アルムナイとは? 退職者の再雇用も可能にするアルムナイ制度

アルムナイは、企業においては、退職した元社員、OBやOGを指します。外資系企業では、退職したアルムナイとの交流を定期的に行うケースが見られますが、日本の企業でもアルムナイは再雇用の対象として注目されるようになりました。

アルムナイとは?|外資系で行われている退職者との交流

アルムナイ(alumni)はalumnus(卒業生、同窓生、校友)の複数形で、企業においては退職者であるOBやOGを指します。外資系企業では、退職した社員も人的資源としてとらえていて、彼らを組織化して定期的な交流を持っている場合があります。

退職者といっても、定年の年齢で退職した元社員ではなく、若くして転職して会社を去った退職者たちの参加が歓迎されており、同窓会とは違う目的があります。

日本では、ライバル会社や取引先に転職した退職者との交流は、あまり一般的とはいえないですが、海外の企業では情報交換や再雇用も考えて交流を深めているのです。日本でもアルムナイの重要性について理解が深まり、制度として導入している企業も出てきています。

タレントマネジメントがすぐはじめられるクラウドツール

  1. 組織の今をダッシュボードでパッと把握。気になるところは顔ぶれまで確認できる
  2. 組織図で顔ぶれを俯瞰して人材配置を練れ、マトリクスで評価結果の甘辛調整もできる
  3. 最適人材をリストで管理し、可視化したスキルと経験で育成プランを立てられる
  4. 手軽に実施できる社員アンケートを使い、社員の声を拾って退職リスクも早期発見

カオナビでスキルや適正を可視化し、自在に人事シミュレーションが可能。

> カオナビについて詳しく見る

外資系企業のアルムナイ制度を日本でも導入し退職者を再雇用

日本においても外資系の企業ではなじみが深いこのアルムナイ制度では、場合によっては同業他社に転職していった退職者とも進んで交流し、お互いの合意が得られれば再雇用することもあります。

日本では、ライバル会社に引き抜かれて行った退職者と交流し、再雇用を持ちかけるなどありえないことでした。それは、終身雇用が当たり前だった日本では、途中で抜けていく社員は裏切り者のように思えたからかもしれません。

しかし、終身雇用が崩壊し、人材の流動化が進んで新しい人材の確保も難しくなっている日本では、会社のことをよく理解しているかつての社員をアルムナイ制度の活用によって、再雇用することは理に適っているのです。

アルムナイ制度を導入しようという考えがある場合、退職者は敵でも裏切り者でもなく、立場は変わっても仲間であることには変わりがない、そう組織を意識改革することが大切です。

アクセンチュアにおける退職者の再雇用などアルムナイ・ネットワークの例

世界最大の経営コンサルティングファームであるアクセンチュアは、退職して新しい舞台でキャリアを続けている人たちをアクセンチュアの卒業生と呼び、大切なアクセンチュアのファミリーだとして、退職後も引き続き強い関係を持っています。

アクセンチュアでは、退職者のためのアクセンチュア・アルムナイ・ネットワークというサイトを開設しており、サイトからさまざまなアルムナイプログラムにアクセスできるようになっています。

アクセンチュアのアルムナイ・ネットワークには、現在38以上の国や地域で15万人の卒業生が登録しており、彼らのためのイベントは年間150以上行われています。また、アクセンチュアへの再就職のサポートや、求人情報、卒業生が自ら経営する企業の宣伝などもサイトでできるようになっています。