①採用管理方法の方向性をまとめる

近年多くの企業が取り入れている採用管理システムですが、やみくもに導入すればよいというものではありません。

まずは自社がどのような方法で採用管理を行っていきたいのか、また導入にあたってコストをどのくらい掛けられるのかという方向性を絞り込んでいくことが必要です。

さらに導入による効果を最大限発揮するために、検討する採用管理システムのメリットとデメリットを社内でしっかりと把握することも重要でしょう。

②現在の採用管理方法を確認

目指したい採用管理の方向性が定まった後は、それまで行ってきた自社の採用活動業務を可視化し、現状から必要と考えられる機能を一つひとつ洗い出します。

現在市場に出回る採用管理システムは多種多様なため、たとえ人気のシステムでも自社の採用活動業務に合わなければ、導入に失敗してしまうでしょう。そのため、どのような機能が必要になのか、その把握が不可欠なのです。

③方向性に沿うシステムを選ぶ

自社の採用活動業務を可視化し、必要と考察される機能を洗い出せたら、方向性に合うシステムを選びます。採用システムによって機能が異なるだけでなく、導入にあたっての初期費用や維持費などもさまざまです。

導入後の失敗を防ぐためにも、自社の採用管理システムに最も適したものを選ぶことは重要でしょう。候補となるシステムの導入事例なども事前にチェックしておきましょう。

管理採用システムを選ぶ際は、自社の採用活動を可視化し、必要と考えられる機能を洗い出すことが不可欠です

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7.12の採用管理システムを比較

ここでは、昨今注目される12の採用管理システムについてご紹介していきましょう。

完全無料で使える採用管理システム

昨今の採用管理システムは、「完全無料」で利用できるものから「一部有料」「有料」といったものまでさまざまです。まずは、「完全無料」で利用できる採用管理システムをご紹介します。

リクナビHRTech

「リクナビHRTech」はデータの保持期間が1年と限られているものの、登録数は無制限です。全エージェントからの候補者情報の自動登録が可能で、さらに情報更新も一覧画面から簡単に実行できます。

また求人やエージェント別に分析できるため、蓄積された情報を将来的な採用に活かすことも可能。選考後の振り返りができるのも魅力です。2019年度にグッドデザイン賞を受賞しました。

engage

「engage」は無制限の求人掲載が可能で、自社採用ページの作成や応募者の管理などのさまざまな機能を完全無料で利用できる採用管理システムです。

特徴は、IndeedやLINEキャリアへの自動掲載、Googleしごと検索、Yahoo!しごと検索、エン転職ユーザーへのスカウト、FacebookやTwitterなどと連携しており、応募集客へのサポートも手厚いこと。現在、国内の20万社が利用する人気の採用管理ツールです。

一部無料、有料で独自の特性を持つ採用管理システム

続いて「一部無料」「有料」で利用できる採用管理システムをご紹介しましょう。上記で説明した「完全無料」のものと比べて、独自のシステムや特性が際立っていることがこれらの魅力と考えられています。

ZOHO RECRUIT

「ZOHO RECRUIT」はさまざまな企業の採用ニーズに対応可能な機能が充実した採用管理システムです。応募者の履歴書の解析やデータを取り出すための機能、コミュニケーションツールなどさまざまな機能が備わっています。

また求人期間の短縮化や従業員の定着率アップを目指しており、カスタムキャリアページや従業員推薦ポータルの作成により候補者を適切に管理できるのです。料金は2,700円からとなっています。

TalentCloud

「TalentCloud」は候補者のリストを一本化し、随時オファーできる採用管理システムです。タレントプールはCSVで一括登録することも可能。スマホ対応の採用サイトやブログを簡単に作成できるので、外注費用などの削減も目指せます。

低コストで効果的にブランディングできるので、求職者の入社意向のアップを図りたい企業には魅力的な採用管理システムでしょう。リファラル採用も可能で、料金は20,000円からとなっています。

GoQ(ごくー)採用管理

「GoQ(ごくー)採用管理」は採用サイトの制作だけでなく、Indeedへの求人掲載、応募者の情報管理が一つになったパッケージ型採用管理システムです。写真や文章を用意するだけで、簡単に採用サイトを作成できます。

ドメインの取得は不要なので採用担当者の負担を減らすことも可能。応募者の情報管理、内定通知書の作成など多種多様な業務を管理画面で実行できるので、低コストで効率の良い採用活動をサポートするシステムといえるでしょう。料金は19,800円からです。

jinjer採用

「jinjer採用」は新卒からキャリアまでの採用業務の応募者情報を蓄積し、リアルタイムでデータの管理・分析ができる機能を備えた採用管理システムです。人事カテゴリーにおけるさまざまな情報を集積し、ブラックボックス化された人事データを見える化します。

人事戦略のサポートにアプローチし、採用だけでなく、経費や労務、勤怠やコンディションなどの情報の一元管理も可能です。料金は1人当たり300円からです。

インタビューメーカー

「インタビューメーカー」はweb上の面接に特化したサービスが特徴の採用管理システムです。時間や場所を選ばずに面接できるため、従来必要だった出張や会場手配などのコストや時間、手間が削減できます。

一方で応募者は自宅にいながらにして面接ができるため、精神的・物理的なハードルが下がりやすく、応募者数や面接実施率がアップする可能性も高いです。さらにスケジュールや応募者の管理も可能です。料金は39,800円からとなっています。

リクオプ

「リクオプ」はブランドや店舗のファンが応募する採用サイトと、採用率の向上を効率的に図る管理機能を併せ持つ、アルバイト・パート採用に特化したクラウド型採用管理システムです。

応募者の増加や採用業務のスムーズ化、採用コストの減少にアプローチし、採用活動におけるさまざまな課題を解決へ導く機能が搭載されています。さらに採用サイト作成だけでなく求人案件や面接日程の管理、SEOなど多種多様な機能を備えているのです。

HERP ATS

「HERP ATS」は各求人媒体に反映させた情報を一括で確認できる採用管理システムです。

一般的な日本企業の採用活動では、採用に関わるほとんどの業務が人事や採用担当に集中する傾向にありました。「HERP ATS」は現場の社員やスタッフが採用活動に参加し、採用担当は現場が円滑に業務できるようにサポートするという仕組みになっているのです。

さらに求人票の作成やSlackの連携など多彩な機能を有しています。

ジョブカン採用管理

「ジョブカン採用管理」は応募者の獲得から採用決定までのすべての業務を一元管理する採用管理システムです。自社採用サイトの作成はもちろん、IndeedやGoogleしごと検索へ無料で求人掲載できます。

さらに、各採用サイトや求人媒体など多種多様な経路からの候補者データを一括管理でき、進捗管理やレポートの作成なども可能。その他、メールや電話、チャットなどさまざまなサポートも備わっているのが特徴です。料金は月8,500円から。

HRMOS(ハーモス)採用

「HRMOS(ハーモス)採用」は、ビズリーチが提供するクラウド型採用管理システムです。面接の日程調整や人材紹介会社とのコンタクトなど、採用におけるすべての業務をシステム上で簡潔に実行できます。

また人材紹介会社ごとの紹介実績や選考通過率などを可視化できるので、採用活動の現状把握と分析も円滑になります。さらにデータに基づく課題の設定やKPIの設定機能も有しているため、より戦略的な採用活動が目指せるでしょう。

Catch bowl

「Catch bowl」は採用コンサルティング会社によって作られた、LINEを活用した新しい採用管理システムです。

求人グループの作成から、メッセージ自動送信、データの自動取り込み、Googleカレンダーとの連携、選考イベントやタスクを管理する機能などを有しています。

採用コンサルタントという視点ならではの「本当に必要な機能」のみが搭載されており、無駄のないより効率的な採用活動を目指せるでしょう。料金は50,000円。

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