倫理憲章とは? 新卒採用で気を付けたい2018卒就職スケジュールと就職協定

2017卒の新卒採用活動も終盤を迎え、2018卒の新卒採用活動に向けての準備がはじまります。経団連が策定した倫理憲章に従って、より優秀な人材を獲得するため、就職協定から倫理憲章への流れと2018卒の就職スケジュールについて確認しておきましょう。

倫理憲章とは?経団連が策定した新たな就職協定

倫理憲章は経団連が策定し、正式名称は「大学卒業予定者・大学院修士課程修了予定者等の採用選考に関する企業の倫理憲章」といいます。

就職活動の早期化などで学生の本分である学業に影響が出ることを懸念し、経団連が中心となって、1998卒の新卒採用活動を行う1997年に策定した採用活動に関するガイドラインです。

新卒採用の広報開始日(説明会解禁日)、選考活動開始日、内定日などが決められており、企業の採用情報などは適切な方法で行うこと、そして公平公正な選考を実施することが定められています。

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就職協定から倫理憲章へ

1997卒の新卒採用活動までは、1952年に企業側と大学、短大側が自主的に結んだ就職協定がありました。しかし、高度経済成長期の人手不足の中で、早いうちに良い人材を獲得しようとする企業による協定破りが出て、最終学年前に内定が出てしまう青田買いが何度も問題になりました。

就職協定は法的な縛りがなく、協定を破った企業への罰則として1978年に社名公表が付け加えられましたが効果はなく、1996年、つまり1997卒の新卒採用活動をもって就職協定は廃止されました。この就職協定に代わるものとして、経団連が中心となって策定したのが倫理憲章です。

最初の倫理憲章では、採用スケジュールは内定日だけしか定められていませんでしたが、その後広報開始日(説明会解禁日)や選考開始日も定められ、これらの日付については社会情勢等の変化に応じて何度か変更されています。

2018卒就職スケジュールを確認

記憶に新しいところですが、2016卒の新卒採用活動は広報開始日(説明会解禁)が2014年12月1日から2015年3月1日へ、選考開始日が2015年4月1日から2015年8月1日へと後ろ倒しになりました。学生が学業に専念できるようにという理由がありましたが、内定日は10月1日と変わらずかえって混乱してしまいました。

これを反省して、2017卒の新卒採用活動を行った今年度は、広報開始日(説明会解禁)は2016年3月1日のままでしたが、選考開始日が2016年6月1日と変更され、企業も学生も、前年度が参考にならない中での採用活動となりました。

経団連は2016年9月12日、来年度(2018卒)の新卒採用活動の日程を、今年度(2017卒)の採用活動と同じく、広報開始日(説明会解禁)3月1日、選考開始日6月1日とする方針を決定。

選考期間が実質2ヶ月となった今年のスケジュールには、企業、大学、学生から変更すべきという声があがっていますが、毎年のスケジュール変更で混乱するのを避けることを優先に決定されました。

人事担当者の皆さんは、今年度と同じスケジュールということですのでぜひ今年度の経験を踏まえ、2ヶ月という短い選考期間で効率的な選考活動が行えるよう早めの準備を進めていきましょう。