活用テクニック

課題

在宅勤務による長時間労働が発生していないか、把握したい

全社的な在宅勤務の導入により、社員は自身で勤務時間をコントロールして仕事を進めている。自宅だと集中して業務に没頭できる反面、上司の目も届きづらく勤務時間が長時間化してしまう可能性がある。勤務時間の実態を把握し、自宅でもメリハリをもって業務を行えるよう、適正勤務の意識付けや環境作りを検討したい。

施策概要

組織毎の残業時間をグラフで可視化

在宅勤務の導入前後における残業時間の推移を可視化しました。各部署における残業時間の増減をグラフ化することで、部署毎の傾向把握や要因分析に役立てます。残業が増加傾向の部署に対しては、自己管理の上で業務時間を調整することや、メンバー同士のコミュニケーションを密に取るように指導します。必要に応じて進捗管理や情報共有ツールの導入も検討し、自宅でも働きやすい環境作りをサポートします。

  • 残業時間推移をグラフで可視化する
  • 残業が増加傾向の組織や社員に対し、適正勤務のための意識付けや対策を周知する

カオナビを使った解決策

在宅勤務導入前後の残業時間をグラフ化

『カスタムガジェット』 で在宅勤務制度の導入以前と以後で残業時間の増減が把握できるように、軸や期間、グラフの種類など型を作成します。 『プロファイルブック』 で残業時間を管理することで縦軸として設定できます。グラフの種類は部署毎の推移が把握しやすい「積み上げ棒グラフ」を選択しました。

全体の残業時間数が増加傾向であることに加え、どの部署で増加しているのかが一目でわかります。

働き方の工夫についてメールでアナウンス

長時間労働者を『ピックアップリスト』で管理します。対象者に対して上司・部下間やメンバーとのこまめな連絡や適度な休息を心がけるなど、働き方の工夫についてメールで周知したり、 『シャッフルフェイス』へ展開し職種や売上といった情報を軸に、残業時間との相関関係を分析できます。

カオナビ設定手順

  1. 『プロファイルブック』で残業時間を管理するシートを作成する
  2. 『プロファイルブック』の検索結果から在宅勤務者リストを作成する
  3. 『ピックアップリスト』より対象者に対しメールを送る

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