360度評価を導入してみたいと考えていますが、何かデメリットはありますか?

社内の人間関係に影響、談合が発生する可能性、評価の仕方に差が出るといったデメリットが考えられます。

これまでのように上司が部下を評価するのではなく、多くの人が評価者となるため、多くのデメリットにつながりやすいのです。

人間関係への影響

上司が部下を評価するだけでなく、部下が上司を評価したり、同僚同士で評価をしたりするのが360度評価です。そのため、上司は部下に厳しくできなくなったり、余計な気を遣ってしまったりすることも。

また、同僚同士で評価をし合うため、お互いにどのような評価をするのかを気にして、不信感などを抱くことも考えられます。

これにより組織内の人間関係が悪化し、社内の雰囲気が悪くなる可能性も考慮しなければならないでしょう。

社員同士の談合になる可能性

お互いの評価をよくするため、

  • 社員同士で話し合い
  • 口裏を合わせる
  • 社内での飲み会が増える

など互いでカバーし合い評価を上げようとする動きが考えられるのです。これらは、正当な評価につながりません。

また、評価の仕方に差が出る可能性も。好き・嫌いなど主観的な感情が入り、客観的な評価ができないこともあるのです。

目的や方法を認識してデメリットをなくす

さまざまな人が評価を行う360度評価。偏った評価が減るというメリットはありますが社内の人間関係に影響、談合が発生、評価の仕方に差が出るといったデメリットも存在するのです。

デメリットをなくすには、どうすれば予防できるか、360度評価の目的や方法などを認識しておきましょう。

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360度評価 デメリットのQ&A

360度評価は、同僚や部下など、上司以外のあらゆる立場の評価者をまじえ、多角的に人材を評価する制度です。 二者間で行われる通常の人事評価よりも、評価の公平性が担保されやすくなる傾向にあります。 正当な評価を実現することで、従業員の評価に対する満足度も高まるでしょう。
システム導入をおすすめします。360度評価システムで、完全な匿名性を担保できるように評価フローを電子化すると、社内の談合や人間関係への影響を未然に防ぐことができます。 また、360度評価は運用負荷が高いことで知られています。回答集計やアラート通知などのワークフローの管理もシステムで自動化し、業務効率化を図ることができます。
カオナビを導入した株式会社グローバルトラストネットワークスでは、360度評価にさらにMBO(目標管理制度)も組み合わせ、システム上で独自の複合的な人事評価制度を実現し、運用されています。 詳しい企業事例はこちらから見ることができます。