人材マネジメントシステムの【課題】と【導入ポイント】

社員の才能、能力、スキルを把握し、可視化することで、タレントマネジメント をサポートするツール「人材マネジメントシステム」。日本企業においてスムーズな導入が難しい理由と選択のポイントをご紹介します。

1.人材マネジメントシステムとは?

「人材マネジメントシステム」とは、タレントマネジメントをサポートするシステムのことをいいます。1990年代後半に米国で生まれたタレントマネジメントは、社員ひとりひとりに備わった持ち味、資質、特性を分析し、その能力をもっとも発揮できる部署に配属することで、社員のモチベーションを上げてリテンションを図り、会社の業績も向上させる統合的な取り組みです。

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2.人材マネジメントシステム導入の課題

ビジネスのグローバル化にともなって、日本の企業においても、日本人ではない社員にも対応できる人材マネジメントシステムの構築が必要となってきました。また、海外でも活躍可能な次世代リーダーの育成と選抜のために、タレントマネジメントはとても重要なテーマになっています。

しかし、導入がスムーズにできている日本企業ばかりではなく人材マネジメントシステムの導入と活用に問題を抱えているところが少なくありません。理由としては、次の3点が挙げられます。

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①管理の幅が広がっている

いまある人材マネジメントシステムの多くは、日本国内の社員を管理することを前提にシステムが構築されているため、多言語対応ができていません。しかしそんな中で、ビジネスのグローバル化により、海外現地法人で働く現地ローカルスタッフのハイポテンシャル人材の把握が急務となっています。

また、日本においても本社単体での人事管理ではなく、グループ全体でのタレントマネジメントの実践が求められるようになってきました。しかし現状のシステムでは、機能面の制約が対象を広げる際の壁になりがちです。

②組織間における権限調整が難しい

タレントマネジメントを統合的に推進していくためには、複数組織間の調整が必要です。その際に強力なリーダーシップがないと、調整を決定させることが困難になります。また、国外の人材管理のためには、各国の個人情報法令への対応なども生じることから、業務が煩雑化する傾向があります。

③拡張を意図して選定していない

マネジメントの対象となる人材や施策を安易に拡張対応したことで、その後に追加する必要が生じた機能の拡張や権限の修正ができないまま、根本的な問題として残るケースが少なくありません。

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3.人材マネジメントシステム導入のポイント

タレントマネジメントは、関係してくる人事施策が多岐に渡るため、自社の事業特性や現状のステータスを把握し、マネジメントにおける優先課題を明確にした上で、施策プロセスやシステムの活用方法を具体的にしていくのがポイントとなります。

また、マネジメントの各施策である「人材採用」・「目標管理と人事考課」・「異動・配置」・「人材育成」・「後継者計画」・「キャリア開発」などは、どれも個別に展開していくものではなく、人材マネジメントの基本的な考え方に沿って統合的に取り組まなければいけません。

その意味では、人材マネジメントシステムの選択として重要なのは、個別施策に必要な機能を満たすことはもちろんのこと、各機能を緊密に連携させながら運用できるかどうかになるのです。

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