カオナビ社 × MyRefer社 企業を強くするエンゲージメントの高め方 ~リファラル採用とタレントマネジメントを成功させるコツとは?~

2019年9月11日

人材管理セミナー

こんにちは!コミュニケーションデザイン室の松田です。
9/5(木)にカオナビ社 × MyRefer社 共催でセミナー『企業を強くするエンゲージメントの高め方 ~リファラル採用とタレントマネジメントを成功させるコツとは?~』を大阪にて開催しました!

なんと 満員御礼で50名 もの方々にご参加いただきました。
少し窮屈な様子でしたが、開催側としては嬉しい限りです!ありがとうございました。

本セミナーでは、国内初のリファラル採用(※)活性化のサービス『MyRefer』をご提供されているMyRefer社 COOの細田氏と当社COOの佐藤が登壇!
採用から定着まで、一連の人事プロセスを戦略的にマネジメントするための課題や打ち手など、HRテックを上手に活用してエンゲージメントを高める方法をご紹介しました!
※リファラル採用とは
社員に呼び掛け、友人知人を紹介してもらう採用手法。リファラルリクルーティングとも呼ばれています。

このようなイベントを今後も開催していきますが、当日残念ながら参加できなかった方のために、ブログにてレポートを掲載します!

参加された皆様からいただいたコメントとともに、当日の様子をお伝えします。

このレポートでわかること

  • 社員をファン化させる方法とその効果について
  • リファラル採用の潮流について
  • タレントマネジメントとリファラル採用の相乗効果について

活躍人材の定着を実現する 個の時代のエンゲージメント施策とは

第1部は当社COO佐藤による「従業員のエンゲージメント向上をHRテックでどのように加速させるのか」についてご紹介しました。

エンゲージメントの定義はいくつかありますが、佐藤は従業員エンゲージメントを「会社が好きで仕事にやる気がある度合い」と定義しています。

佐藤は、エンゲージメントを4項目に分類(目標・活動・仲間・報酬)し、企業の価値提供と個人の期待のギャップを把握することが大切であることを説明した上で、「それぞれに対し、有効である施策を打つのはもちろんのこと、企業はその上流概念となるエンプロイーエクスペリエンス(従業員が会社の中で体験する「経験価値」)について考えるべきである」と語りました。

特にミレニアル世代のエンプロイーエクスペリエンスで大切にすべきポイントは下記です。

  1. オープンであること
  2. カスタマイズされていること
  3. リアルタイムで提供されること

そして、従業員の「体験」によるエンゲージメントは「給与よりも、達成感や承認の体験の方がポジティブに影響する」と説明しました。

佐藤はエンゲージメントを向上させる取り組みについて、
「自社課題の特定」→「対策の検討・実施」の順で行うべきであると説明。
加えて、タレントマネジメントシステムを利用すれば、エンゲージメントの向上に加え、様々な効果を得られると語りました。

その例として、カオナビを利用すると、アンケート機能「VOICE NOTE」などで課題を抽出したり、10月1日からリリース予定の新機能「パルスサーベイ」では離職予兆を察知する施策を取ったりすることができると紹介しました。

そして最後に、

  • HRテック市場の活性化に伴い、様々なサービスが出てきているが、必要なのはそれを上手く”使いこなす”ということ
  • 従業員にその便利さや体験が届かないとただの管理ツールになってしまうこと
  • 社内でエンプロイ―エクスペリエンスを考え、どんな価値(体験)を提供できるのかを整理することから始めるとスムーズである

と説明しました。

社員をファン化させる社内広報とリファラル採用

第2部はMyRefer社 COOの細田氏による、リファラル採用の現状と具体的な効果についてご紹介頂きました。

細田氏は、佐藤と同様に動機付け要因(達成感や承認)に訴えかけるような従業員体験によってエンゲージメントの向上を成しえると説明。

さらにMyReferでは、リファラル採用の活性化によって、エンゲージメントの向上が期待できるといいます。
つまり、リファラル採用に関わることによって「社員が自社を紹介する理由」「自分が何故この会社で働いているのか」などに向き合う機会ができることに加え、会社の経営資源に対するミッションに関わることで、当事者意識を持つきっかけになると語りました。

そのためには社員を巻き込み、自分ごととしてプロジェクトに参加してもらうことが最も大事だといいます。

また、リファラル採用に協力した社員の意識調査(Recruiting Excellence Award 2012年 ERPに参加した従業員約1600人へのアンケート調査)では、

1位:「友人の力になりたいから」 51.4%
2位:「自社でともに働く人材の選択に自分も関わりたいから」21.6%
3位:「ボーナス収入を得たいから」11.3%
4位:「会社に貢献したいから」7.8%

という結果が出ているという。

ボーナスなどでリファラル採用を推進している企業も少なくないが、
リファラル採用の活動を行う動機は「自組織に対する当事者意識」「組織や友人に対するホスピタリティ」に起因する以上、
むやみにインセンティブを吊り上げたり、「●●円上げるから友人を紹介してくれ」というコミュニケーションに終始することの危険性も説明。

さらになぜリファラル採用がこんなにも注目されているのかについても紹介しました。

この10年で流通情報量は倍近く伸び、SNSが流行する今、求職者も「リアルで生々しい情報」を求める時代に突入した結果、
デジタルネイティブ世代の35%がリファラルで職探しをしているという結果も出ているといいます。

つまり社員からのリアルで生々しい発信こそ、採用の競合優位性につながることとなります。
そのため、社員からのリアルで生々しい発信をしてもらうためには社員を自社のファンにしていくことが不可欠であると細田氏はいいます。

また、そもそもリファラル採用は「社員紹介制度(従業員の紹介による採用)」をさすことが多いですが、「社内外の信頼できる人脈を介した、採用活動」のことを指していると解説。

日本においても70%の企業が興味をもっており、(米国では一番使われている採用手法:2012年時点で85%が実施)さらに、情報の信頼性が高く、高決定率で離職率も低いというデータも出ているそうです。
※広告の20倍、人材紹介のおよそ4倍の決定率 採用者の離職率が20%低下

しかし、リファラル採用を導入するには課題も多く、失敗事例は下記のようなものが多いです。

そういった課題をまるっと解決できるサービスがMyReferだと細田氏はいいます。
課題が明確であれば打ち手は明確です。
こういったサービスは「何となく入れる」ではなく、「目的を達成するため」「課題を解決するため」など前段がとても大切になります。

そういった意味で、課題があるからできないではなく、こういったサービスを活用してより効率的に壁を取り払うことも時流に乗る大切な考え方だと説明しました。

MyRefer社 × カオナビ社 のパネルディスカッション

第3部は弊社佐藤と細田氏によるパネルディスカッションを実施しました。
今回は『sli.do』を活用し投稿いただいた質問に対して回答していくカタチで進行。

たくさんご質問を頂きましたがその中で、いくつか抜粋して掲載します!

参加者様の質問

エンゲージメント施策でのツールの有効性とはどんなところにあるのか?

カオナビ社 佐藤の回答

時系列かつ一覧性、網羅性のあるデータを利用できるところです。
ツールを使わずに管理していくと、情報格差が生まれたり、齟齬が発生したり、小さなストレスが積み重なっていきます。そういったものを解決できるのはツールのいい部分です。

よくツールを入れる際に簡単に導入できますか?とも聞かれるが、導入時は正直申し上げて大変です。
初期の設定が大変だからこそ、設定してしまえはその他はスムーズになる。そこはしっかりと認識しておいたほうがいいと思います。

あとこういったサービスには2種類あって、
偏差値を下げる(顕在的な課題を解決する)サービスか、
偏差値を上げる(潜在的な課題を顕在化し、解決する)サービスか。

前者は今あるものを簡略化するサービスで、使い方が絞られていることが特徴です。

後者は会社として新しく取り組むことや、データを活用してなにかをしたいというプラットフォーム型などのツールです。こちらは使い手の創意工夫によっていくらでも広がりますが、使い手によってはただの箱になってしまうものです。

参加者様の質問

ボーナス支給はよくないといいましたが、少額でもそうですか?

MyRefer 細田氏の回答

いえ、やらないよりはやったほうがいいです。
社員の一部はインセンティブが欲しい人がいるからです。

重要なのはインセンティブやボーナスを支給する際のストーリーだったりします。
「お金をあげるから友人を連れてきてくれ」と言われていい気分になる人はいないと思うので。

インセンティブの種類も様々で、給与として支給する企業もいらっしゃれば、
ソーシャルギフトだったり、自社商品の割引券やタダ券だったり、
友人との会食やお誘いする際のカフェ代金を経費精算できたり、
ハワイ旅行をプレゼントする企業もいらっしゃいます。

最後に

皆様お忙しい時期の中、ご参加いただきありがとうございました。運営メンバーも非常に有意義な時間を過ごすことができました。

またカオナビ主催のセミナー・イベントは随時開催予定です! イベント告知をお見逃しなく!

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