OJTでトレーナー社員に配るマニュアルを作りたいです。どのような内容にすれば良いでしょうか?

OJTトレーナー向けのマニュアル作成では、次の3点を明確にしましょう。担当トレーナーが業務の相互関係を体系的に理解し、各OJTの役割を俯瞰してみやすくなります。

  • OJTの期間と目標
  • OJT実施計画
  • 指導および育成方針

指導の段階ごとに期間と目標を明確にする

OJTを実施する際は、最終的に期待する社員像に向けて、指導の段階ごとに期間と目標を明確にすることが大切です。

目標を設定する際には、仕事の難易度(低い→高い)や、仕事の範囲(狭い→広い)、自主性(低い→高い)を高めるように設定することが必要です。その上で、各目標を達成するための期間を決定し、実施計画を作成します。

目標と期間が決まり、実施計画をトレーナーと参加者が共有することで、目指すべき姿や期間がはっきりするので効率的な指導と育成が可能になります。

指導や育成方針を決定し、共有する

また、指導や育成方針を決定することは、トレーナーによる指導のバラつき防止に有効です。

参加者が安定して研修を受けられるように、指導に一貫性があることが重要です。トレーナーによって指導方針がコロコロ変わることは、指導を受ける側にとっては負担になり、モチベーションを低下させる原因にもなります。

指導・育成方針を共有するためには、OJT担当者だけでなく社内や部署内においてキックオフミーティングを開き、意思統一を図る必要があります。社内や部署内で方針を共有することで、組織として一貫した方向性が保たれ、参加者の混乱を避けることができることはもちろん、OJT担当者の負担の軽減にもつながります。

組織として目標を共有する

OJTが失敗してしまうのは、職場やトレーナー任せきりにしてしまうことも大きな原因です。トレーナーによって多少の個性の違いはありますが、最終的に期待する社員像に効果的に近づけるためには、組織として目標を共有することが大前提です。

細かく目標と期間を区切って計画し、達成度を適宜評価することで、成果がわかりやすく、場合によっては修正も行いやすくなります。