岐阜・大垣発。評価技術の注目企業JAPAN TESTING LABORATORIESのタレントマネジメントが「カオナビ」で加速

創業以来、計測・試験・分析などの評価技術の分野で高い評価を得てきたJAPAN TESTING LABORATORIES株式会社。2017年にそれまでの親会社から分社化し、新たな商号のもと、で再スタートを切りました。評価技術におけるNo.1企業を目指し、人材獲得を進めると同時に、人事制度の刷新とタレントマネジメントを確立するための基盤として「カオナビ」を導入。同社の「カオナビ」の活用内容と構想について伺いました。

※インタビューの内容は取材時のものになります。

  • 設立

    2017年10月(創業:1999年)

  • 資本金

    1億円

  • 社員数

    164名

  • 事業内容

    開発品の信頼性を評価する技術サービス

  • 会社HP

JAPAN TESTING LABORATORIES株式会社について

2025年、評価技術のNo.1企業を目指す

——JAPAN TESTING LABORATORIES株式会社(以下、JTL)の事業概要を教えてください。

野村 有花様(以下、野村様): メーカーが開発した製品は、世の中に出る前に、試験や分析によって信頼性の評価が行われます。当社は、製品の計測・試験・分析の専門企業として、自動車を中心に航空、家電、そのほか食品、化粧品、医薬品などのライフサイエンス分野まで、幅広くメーカーの委託を受け、評価技術を提供する会社です。

JAPAN TESTING LABORATORIES株式会社
▲事業推進部 野村 有花様

島田 勝彰様(以下、島田様): 評価技術を扱う企業の多くは、大手メーカーなどのグループ会社です。そのため、独立した立場で、評価技術をサービス業として公平に提供する当社のような企業は、実は希少なのです。
一方で、リーマンショック以降、経済の回復にともなって評価技術のニーズは高まっています。メーカーの開発サイクルが加速したほか、近年、有名メーカー製品の欠陥や異物混入による自主回収、試験データの改ざんなどの不正が多発したことを受け、第三者の評価によるデータに基づく信頼性の担保が求められています。

JAPAN TESTING LABORATORIES株式会社
▲事業推進部 部長 島田 勝彰様

——JTL様は2017年に分社化によって設立された新しい会社ですが、設立の経緯をお聞かせください。

島田様: 欧米では評価企業は認知されていますが、国内ではまだ十分に認知されているとは言えません。今後、日本の評価技術を国内外にアピールし、世界に通用する「日本の評価技術」を提供することで製造業に貢献したい。そのような社長の想いから、2017年に親会社から評価技術の部門を、業務がわかりやすい社名で分社化しました。今後、2025年に国内の評価技術業界で売上No.1になる目標を掲げ、ベンチャーのような気持ちで取り組んでいます。

「カオナビ」導入の経緯

事業拡大によって人事制度とマネジメント体制の確立が必要

——JTL様が「カオナビ」の導入を検討し始めた経緯についてお聞かせください。

島田様: 分社化前も含め、当社は数年前まで社員数100名に満たない企業でした。経営層と社員が分け隔てなく食事をするような、経営層と社員の距離が近い職場だったのです。マネジメントを細かく体系化しなくても、社員の行動や気持ちをみんなが把握できている感覚があったのです。

——この数年で社員数は2倍に拡大していますね。

島田様: 評価事業の拡大を目指し、近年は新卒採用を強化してきました。そうなると、アナログな情報管理や、曖昧な人事制度やマネジメントでは立ち行きませんし、採用においても応募者に対して説得力がありません。
そこで、今後の事業成長のカギは人材であるとし、人事制度の刷新とタレントマネジメントの確立に着手し、そのためのシステムを検討し始めたのです。

「カオナビ」導入の決め手

「カオナビ」は、制度変更にも柔軟に対応できるシステム

——「カオナビ」の導入を決めたポイントについてお聞かせください。

島田様: 以前、展示会で拝見し、シンプルさ、操作性、発展性がある「カオナビ」が気になっていました。「カオナビ」は直感的に操作できるインターフェイスを持っています。そのため、いずれ役員・幹部も含めた全社で活用してもらうには、これくらい操作が簡単なシステムのほうがいいと思いました。
また、人事制度をこれから設計し直していく状況においては、システムの機能ばかり立派でも持て余します。その点で、「カオナビ」は自分たちで最適なプラットフォームを設計でき、人事制度の発展や拡充に合わせてシステムを自分たちでカスタマイズできます。新機能のリリースなどもあり、今後、一緒に成長・発展していけるシステムだと感じました。


「カオナビ」の活用方法について

必要な社員情報を、素早く、効果的に得られる

——それでは、実際の活用状況をお伺いします。社員データベースである PROFILE BOOKでは、どのような社員情報を収集・管理していますか?

島田様: 履歴書どおりの社員情報はもちろん、異動履歴も順次、情報を掘り起こして記録を進めています。また、人事面談でヒアリングした「どういう経緯で当社に来たのか」「学生時代のアルバイトは何か」といった多種多様な社員のバックグラウンドも記録し、異動・配置の判断材料にしたいと思っています。今後は社員のキャリア、要望なども収集・記録することを検討しています。

野村様: 社員情報のデータベース化は、 採用選考にもメリット がありました。近頃、新卒応募者から待遇や福利厚生の質問だけでなく、「どういうふうに成長していけますか?」「社員のキャリアアップの事例を知りたい」という一歩踏み込んだ質問を受けることが多いのです。 若手社員だけでなく、中堅社員のキャリアや産休明けで復帰した女性社員の事例などの情報を把握するために効果的なツールになっています。

島田様: こうした質問に人事が答えられないとなると、応募者の信頼を得ることは難しい。「カオナビ」で社員情報を管理し始めたことで、社員の顔と情報が明確に結びつき、具体的な事例をパっと思い出せる頭の引き出しができたと感じています。

JAPAN TESTING LABORATORIES株式会社
▲PROFILE BOOKの画面イメージ。異動履歴や評価情報などの社員の詳細データを確認できます(※画像はサンプルです)

——人事業務の効率化には効果を感じていますか?

島田様: 閲覧権限に配慮しながら、基幹システムからも給与や労務の情報も一部記載しているのですが、さまざまな社員情報を一元管理する便利さを感じています。以前なら、1人の社員の情報を集めるためにAからDまで個別のファイルを必要とし、その情報を誰が管理しているのかもわかりにくい状況でした。
いまは 「カオナビ」ひとつで社員情報をすぐ確認できる ので、会議や問い合わせの際、質問されたことだけでなく、付帯情報も含めた有用な情報を提供できるようになりました。

「カオナビ」を社員の声に耳を傾けるツールとして活用

——現在はPROFILE BOOKの活用が中心かと思いますが、そのほかに使用した機能はありますか?

島田様: 社員へのアンケート配信・収集ができる VOICE NOTE で、新卒社員向けのアンケートを行なってみました。さまざまなテンプレートが用意され、質問などを書き換えるだけで作成できて簡単でしたね。集計結果をグラフ化でき、グラフをクリックすると該当する回答者が表示される。そうしたインターフェイスの快適さも手伝って、とても面白い機能だと感じています。

野村様: 今後も続く人事制度の刷新に当たり、大事にしたいのは社員の声です。例えば、産休・育休制度の策定の際も社員アンケートを行ないましたが、VOICE NOTEを使えばもっとカジュアルな感覚で声を集められると思います。 新制度の感想なども「カオナビ」で意見を集め、ブラッシュアップに役立てていきたいですね。

JAPAN TESTING LABORATORIES株式会社
▲VOICE NOTEの画面イメージ。簡単にアンケート票を作成でき、すぐに社員アンケートを行えます(※データは全て一例です。実際の社員情報や使用データとは関係がありません)

今後の活用について

上長のマネジメント意識向上に「カオナビ」を役立てたい

——まだ未使用の機能も含め、今後、「カオナビ」でどのような変化を起こしていきたいですか?

島田様: 今後は研修制度なども充実させ、研修報告や社員のスキル管理も「カオナビ」で行っていきたいです。そのうえで、社員のキャリア意向を加味した適材適所の配置・異動を行ない、事業成長に結び付けたいと考えています。
また、昨年、人事評価制度を新しく立ち上げましたが、期末の面談など、フィードバックの体制にまだまだ課題があります。上長が部下をマネジメントしていく意識を育てていくためのインフラとして「カオナビ」を活用し、部下の業務日報の閲覧やコメント入力、面談記録などを上長が行える体制も検討していきたいですね。

この企業と同じカオナビ選定理由(人材情報をマネジメントや現場に共有したい)の事例