契約社員とは? 人事なら知っておきたい契約社員と正社員の違い

契約社員と正社員の違いを明確に説明できますか?今回は、人事が知っておきたい雇用形態の違いと、「解雇」と「雇い止め」そして5年以上同一の契約社員を雇った場合の注意事項をご紹介します。人事担当者の方は是非参考にしてくださいね。

契約社員とは

雇用期間をあらかじめ、数ヶ月~数年と決め、長期間の勤務を予定していない社員のことです。会社によって定義が異なり、専門職として雇用期間を定めて契約をして働いている人だけではなく、定年後に嘱託職員として働く人が含まれることもあります。

正社員とは異なる労働条件となり、個別の労働基準を締結して働く常勤の社員である契約社員は、他社との二重契約の縛りがないケースも多くあります。

そのため、副業やWワークをしている方もいらっしゃいます。契約期間の上限は3年間と定められていますが、専門的な知識を持つ方と60歳以上の場合は5年間となります。また、契約で勤務地を明記している場合には転勤はありません。


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契約社員と正社員の違い

正社員は雇用の安定性があるのに対し、契約社員は雇用の安定性が保証されていません。正社員の業務時間は全員が一律で定められていますが、契約社員の場合は業務内容や給与、を、労働者が企業と直接交渉します。雇用期間や勤務時間などもこの時に決めます。

正社員は二重契約が不可能で副業は社の規定に従いますが、契約社員の場合には、その企業で何日間働くのかを契約書に明記すれば、Wワークや副業をすることができます。

また、正社員の場合には、企業によりますが基本的には勤務地を限定しないで働くことになるので転勤になることがありますが、契約社員の場合には雇用契約で勤務地を明記すれば転勤はありません。

企業によっては契約社員を「地域限定職」にして、契約社員で転勤が必要であったとしても限定された地域の中で働くことができるように配慮をしているところもあります。

人事が知っておきたい雇い止めと解雇の違い

正社員を解雇するには「解雇権濫用法理」に抵触しないよう、正当な理由が必要となります。契約社員の場合には、雇用期間をあらかじめ決めてから契約をするので、期間満了による契約の打ち切りは問題となりません。

「解雇」は、契約期間の継続中に、会社が労働者を一方的に辞めさせる行為ですが、「雇い止め」は、契約期間が終了後した後に、会社側が契約の更新を拒絶する行為のことをいいます。

つまり、当初予定した契約期間中に会社の都合で契約社員を辞めさせる場合には、解雇に該当してしまうので注意しなくてはなりません。

2013年には労働契約法の改正があり、契約社員の場合でも契約更新をして5年以上同一の企業で働いた場合、労働者が希望すれば、雇用期間を定めていない「無期労働契約」へと切り替えることができることになりました。