新卒社員の1年目~3年目の離職率(平均)はどれくらいですか?

厚生労働省発行の「新規大卒就職者の事業所規模別離職状況」によると、1年目~3年目まで新卒社員のうち1年目に辞める割合は、大卒の場合で10%前後です。

1年目に最も高い離職率となりその後少しずつ下がっていきますが、1~3年目の合計による離職率は、毎年30%を超えることが大半です。

とはいえ、新卒の離職率は最終学歴によって大きく差があることも事実。どの離職率を参考にするか、検討も必要でしょう。

学歴で変わる離職率

大卒の新卒社員の場合、1~3年目の離職率の合計は30%を超えるほどです。しかし高卒の新卒社員の場合、1年目の離職率は20%ほどですので、 そのため3年目までを合計すると40%を超える離職率になります。

中卒の新卒社員になるとさらに離職率は上がり、1年目で40%を超え、3年目までには60~70%を超える離職率となっています。この傾向は最近に限ったことではありません。以前から同じような推移をしているのです。

業種で変わる離職率

最終学歴によって新卒の離職率に差が出るだけではなく業種によっても離職率は大きく異なるのです。最終学歴に業種を合わせて新卒社員の離職率を比較すると、より具体的な離職率が分かるでしょう。

政府は、毎年新卒社員の離職率を発表しています。自社のデータと比較して離職率が高い場合なぜかを分析し、必要に応じて改善に取り組むとよいでしょう。

さまざまな状況の離職率と総合して検討

入社後1~3年目での新卒社員の離職率は、大卒の場合毎年10%程度で、最終学歴により離職率は変わります。そもそも大卒~中卒のどの状況でも1年目が最も離職率が高く、次第に下がっていくのです。

また業種ごとにも離職率に違いがあります。さまざまな状況における離職率と総合して検討することで、自社の具体的な離職率も掴めるでしょう。