活用テクニック

課題

在宅勤務中でも社員のコンディションを把握したい

在宅勤務を開始してから、普段のように社内で気軽にコミュニケーションを取れなくなったため、社員のコンディションやモチベーションをどう管理していくかに課題を感じている。状態把握のためにわざわざチャットやメールを送るのも誇大に捉えられ、不安にさせてしまう可能性がある。在宅勤務中でも出社しているときと同様に、社員のコンディションの変化を感知し、フォローが必要な社員を見つけられるようにしたい。

施策概要

週1回の調査を行い、コンディションの変化を観測する

在宅勤務期間中の健康状態や業務環境の調査を週1回必ず実施をしています。回答結果は検索が行えるため、前回より状態が良くない社員をピックアップしフォロー対象とすることや、面談を希望している社員の抽出も可能です。対象者のコンディション変化を確認したい場合は個人単位で推移グラフを見られます。実際にフォローを行った記録も時系列で蓄積していくことができるため、フォローをきっかけに状態の変化が現れたなどの気付きに繋げることもできます。

  • 定常的にサーベイを繰り返し実施する
  • 回答結果を分析して、変化のあった社員を絞り込む
  • フォロー結果を蓄積して、コンディションの変化を確認

カオナビを使った解決策

週1回のサーベイを実施

『パルスサーベイ』を使って、週1回のサーベイを実施しています。

管理者(Adm)ユーザーは、あらかじめ通知設定をしておくことで、回答開始日に実施準備完了通知を受信することができます。その通知を受け取ることで、”先週まで在宅勤務をしていたが、今週から出社をするようになった”などのメンバーがいれば、毎回忘れずに回答者の追加や削除を回答開始前に行えます。

フォロー対象者を絞り込み

詳細をヒアリングするフォロー対象者をさまざまな絞り込み条件からピックアップすることができます。平均点・各設問の点数・前回差などの点数を条件とした絞り込みや、面談希望者の絞り込みが行えます。また、在宅勤務に関する意見を募っているフリーコメント欄はコメントの入力がある人で絞り込みを行い、意見の取りまとめをしています。

グラフで推移を確認し、フォロー記録を蓄積

絞り込みで状況が気になる社員のコンディション変化を把握する際はグラフでの確認が便利です。グラフは設問ごとに折れ線グラフが設定されているので、体調に関する回答や在宅勤務に関する回答の変化をそれぞれ確認することができます。
グラフ以外にフォローサマリーでは、サーベイの実施タイミングやコンディションなどの変更履歴、記入したコメントを時系列で見ることができます。グラフと照らし合わせて確認することで、フォローをきっかけにコンディションが変化した社員を見つけられます。また、フォローサマリーを関係メンバーに共有することも可能なため、社員フォローや在宅勤務環境の改善に役立てています。

カオナビ設定手順

  1. 『パルスサーベイ』で調査イベントの作成・回答期間と頻度・回答者などを設定する
  2. 調査を開始する
  3. 回答結果を確認し、フォローを実施する
  4. 回答結果を関係メンバーに共有できるように、権限設定ユーザー登録を行う

パルスサーベイの活用資料はこちら

※閲覧にはカオナビキャンパスオンラインのアカウントが必要です。

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