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株式会社エコリング

離職率が大幅に減少!社員一人ひとりの「働きがい」をサポートしてエンゲージメントを向上させるエコリングの「カオナビ」活用術

2020.08.12
人材情報の共有
社員のデータ分析
  1. 株式会社エコリングのビジネスモデルとは?
  2. 「カオナビ」導入にいたったエコリング人事部の課題
  3. 「カオナビ」を活用した課題解決
  4. エコリング独自の「カオナビ」活用法

エコリングはブランド品、貴金属・宝飾関連をメインに、日用品、家電、洋服まで「何でも買取」をモットーにしている買取専門店。全国約80店舗を展開する同業種のパイオニア的存在であり、ネット販売マーケットを普及させた立役者でもあります。現在は健全経営とさらなる企業成長を見据え、直営店舗のフランチャイズ化を推進中。その要となるのが人材育成です。責務を負う人事部では、社員一人一人にスポットを当て、組織としてのシナジーを高めるための施策づくりに取り組んでいます。そんな同社のユニークな「カオナビ」活用法を紹介します。

株式会社エコリングのビジネスモデルとは?

既存店のフランチャイズ化に注力

在里弘樹様(以下、在里様):当社では、お客様から定評をいただいている「何でも買取」「親身な接客」「高値買取」のサービス品質を維持するため、直営店舗にこだわってきました。実際に直営で80店舗を抱えるのは業界内トップクラスの実績だと自負しています。しかし企業としての健全性やマーケットスピードを考えると、もはや直営店舗に固執している時代ではありません。そこで2年前から、直営店舗をベースに徐々にフランチャイズ店舗への切り替えを推進。現在は約20店舗がフランチャイズとなっています。

▲人事総務担当 執行役員 人事部 部長 在里弘樹様
▲人事総務担当 執行役員 人事部 部長 在里弘樹様

人材教育の基盤となる「エコリング大学」

在里様:サービス品質を落とさないままフランチャイズ化を推進していく要となるのが人材育成です。当社では、新入社員に「エコリング大学」という3週間の研修を行っています。これは社内物流、管理・販売・買取など、会社の業務全般からビジネスマナー、商品知識まで幅広く学ぶだけでなく、役員が創業の想いや企業精神を伝える重要な機会となっています。「エコリング大学」で共有された意識はエンゲージメントへの下地となり、チームワークの醸成にもつながっています。

「カオナビ」導入にいたったエコリング人事部の課題

人事部が現場社員の情報を把握できていない

在里様:「エコリング大学」のような人材教育システムがある一方で、私が異動した頃の人事部には、現場社員の情報を把握しきれていないという大きな問題がありました。人事権は実質的に現場のエリアマネジャーに委ねられており、彼らが面談等を含めて持ち回りの社員情報を管理。異動の意思決定や適材適所の配置を行っているのが実情でした。

組織としてのシナジーを高めるためには、全社の社員情報をより把握することが必要であると考えました。当時は評価制度や意識調査も形骸化していました。だからまずは「カオナビ」を活性化させて社員情報を収集し、人事部が直面している課題を顕在化させることが先決だと考えたのです。

解決すべき課題−1 高止まりしている離職率の分析と解消

在里様:当社は上長が現場に寄り添う文化があり、チャレンジ支援に対する社員の意識が高いと言えます。しかし働く風土は良好にもかかわらず、離職率はここ数年19%前後で高止まりしている状態でした。その原因はどこにあるのか。待遇や制度への不満、会社の方針への理解度などを徹底的に調査し、解決策を講じる必要がありました。

解決すべき課題−2 動機付けによるエンゲージメント向上

在里様:人事部が社員の情報だけでなく希望やニーズを把握できていないため、「働きがい」醸成に有効な手だてが打てないことも課題の一つでした。社員一人一人にスポットを当て、その成長やキャリアへの期待を会社が支援していることを実感してもらえる施策が必要でした。

人事部としても、研修やセミナーを行う上で、スピード感をもって社員情報を収集し、必要に応じていつでもピックアップできるようなシステムを求めていました。そこで改めて「カオナビ」を見直したところ、便利なツールがたくさんあることがわかったのです。さっそく松岡に「カオナビ」が導入企業に向けて実施している自習形式で設定作業を行える「スタディカフェ」に参加してもらい、積極的な運用に着手。各種調査や施策を常にアップデートしていくことで、人事部としての軸足を確立したいと考えました。

「カオナビ」を活用した課題解決

VOICE NOTEで「マル秘サポートシート」作成

在里様:まず取り組んだのが人材管理に必要な社員情報を網羅した「マル秘サポートシート」の作成です。「カオナビ」のアンケート機能VOICE NOTEで社員満足度、希望部署、趣味や特技に加え、介護に関する状況や相談相手の有無といった幅広い内容まで調査。シンプルな質問を継続的に行うことで社員が抱える課題が明確に把握できるのではないかと考えました。それらの情報をPROFILE BOOKに登録しておいた顔と名前、役職、勤続年数などの基本情報とあわせて、社員一人ひとりの詳細なデータベースをつくりました。

アンケートの結果、介護について数名が非常に厳しい状況に置かれていることや、悩みを誰にも話せず一人で抱えている社員が一定数存在していることがわかりました。人事部では早急に介護制度の見直しや、外部相談窓口を設定。定期的な調査によってリスクの兆候を的確に捉えることができるようになりました。退職意向の高まりが懸念される社員にはダイレクトアプローチを行うなど、問題解決のためのサポートやフォロー体制の構築につなげました

▲エコリングのVOICE NOTE画面(※画像はイメージです)。満足度調査を行い、社員のコンディションやモチベーションを把握している。
▲エコリングのVOICE NOTE画面(※画像はイメージです)。満足度調査を行い、社員のコンディションやモチベーションを把握している。

VOICE NOTEでの調査結果をCHART BOARDでグラフ化、全社員に開示

在里様:「社員満足度調査」はVOICE NOTEで定期的に行い、「カオナビ」のグラフ機能CHART BOARDでグラフ化しています。ほぼすべてのデータを全社員に開示しています。業務のやりがいやモチベーション、人間関係、待遇、働きやすさなど、社員の等級ごとの数値を出し、前回調査と比較することで課題を見える化。迅速な対応でマネジメントの質の向上を図っています。

社員にとってCHART BOARDのデータは、会社のコンディションを知り、自身の働き方を見直す有効な材料にもなります。離職防止やエンゲージメント向上というと、どうしても福利厚生に目がいきがちです。しかし、それらは最優先事項ではありません。本当に大切なのは、今いる環境の中で成長や学習、スキルアップができているかどうか。そして、どこに「働きがい」があるのかを調査して施策をつくり、それを叩き台にさらにデータを抽出して、具体的な制度のバージョンアップをしていくことが重要なのです。現在の「カオナビ」入力率は60〜70%ですが、それを100%にすることで、入力する意味・目的を理解してもらい、期待値や働きがいにつなげることが人事部の役割だと考えています。

▲エコリングのCHART BOARD活用方法(※画像はイメージです)。満足度調査の結果をグラフ化し、全社員に共有している。
▲エコリングのCHART BOARD活用方法(※画像はイメージです)。満足度調査の結果をグラフ化し、全社員に共有している。

PROFILE BOOKで1on1の面談データを管理

在里様:当社では毎月1on1面談を行っていますが、ここでもVOICE NOTEによる定期的な調査結果が役立っています。モチベーション、方針への取り組み、上司・部下との関係、コミュニケーションの状態、退職・転職の可能性など、データ自体はPROFILE BOOKで登録し、その情報をシート単位で横断的に閲覧できる機能SHEETGARAGEに落とし込んで活用しています。以前はエリアマネジャーが一人ひとりエクセル入力していましたが、保存した情報を面談時に即座に利用できるSHEETGARAGEの優位性は高いですね。さらにVOICE NOTEによる各種調査と1on1で現場の課題・改善ポイントを精査していったことで、確実にエンゲージメントは向上しています。離職率も直近では11%に大きく減少しており、「カオナビ」の活用が直接的とは言えませんが、ほんの小さくとも間接的な下支えを生んでいるのではと感じています

▲1on1での面談結果をVOICE NOTEを使って記録している(※画像はイメージです)。面談履歴をカオナビに登録することで、社員のモチベーションやコンディションの把握に役立てるエンゲージメント向上施策。
▲1on1での面談結果をVOICE NOTEを使って記録している(※画像はイメージです)。面談履歴をカオナビに登録することで、社員のモチベーションやコンディションの把握に役立てるエンゲージメント向上施策。

エコリング独自の「カオナビ」活用法

「ありがとう」アンケートの実施

松岡紫様:「スタディカフェ」では、非常に示唆に富んだ使い方を教えてもらうことができ、「カオナビ」の面白さを実感しました。そこから思いついたのがVOICE NOTEでの「ありがとう」の発信です。上半期に感謝の気持ちを伝えたい社員と内容を入力してもらい、それを集計して各部門長に届けました。人に感謝されてうれしくない人はいませんので、感謝する側・される側双方のモチベーションアップにつながりました。また各部署間のコミュニケーションの深化にも貢献しています。

現在は人事部でしか顔写真やパーソナルデータは見られませんが、いずれはCHART BOARDのデータのように全社員に開示して、顔と名前をヒモづかせるようにしていきたいと思っています。社員一人ひとりの「顔が見える」ようになれば、社員同士の交流にも役立てられます。これからも誰もが気軽に参加できるような「カオナビ」の使い方を考えていきたいですね。

▲人事部 松岡紫様
▲人事部 松岡紫様
設立
2001年
資本金
1000万円
社員数
361人 *2018年1月時点
事業内容
買取事業、ブランド品専門店運営販売事業、インターネット販売・業者間取引販売事業貴金属販売及び古物オークションへの販売事業
  • ※インタビューの内容は取材時のものになります。

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